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2025/12/8 16:36/Zoo/シャキーラ

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[Special Interview_中]

雷雨中止から1年、「ベリテンの物語」が生まれた日~10-FEET独占インタビュー(中)

昨年のベリテンライブ2024Specialでは、落雷による中止でステージには立てなかった10-FEET。今月末のベリテン2025Specialを前に、RADIOBERRY独占インタビューでは、昨年のベリテン楽屋裏で何が起きていたのか、セットリストを発信した理由は…などに迫ります。
インタビュー担当 / 渡辺裕介(RADIO BERRY)


■中止を聞いた瞬間、楽屋で生まれた不思議な一体感
昨年のベリテン楽屋裏を振り返る10-FEETの3人

──昨年(2024年)のベリテンについておうかがいしたいのですが。

TAKUMA  去年のベリテンは楽屋エリアも土砂降りで、ゆっくり話せる状況ではなかったんですけど…確かヤバT(ヤバイTシャツ屋さん)とかいた?

NAOKI いたいた、しゃべったよね。ちょうど入れ替わりで。

TAKUMA  いろんなアーティストと話せました。僕らは中止のアナウンスを少し早く聞かされたんですが、その時に主催者の方が「できれば来年、またぜひ同じメンツで呼ばせていただきたい!」とおっしゃってくれた。変な話ですがその時、楽屋に一体感みたいなものが生まれたんです。

「やりたかったなあ」という思いがあり、お客さんの「帰らなあかんか」という思いも、アーティスト全員が感じていた。バンドマンはライブを見に行くのも好きなので、お客さんの気持ちはすごくイメージできる人が多いんです。「お客さん残念だな」「俺らも残念だな」という気持ちを、楽屋エリアでみんなと共有してたんですよ。

だから昨年のベリテンは、「よし! もし来年も呼んでもらえるんやったら、絶対リベンジしましょうね! 今年の分も楽しませましょうね!」という雰囲気が暗黙でありました。中止は残念だけど、出演アーティスト同士が一生忘れない、「悲しいことを乗り越えて、ポジティブに変えられるいいフェス、いいライブにしましょう」という思いをずっと持つだろうなと。忘れられない「ベリテンの物語と思い出」が生まれた瞬間だったので、悪いことだけではなかったんですよ。


■初めてではなかった? セットリスト公表の裏話

──印象的だったのが中止決定後、楽屋で当日予定したセットリスト(演奏曲のリスト)を、写真でSNSに出されたこと。これはバンド史上でも、あまりなかったことでは?

TAKUMA 実はその前に1回だけありまして…。旭川で誤って事前に、セットリストを配信してしまったんです。
楽屋でその日予定していたセットリストを公開する3人(昨年9月8日のXから)

NAOKI 僕ですね!(笑) ファーストアルバムからちょうど10年、そのアルバム中心のセットリストでやろうとなった。すごくレアなので写真を撮り、本番後にアップしようと文面を保存したつもりが…間違って送信しちゃってて! 後で気づいて「これ消さな!」と思ったんですが、既に拡散されてしまい、「あかん、やってもうた…」と。幸いオープン後だったので、ホールのお客さんが見ることはあまりなかったですが。

TAKUMA 一応は消したんや?

NAOKI でも旭川以外のお客さんが、「このセットリストやばない?」って結構つぶやいていた。すぐ2人のとこに行って、「ごめん、間違ってアップしちゃった…」と。

──「情報が漏れました、犯人は私です」と。(笑)

TAKUMA SNSで爆発的な拡散力があるセットリストなので、去年のベリテン中止の時は、「ええんちゃう?」と思って載せました。

──「goes on」から始まり「ヒトリセカイ」まで、みんなを楽しませるぞという気持ちが伝わるセットリストでした。
旭川でのセットリスト誤送信について語るNAOKI(右)とTAKUMA

TAKUMA 24年に中止になったあの瞬間、僕らの「ベリテン2025」は始まっていたんだと思います。

──前回発表いただいたリストは、予習してきてもいい感じですか?

NAOKI それ、まんまやるのも面白いかも…と言っておいて、本番では急にノリで変わるかもしれない。(笑)

TAKUMA 1曲目がそのセットリストと一緒やった瞬間に、ザワつくっていう…。

KOUICHI それ面白いね!


■RIVER~「日本で一番川に詳しいバンド」になる日も近い?
ライブでは「RIVER」の川の名前を、ご当地の川に変えて歌っていることを説明するKOUICHII(左)とTAKUMA

──持ち時間もありギュッと絞った時間になるかと思います。ところで、ライブで時間がない時に見かけるのが「時間がないときのRIVER」というすごい曲。何がきっかけで始まったんですか?

NAOKI あれは元々僕らからしたら、カバーしてもらった人の曲で…。(笑) 四星球がやってくれたのを、僕らが逆にカバーしているようなもんです。

※10-FEETの人気曲「RIVER」の2小節だけを、四星球がカバーした10秒の曲。2016年の京都大作戦で四星球が披露すると、10-FEETもアンコールのラストで逆披露したことで話題になった。

──まるで逆輸入ですね。残り時間本当にギリギリだけど、ステージ上で「どうする? やるか?」という感じですか。

NAOKI そうですね、時間次第で「じゃあやるか!」と。

──「RIVER」といえば、地方で演奏する時、歌詞の中にご当地の川の名前を入れていますね。ベリテンでも栃木の川として、鬼怒川や那珂川を入れていただきましたが、あの演出はいつ頃から?

KOUICHI ハッキリ覚えてないなぁ…。

NAOKI 初期は多分そのままの歌詞でやってたけど、途中からやり始めたのかな?

KOUICHI 京都大作戦の2008年の時には変えてたかな。映像を見たらわかるけど。

TAKUMA ツアーのアドリブでやったのが、「ええやん」となったんじゃないか。メンバーで「ここ地元の川にせえへん?」とか言うタイプの我々ではないので…。

NAOKI 実は何度か失敗も重ねていて…。最寄りの川を入れて歌っても、意外と浸透してないマイナーな川で、お客さんが「何それ?」となることもあった。今はちゃんと浸透してる川を調べてます。(笑)

──いつしか「日本一川に詳しいバンド」になるのでは?

KOUICHI 多分もう47都道府県全部で、川の名前を言ってるんじゃないかな…。(笑)

インタビュー(下)へ続く




10-FEETも出演する「ベリテンライブ2025 Special」は9月27日(土)、28日(日)開催!
詳しい情報はこちら

  
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