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[さくらカフェブレイク]

2012年11月28日

*さくらジャンゴ・ラインハルト・フェスティバル*

天才ギタリスト「ジャンゴ・ラインハルト」に捧げるスウィングジャズの祭典さくらジャンゴラインハルトフェスティバルが開催されます♪
12月2日に氏家公民館で開催される「さくらジャンゴラインハルトフェスティバル」。

ジャ・・・ジャンゴラインハルト??

なんだ それ??

と 思われた方もいらっしゃるかと思います。


「ジャンゴラインハルト」とは 

1930年代から40年代にヨーロッパで活躍した天才ギタリストの名前。


そのジャンゴラインハルトをこよなく愛するさくら市在住のギター職人・高野篤さん

ジャンゴラインハルトに捧げるスウィングジャズの祭典「さくらジャンゴラインハルトフェスティバル」を企画し

今年の2月に続き 今回が2度目の開催です。


ジャンゴラインハルト。一体どんな音楽を奏でるのか。

音楽を言葉で表すのは難しいですが 前回の高野さんのインタビュー時の言葉をお借りすると


「哀愁のあるマイナー調の曲と

 スウィングジャズのリズムの良さが混ざった感じ。」



音楽を聴いて感じることも人それぞれだとは思いますが

セピア色の映画のBGMに

ヨーロッパのお洒落なカフェに流れている感じ

なんとなく 晴れた青空が似合う音楽というよりは 哀愁漂う夕暮れ時


そんな雰囲気の音楽だと 私は思いました。



11月某日。

栃木県内のとあるお洒落なカフェで

さくらジャンゴラインハルトフェスティバルに先駆けてコンサートが行われました。


さくらジャンゴラインハルトフェスティバルの出演者が演奏される。との情報を聞きつけ私も行ってきましたよ~*
アットホームな雰囲気の中

哀愁漂う音楽にうっとりし

ギターリズムに体が勝手に揺れ

おいしい珈琲片手に音楽を楽しむ贅沢な時間。


また 熱い珈琲にジャンゴの曲が合う。


普段なかなかジャンゴのような曲を聴かないひとでも楽しめる親しみやすい音楽だと思います。


この哀愁漂うギターを奏でていた3人の出演者。

なんと その中のひとりは

18歳の女子高生!!

菊地佑奈ちゃん。
今年の夏休みに氏家公民館で行われた音楽講座に参加し

そこで先生を務めていたギター工房「A.T. guitars」の高野篤さんにスカウトされ

さくらジャンゴラインハルトフェスティバルに出演することに。


それまではエレキギターをやっていたものの

もっぱらJ-POPやロック専門。

ジャンゴラインハルトの曲を聴いたことすらありませんでした。

まあ 普通 女子高生でジャンゴラインハルトを聴く機会に巡り会える方が希少だと思いますが。

そんな 言ってみればごく普通の女子高生がジャンゴラインハルトに出会い

エレキギターをジャンゴが使っていた「マカフェリ」というタイプのギターに持ち替え

この夏から猛練習。


「今まで知らなかったコードとか 

 このジャンゴの音楽を通して色々と知れたりと

 もうすごい色んな発見があって ほんと素敵な音楽に出会えたと思います。


と 目をキラキラ輝かせながら語ってくれました。


「すごくお洒落な音がたくさん鳴ると思うので

 ぜひみなさん来てください。」


と 佑奈ちゃん。

本番まであと少し。きっと今日も放課後一生懸命練習しているはず。


そして もうひとかた。

一緒に出演される山本大暉さん二十歳のギタリスト
私も山本さんにギターを教えてもらったけど意外と難しい!!

苦戦中のワンシーン。

爽やかな笑顔は二十歳の青年ですが

真剣にギターを弾く姿は到底二十歳には見えません。

さすが 二十歳でジャンゴラインハルトを弾くだけあるなぁ。と感じさせるような

哀愁漂う男性に豹変します。こうご期待。


そんな山本さんは

ジャンゴの音楽やジャズミュージシャンの伴奏をされたり

ギタリストとして活動しています。

普段は東京で活躍されている山本さん。


はるばる何度も栃木県・さくら市に足を運び

このようなコンサートに出演されたり ギターを教えたりと飛び回っているよう。


「この音楽がもうちょっと広まればいいなと思ったんで。

 若い子がやってくれるのはすごく嬉しいですね。」



と語る山本さんご自身も若干二十歳ですからー!

そもそも山本さんがジャンゴの音楽に出会ったのはわずか14歳の時。

インターネットサイトのyou tubeで偶然ジャンゴラインハルトの動画を観て感銘を受けたのがきっかけだそう。

山本さんにジャンゴラインハルトの魅力を語ってもらいました。


コードが美しいですね。使っているコードが ほんとに。

 火傷で手が溶けて繋がっちゃって神経を傷つけてしまって

 弦を抑える左手の指が2本しか使えない状態で弾いているんですけど

 それでもものすごく上手いから伝説的な存在になった。というか。

 ジャンゴのやっていたバンドの編成というのは

 リズムを奏でるギターが2本とジャンゴのメロディーのギターが1本と

 ベースとバイオリン
が入っている編成。
 
 破裂するようなアタックの音と

 その後かすかに「ぐわ~ん」っていうリバーブの響きがたまらない。

 やっぱりソロを弾くためのギターですね。」


やはりキラキラと目を輝かせて語ってくれた山本さん。
 
ギターが主役の音楽。


「とてもリズムの気持ちの良い曲なんで

 感じるままに楽しんでいただけたらなと思います。」


と山本さん。


企画者の高野篤さん

2月の公演の時にもインタビューさせていただきました。

その時は

「2回3回とずっと続けていくのが夢です。」

と語ってくれましたが念願叶い今回2度目の開催。


「前回は氏家中学校の吹奏楽部のみんながプロのトランぺッターと共演して

 結構評判が良かった
んですけど

 今年は氏家中学校と喜連川中学校合同でやるので
 
 今たぶん練習を頑張ってくれていると思います。」


と 高野さん。

学生さんなどの若い子たちをどんどん巻き込んでいってくれているよう!

というのも 

若い世代にもジャンゴラインハルトのような素晴らしい音楽に触れてもらいたいという想いと

若い子がプロと共演するのは貴重な体験だと思いますので

 そういうことができると さくら市の文化が強くなるんじゃないか。というような熱い話を

 このイベントに前回も出演してくれた東京ホット倶楽部バンドの村上さんと一緒にしていたんです。」

と話す 高野さんの郷土愛があってこそだったりするんです。


地元の学生さんたちを始め 東京から はたまた海外からもミュージシャンが出演されます。

トランペット奏者は海外の有名アーティストとも多数共演されているMike Priceさん。


第1回よりまた一段とパワーアップしたイベントになりそうです。

「あんまり難しい音楽ではないと思いますので

 入場無料ですので気軽に遊びに来てください。」


と 高野さん。


1930年代40年代にヨーロッパで流行った音楽が

今 現代のさくら市の若い世代をも魅了しているって不思議。

それは さくら市に対して そして音楽に対して熱い想いをもった高野さんがいるからこそ。


ただ 私は学生時代にこのような音楽に出会う機会がなかっただけで

出会っていたらきっと魅了されていただろう。

出会う機会がなかっただけ。


ジャンゴラインハルト好きにはたまらないイベント。

ジャンゴラインハルトを知らなかったあなたにも

この素敵な音楽との出会いを。


≪さくらジャンゴ・ラインハルト・フェスティバル≫
日時:2012年12月2日
   13時:30開場/14時開演

場所:さくら市氏家公民館ホール
   栃木県さくら市櫻野1322番地8

出演:さくら市氏家中学校・喜連川中学校吹奏楽部 with Mike Price
   菊地佑奈 with山本大暉
   東京ホット倶楽部バンド ゲストプレイヤーMike Price

入場無料

お問い合わせ:080-3603-3647(さくらジャンゴラインハルトフェスティバル実行委員会)


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