[さくらカフェブレイク]2012年12月5日
*さくら市の夜を彩るイルミネーション*![]() 今回は 琴平通商店街の副会長・正親孝夫さんも来てくれました*
このイルミネーションは正親さんあってこそ!! 配線もデザインも正親さんがいれば安心!琴平通商店街のイルミネーションの強い味方なんです。 それは なぜかって。 正親さんは氏家にお店を構えて60年の電気屋さんだからです! ここは正親さんの腕のみせどころ! お店を出てすぐ左を向くと その突き当りにはもうどどーんと噂のイルミネーション広場が!! 色とりどりの大きなクリスマスツリーやトナカイをかたどったイルミネーションがキラキラと光り輝いています。 ![]() きれいですねぇ。と うっとり白いため息が。
「本当に手作りのイルミネーションなんですよ」 という斉藤さんの言葉通り 10年前に始まったこのイルミネーションは 毎年少しずつ電飾を足しながら 工夫しながら作っていらっしゃいます。 「最初は電球を使っていたので 電気を食うのであまり点けられなかったんですが 今LEDになったので 毎年毎年増やしていっています。」 と 正親さん。 今では町の人たちにとって冬の風物詩になりつつあるこのイルミネーションですが このイルミネーションが始まった当初 10年前は色々な苦労があったそう。 それぞれのお店で一斉に電気をつけようとしても なかなか一斉に灯すというのは難しい。 そこで 町の電気屋さん 正親さんの登場です! 東電と交渉して街路灯と一緒に点灯してもらうことに成功したんです!! つまり 琴平通商店街のイルミネーションは街路灯と連動していて 暗くなるとすぐに街路灯と共にイルミネーションも点灯する仕組みになっているんです。 「薄暗くなってきますと 蛍の光のように灯ってきます。」 と斉藤さん。 そうやって商店街の方々が一丸となって灯してくれているイルミネーション。 「学生さんが帰り道に携帯で写真を撮ったりねぇ 小さい子どもさんなんかもね結構来ていただいて ほんとにほんとに 子どもさんが喜んでいただくとね 有難いと思ってるんですよね。」 と 本当に嬉しそうな顔で語ってくれた斉藤さん。 色々な苦労を乗り越え このイルミネーションを灯し続けているのには 商店街のみなさんのそんな笑顔がみたいから。 そんなイルミネーションが始まったきっかけというのは 元々琴平通商店街はスーパーが三軒あって この辺りの一番の商店街でした。 それが段々とみんな郊外へと移り住むようになり 町の中がどんどん寂れていってしまったそう。 それに伴い 毎年行っていた七夕祭りや琴平祭りなどのイベントも 高齢化の影響でなかなか開催できなくなってしまいました。 それでも せめて このイルミネーションで商店街を元気づけようと始まったわけなんです。 そんな琴平通商店街のイルミネーションに関わっているメンバーは今はだいたい10人弱ほど。 「もうだんだん我々も年取ってきて 人数が少なくなってきちゃって 町内会の方でも見てらんなくて 町内の区長さんとか公民館の館長さんだとか手伝いにきてくれてるんですよ。」 と斉藤さん。 町のひとたち一体となってイルミネーションを灯し続けたいという想いが広まっている一方 高齢化は避けられない大きな問題です。 そんな気持ちを知ってか知らずか この冬から喜連川方面を中心として私達も町にイルミネーションを灯そう!と活動を始められた方達がいらっしゃるんです。 そのメンバーには20代の若者の姿も。 そのことを斉藤さんと正親さんに伝えると 「ああ 素晴らしいですねぇ。本当に若い人が頑張ることが一番力強いことですよね。」 と とても喜んでらっしゃいました。 喜連川のメンバーに向けて 先輩としてお2人からエールをいただきました。 斉藤さんからは 「最初はみんなで集まって楽しくやれば長く続いていきますし やっぱり長持ちしないとね。 ますます良くなるために 少しずつ 地道に頑張っていってください。」 正親さんからは 「若い人から始めたってことは素晴らしいことじゃないかと思います。 喜連川と氏家と さくら市が合併しましたので お互いが協力して盛り上げたいと思います。」 そんなお2人からの力強いエールを胸に いざ 喜連川へ!! 着いた先は喜連川庁舎がある通り。 喜連川商店街のメインストリートです。 お話を伺ったのは さくら市民活動拠点づくり団体の若手のホープ・大河原千晶さん* 待ち合わせは活動の拠点にもなっている はやき風 株式会社。 こちらの会社の建物もきらきらと綺麗なイルミネーションが灯されていましたよ。 ![]() 今年から「喜連川にもイルミネーションを灯そう!」と活動を始めたさくら市民活動拠点づくり団体。
その活動は 氏家のように、イルミネーション広場のような一角を作るのではなく 1軒でも多くの商店街のお店さんにイルミネーションを灯してもらって町を明るくしよう!という活動です。 このような活動のきっかけとなったのは やはり高齢化の影響が大きいよう。 喜連川商店街は 以前は喜連川の商工会が中心となって 町にイルミネーションを灯そう!ということで電飾を各商店の方に買ってもらい 各商店の方々が個人個人で飾り付けをしていたのですが それがここ最近は商店街のみなさんの高齢化に伴って 段々飾り付けをする商店さんがいなくなってしまいました。 そんな中で 動き出したのが さくら市民活動拠点づくり団体。 飾りつけボランティアをすることによって 元々それぞれの商店さんで持っている電飾を復活させて もう1度喜連川商店街を灯そう!!と活動を始められたんです。 まずは 拠点となっている はやき風 株式会社の建物をイルミネーションで飾りつけしたところ 「すごく綺麗だからうちもやりたいわ~!!」というような商店さんからの声が。 「じゃあ一緒にやろうよ!!というとこまで話を持って行けたところが今のところ4軒ほど。 まだまだこれからもどんどん増やす予定です!!」 と イルミネーションに負けないくらいのキラキラとした瞳で語ってくれた千晶ちゃん。 そんな千晶ちゃんは 実はずっとこの喜連川に住んでいたわけではなくて この町に越してきてまだわずか1,2か月ほどなんです。 そんな この町に来たばかりの千晶ちゃんが こうして町を盛り上げたい!という その熱いパワーってどうして湧いてくるんだろう? と聞くと 「すごく個人的な話になっちゃうんだけど 喜連川に引っ越して来て 喜連川の人たちの暖かさとか優しさに触れて もうそれがすごい嬉しかったし 外から来た自分に こんなに優しくしてくれて 本当に嬉しくて 何かこの町に恩返しがしたい。っていう気持ちが強くなって それが原動力になっています。」 と千晶ちゃん。29歳。 千晶ちゃんを動かすパワーの源って言うのは 喜連川の方からもらった優しさ。 イルミネーションにはその恩返しという気持ちも込められていたんですね。 そんな千晶ちゃんに 先ほど氏家の琴平通商店街の斉藤さんと正親さんからいただいた言葉を伝えると 「氏家と喜連川 ひとつになってさくら市を盛り上げよう!っていうのが一番の目的ですので 氏家の方たちがそういう風におっしゃってくださっているのは もう本当に心強いし これからのエネルギーになるので すごく嬉しいです。」 と 千晶ちゃん。 氏家と喜連川。 それぞれの町のイルミネーションのそれぞれの町の人の想い。 イルミネーションって色んな場所で目にしますけど それを飾っている人のことまで考えることってなかなかないですよね。 氏家のように 町の商店街の方々が かじかむ手で一生懸命 手作りのイルミネーションを灯し続けてくれたり 喜連川のように 熱い想いが連鎖して1軒 また1軒とイルミネーションを灯してくれるお店さんが増えていったり どちらも都会のイルミネーションとはまた一味違って ビルの光の少ない町の商店街に灯されたイルミネーション。 さくら市ならではの 手作りの心があったかくなるイルミネーションですよね。 あなたの町のイルミネーションは どんな想いが込められているんでしょうか*** ![]() |
さくら市にもイルミネーションが至る所で灯りはじめました。
今回は氏家と喜連川のそれぞれのイルミネーションをご紹介します。
まずは氏家。
氏家地区には冬の風物詩となりつつあるイルミネーションスポットがあるんです。
氏家の琴平通商店街のイルミネーション。
地元の方なら ここのイルミネーションが灯ると
「ああ、冬が来たなー」と感じる方も多いんじゃないでしょうか。
そのイルミネーションを灯してくれているのは琴平通商店街の皆さんなんです。
琴平通商店街の代表をされている中華料理店・八百藤飯店の斉藤満さんにお話を伺うべく
いざ 八百藤飯店へ!!
イルミネーションについてお話を伺いに来たにも関わらず
どうしても 視界においしそうなアレが入ってくる。
そうです。八百藤飯店と言えば この季節限定の肉まん!!
「横浜の中華街にも負けないほど研究していますから!!」
と 満面の笑みで語る斉藤さんに 肉まんひとついただきましたー!!
ふかふかでほかほか*
あったかーい肉まん。
ぱくっとほおばった瞬間の幸せったらありません。
皮もとてもおいしいし 肉もかなりジューシー。
肉汁がしたたりおちます。
ほっかほかの肉まんを はふはふ言いながら食べると
「冬が来たなー」って感じがしますけど
もうひとつ 冬と言えば
イルミネーション!!
そうですよ 今回はその取材でやってきたのですから 忘れちゃなりません。
では 八百藤飯店を出てイルミネーションの元へ出発!!