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[さくらカフェブレイク]

2012年8月8日

*山下清とその仲間たちの作品展*

現在さくら市ミュージアムで開催中の「心に響く 感動の世界 山下清とその仲間たちの作品展」の情報!!

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*心に響く 感動の世界 山下清とその仲間たちの作品展*
日時:7月21日(土)~9月9日(日)
場所:さくら市ミュージアム―荒井寛法記念館―
    栃木県さくら市氏家1297
開館時間:9時~17時
観覧料:一般300円
    本展は70歳以上の方、大学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
休館日:月曜日・第3火曜日
お問い合わせ:028-682-7123

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現在さくら市ミュージアムで開催している

「心に響く 感動の世界 山下清とその仲間たちの作品展」


山下清と言えば

白いタンクトップ姿

「おにぎりが食べたいんだな」のセリフ。


そんなイメージを持たれている方も多いかと思います。


もう少し詳しく紹介すると…

3歳の時に重い消化不良になり

その後遺症で言語障害・知的障害が進行。

その後 千葉県にある知的障害児養護施設「八幡学園」に預けられました。

そこで出会ったのが ちぎり絵

ちぎり絵に没頭するも 18歳でひとり 放浪の旅に出ます。

その旅で出会った風景などをちぎり絵にした作品が数多く残されています。


そんな作品の数々が展示されている「心に響く 感動の世界 山下清とその仲間たちの作品展」。

詳しいお話をさくら市ミュージアムの学芸員 大木礼子さんに伺いました。


さくら市ミュージアムのロビーに着くと

すでにロビーから展示が始まっています。
なんと今回の作品展 100点もの作品が展示されているんです。


山下清さんの作品が50点

そして山下清さんと共に八幡学園で過ごした仲間たちの

石川謙二さん・沼裕一さん・野田重博さんの作品が50点。


「山下さんだけがTVに出たり映画になったりとクローズアップされていますが

 その影で 石川さん・沼さん・野田さんの素晴らしい絵画もあったということも

 合わせて見ていただきたい
と思っています。」

と大木さん。


山下清さんと言えば 紙をちぎって貼る「貼絵」が得意で

作品展にも山下さんの貼絵がたくさん展示されています。


ずらりと飾られた山下さんの貼絵。

近くで見ると小さいいろ紙が沢山貼られています。

米粒くらいの小ささの紙!!

よくこんな小さく紙をちぎれるなあ。と感心するほど。


はじめはハサミで切っていたようですが

自分なりに工夫をして指でちぎるようになったことで

より細かい物がちぎれるようになり

これほどまでに素晴らしく細かい貼絵を作れるようになったようです。


横1m弱ほどある額縁に飾られた「トンネルのある風景」という貼絵は

山下清さんが放浪の旅で出会った福島県の勿来付近の風景。


海辺の近くに2本の線路。

線路の先には2つのトンネル。

向こうから蒸気機関車がやってくるのが見えます。

海辺で泳ぐひとたちや

日傘をさしているひと

ふんどし姿で線路工事をしているひとたちもいます。


人々の足元にはちゃんと影まで貼絵で作られているんです。


山下清さんは旅に出た時に

この風景を2日でも3日でも眺めていたそうです。


そして八幡学園に帰ってきてから 

改めてその風景を思い出して作っているので

この作品は写真を撮ったわけでもなく

スケッチをしたわけでもなく

山下清さんの頭の中にあるものを再現して表現しているんです。


まさに 心に焼きついた風景 なんですね。


奥の展示室には「その仲間たち」の3人の作品が展示されています。


色彩が鮮やかな野田重博さんの作品は

点描法と言って 点を打ちながら描かれています。


天才画家なのかしら?と思うような作品が沢山並んでいます。」


と大木さん。


教えられたものではなく 誰かお手本がいたわけでもありません。


「山下さんをはじめ 仲間たち3人とも 才能があったと思います。」

と語る大木さん。


それを引き出したのが八幡学園の教育方針。


「とにかく愛情を注いであげると こうして色んな才能が引き出せて

 心が荒んでいた子供 心が閉ざされていた子供が

 こうやって絵を描けるようになったということ。

 ちょっとそんなことも思いながら見ていただくと

 より深く見られるのではないかと思います。」


心が閉ざされていたんですか・・・?と尋ねると


「そうですね。
 
 昭和の初期頃に八幡学園に入ってきた子供たちなんですけど

 虐待をされたり いじめを受けたり 

 非常に辛い思いをして入ってきて

 心を閉ざしたままで なかなか言われたこともできない

 体にも障害がありましたので 思うようにいかない。

 そんな子供たちをとにかく褒めて愛してあげた教育方針の中で

 この才能を見出してあげられたようなんです。」


と大木さん。

キーワードは「愛」のような気がしてきました。


「踏むな 育てよ 水そそげ」という八幡学園の学園標語。

 それは深い愛に支えられているのではないかなと思います。


 今までいじめられていたけれど

 こうやって「誰かを信じてもいいのかな?」と思った時に

 心を開放して 自分の心を形にしたものが100点並んでいる。


 そう思っていただければ。


 ですから それを見た多くの方 ものすごく感動されて

 時には涙を流されたりして感動を受けています。


 今回の作品展は 物を見る・絵を見る原点になっていると思うんですね。

 特に有名な人の絵ではないですし

 有名な方に支持されたわけでもない

 色んな背景があるわけでもないのに

 こうやって 感動を与えるというものは 

 本当に心に入ってくるという作品だと思うんです。

 見て何か感動を受けてもらえたらなと思います。」
 

と大木さん。


会場には訪れた方の感嘆の溜息や

じっと絵に見入る熱いまなざし

感動に溢れていました。


ちょうど今夏休み期間中ということで親子で訪れている方の姿も。

お子さん2人連れで家族4人でいらっしゃっていた方にお話を伺うと

「楽しかった*」

と にっこり5歳の男の子。

奥様は

「山下清さんの作品が好きで

 子供に見せたかったんですけれども

 近い所でこのような企画展を開いてくれて

 本当に嬉しく思います。」


とお話ししてくれました。


今回の作品展は絵画だけではありません。


山下清さん直筆の放浪日記が初公開されているんです。


見ると2ページに渡り句読点一切なくびっしりと文字が書かれています。

まず初めに目に飛び込んで来たのは「氏家」という文字。


昭和25年 山下清さんが28歳の時に

氏家にも放浪の旅に訪れられていたんです!!


そんな数々の山下清とその仲間たちの作品

そして 放浪日記初公開。


「作品を見ていただくと 

 人との関わり合いとか 子供の能力とか 喜びとか

 色んなことが分かるんですね。

 色んなことを考えさせられる展覧会だと思います。

 多くの方に見ていただければなと思って開催しました。」


と大木さん。


作品を見ていると疲れた心を洗い流してくれるかのように

純粋な気持ちになれたのは

きっと 技術とか人の評価とかそういうのは無しにして

本物の心で作られた作品だからなのかな。


一度見たら心に焼きついて離れない作品。

まさに作品展の名前通り


「心に響く 感動の世界」


忘れられない感動に出会える。そんな作品展です。


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*心に響く 感動の世界 山下清とその仲間たちの作品展*
日時:7月21日(土)~9月9日(日)
場所:さくら市ミュージアム―荒井寛法記念館―
    栃木県さくら市氏家1297
開館時間:9時~17時
観覧料:一般300円
    本展は70歳以上の方、大学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
休館日:月曜日・第3火曜日
お問い合わせ:028-682-7123

★16ミリフィルム上映会
 「裸の大将放浪記~山下清物語~」
 8月18日(土)
 10時~/14時~の2回

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