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生コマ

[さくらカフェブレイク]

2012年11月7日

*早乙女温泉withさくら清修高校放送部*

寒くなってきた今日この頃。身も心も暖めてくれるのは温泉!!ということで今回は喜連川早乙女温泉に行ってきました*
一緒に行ってくれたのは さくら清修高校・放送部の柴田康平君

さくら清修高校の放送部と言えば

これまで数々の大会で賞を受賞している さくら市が誇る部活動!!


今年の8月には富山県で行われた全国高校総合文化祭の朗読部門でさくら清修高校の3年生・花塚伯周君が優秀賞を受賞されました。


今回一緒に早乙女温泉に行ってくれた柴田君も全国大会に進みアナウンス部門に出場!!


そこで柴田君が取り上げた題材が「喜連川早乙女温泉」


そんな早乙女温泉を愛してやまない地元の高校生代表として

今回一緒に早乙女温泉にお邪魔してきたというわけです♪


放課後 早乙女温泉に現れた柴田君は制服姿が眩しい爽やか青年*

迎えてくれたのは早乙女温泉の社長・手塚実さんです。


車を降りるとすでに温泉の香り。

がらがらと扉を開けるとますます硫黄の香りが。

「この香り。温泉に来たー!!」

という感じですね♪とうきうきな柴田君。


柴田君が全国高校総合文化祭で題材を「早乙女温泉のアピール」にしたのには

柴田君の早乙女温泉に対する熱い想いがあったんです。


「お父さんがよく早乙女温泉に通っていて

 僕が小学校に上がった時くらいの頃から毎週早乙女温泉に連れてこられて

 その時は「すごく熱いなあ。」とか

 「なんでお風呂入るのにこんな1時間もかかるんだろうな」とか思ってたんですけど

 だんだん入ってくごとに「気持ちいいなあ」と思ったり。

 父が今単身赴任をしているんですけど

 ここに来た思い出を思い出すってことが多くなってきて

 父との思い出の場所なので それを全国に紹介したいなと思いました。」



と柴田君。

今までお父さんと一緒に早乙女温泉に入った回数。

その数100回を超えているとか!!


柴田君にとって単なる温泉ではなくて

家族の繋がりとか お父さんのぬくもりを思い出すような

心も温まる温泉
なんですね。


もちろん柴田君だけじゃなく

一度入ったら魅了されてしまうような素敵な温泉。


手塚さんにご案内いただきました♪


温泉の扉を開けると湯気がふわぁと舞いあがってお出迎え。
日本の古き良き時代の風景を彷彿させるような作りです。
なんと半露天風呂!!なんて開放的なの!!

屋根はよしずで雨が降っても大丈夫。

壁の一面はガラスも何も張っていなくて空まで一直線!!


「春ですと花びらが入ってきたり

 冬ですと雪が入ってきたり。」



と手塚さん。

すてきっ*

素晴らしいのは建物だけではありません。

お湯にも注目!!

とても変わっているんです。


朝と夜ではお湯の色がまるきり違います

 硫黄の成分が空気に触れて酸化して色が変わっていくんですね。

 ですから毎日お湯を入れ替えているので

 朝は無色透明。

 夕方4時頃にはエメラルドグリーンのような色。

 そして夜になると乳白色
になるんです。」


そんな7変化する早乙女温泉のお湯。

ちょっと触らせてもらいました。


見るからに湯気がもくもくで熱そうなお湯。


触ってみると・・・

「アツーッ!!」

と思わず絶叫。

それもそのはず その時の温度は74℃くらい。

この日は定休日でお湯の入れ替え中。

もちろん74℃の源泉にお客さんは入りません。

ここに加水して42℃まで下げます。

しかも手塚さんの手で温度を確かめ調整するとか。

なんと!!熟練の技。


42℃でも熱めのお湯ですよね。

「開放的な半露天風呂だからちょっと熱めにしておかないとね。」

と 手塚さん。


ますます寒くなるこれからの季節

この熱いお湯に浸かりながら 頭は開放的な涼しい感じ。
 

最高ですね。


この開放的な作りのおかげで早乙女温泉でのぼせる人はあまりいないそう。


「体の中に染みこんでくるようなお湯です。」


と手塚さん。

温泉の成分まるごと全身から吸収したいっ!!


柴田君は原稿を書くにあたり何度も早乙女温泉に通って手塚さんに取材をしたそう。

「大変でした。取材を自分ではしたつもりなんですけど

 いざ原稿を作ってみて先生に添削してもらうと

 足りない部分があったり伝わらない部分があったりして。

 また自転車で必死にこの坂道を上って早乙女温泉に来て

 書いては直し・・・結局1か月くらい原稿を作るのにかかりました。 

 そういった中ですごくいらだちだったりとか

 苦労っていうのはありました。」


と 当時を振り返る柴田君。

でも そこまでしてでも伝えたい想いが柴田君にはありました。


「やっぱり思い出の地だったので

 もう1度行ってみたいな。っていう気持ちがあったんです。」




今回は実際に大会で発表したように披露していただきました。

「手塚さんの前で読むのも初めてです。」

と緊張気味の柴田君。

何度も何度も自転車で通って取材し 先生にだめだしされながらも書き上げた原稿。

いざ 披露!!

以下 柴田君が書いた原稿です。


「栃木県さくら市に朝と夕方で色が変わる温泉があります。早乙女温泉です。

 早乙女温泉の泉質は、全国的に見ても大変珍しいものです。

 塩分と硫黄分の二つが入っているからです。

 また、この硫黄分は、普通は山でしか楽しむことができません。

 しかし、早乙女温泉では楽しむことができます。

 そして、この硫黄分が様々な条件で酸化することによって、色が変わります。

 たとえば、天候や温泉に入った人数などで、透明だった温泉が、白やエメラルドグリーンに変化するのです。
 
 支配人の手塚実さんは、

 「硫黄や塩分の他にも、一万四千種類の成分を楽しむことができます。

 しかし、硫化水素の成分が多いので、そのまま使うと危険です。

 源泉に限りなく近い状態でお湯を楽しんでほしいので、

 泉質が変わってしまう水道水ではなく、

 地下三百メートルからくみ上げた地下水で薄めています。」

 とおっしゃっていました。
 
 早乙女温泉までは、JR氏家駅からバスで十分です。」



以上。

素晴らしい!!

「素晴らしいですねぇ。」と手塚さんもにっこり。


早乙女温泉の魅力がぎゅっとこの1分に凝縮されていました。


そうなんです原稿は大会の規定により1分10秒から1分30秒。


「本当にこれ聞いたことの中の一部なので

 やっぱり伝えたいことっていうのは沢山あるんですけど

 その中から早乙女温泉ならではの魅力

 中でも支配人の手塚実さんのこだわりだとか

 ちゃんと伝えることができたのかなって思います。」



と柴田君。


そうそう 限られた時間に伝えたいことをぎゅってまとめるのって本当に大変ですよね。

でもちゃんと伝わってきましたよ。

しかも読みがとても上手!!


そんな柴田君の将来の夢はアナウンサーになること。


「色んな情報を様々な年代の人に分かりやすく伝えられるアナウンサーになりたいです。」


とキラキラした瞳で語ってくれました。

今高校3年生の柴田君。

すでにAO入試で大学が決まっていて 来年の春にはこの地を離れてしまいます。

上京してからちょっとホームシックになっちゃった時には

またここに戻ってきてくれたら嬉しいですよね*


「そうですね。家族みんなでまた来ていただければ一番うれしいです。」

と手塚さん。

「ありがとうございます。またここにみんなで来ますね。」

と 約束を交わしてさよならしました。


ひとりの高校生の心の中でずっと暖かい場所なんだろうなあ。


古き良き日本を感じるような温泉

一日でカメレオンのように色を変えるお湯

体の芯まで染みこんでくるお湯
 

温泉浴場とはまた違った雰囲気を楽しめる

ちょっとした旅気分を味わえる温泉です。


一度来たらあなたにとっても忘れられない思い出の場所になるかも。

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≪喜連川早乙女温泉≫

場所:栃木県さくら市早乙女2114

営業時間:午前10時~午後9時(入場は午後8時まで)

休業日:毎週木曜日(祝日の場合は営業)

料金:大人1000円 子供500円 
   17時以降は大人600円 子供250円 

*JR氏家駅から午前9時55分発の無料送迎バスが出ています* 

お問い合わせ:028-686-4126(喜連川早乙女温泉)

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