[さくらカフェブレイク]2012年7月11日
*昆虫観察会と標本作り教室*夏休みは虫かごと虫網持って勝山公園の森へ!うじいえ自然に親しむ会による昆虫観察会と標本作り教室の情報♪
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*昆虫観察会と標本作り教室* 日時:2012年7月28日(土)10時~ 集合場所:さくら市ミュージアム 体験学習室 栃木県さくら市氏家1297 定員:20名 参加費:500円 ―事前申し込みが必要です― 申込み・お問い合わせ:028-682-7123(さくら市ミュージアム) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もうすぐやってくるお子さんの夏休みにおすすめのイベント うじいえ自然に親しむ会の昆虫観察会と標本作り教室。 イベント当日は10時にさくら市ミュージアムに集合して 午前中はミュージアムに隣接している勝山公園~ゆうゆうパークで昆虫採集。 採集した昆虫から標本にする昆虫を選びます。 お昼を食べて 午後は昆虫を標本にします。 講師を務めるのは宇都宮大学の名誉教授・中村和夫先生と うじいえ自然に親しむ会の副会長・松田喬先生。 今回は松田先生と一緒に勝山公園~ゆうゆうパークに探検に繰り出しました♪ 待ち合わせはさくら市ミュージアム。 虫かごと虫網を持っていざ勝山公園へ。 その日は太陽が燦々と照りつける暑い日。 でも 一歩森の中に入ると緑の木々たちがそよそよそよいで涼しい風が。 自然のパワーを感じながら森を歩いていると さっそくとんぼに遭遇。 たくさん飛んでいます。 そこで昆虫博士松田先生の登場。 「代表的な赤とんぼにはアキアカネとナツアカネがいます。 アキアカネは大変贅沢で 真夏になると避暑に那須とか日光の山の高い所に行っちゃうんですよ。 秋になると戻ってくるんですね。 でもナツアカネというそっくりさんは ずーっと留まっていて標本作りの時も結構みんな採ってくるんですよ。」 トンボも避暑しに出かけるんですね! つかまえたとんぼを見て松田先生が一言。 「ナツアカネですねえ。」 何を見てアキアカネかナツアカネか判断するかは 胸の模様。 黄色い所に入っている3本の黒いすじの太い所が アキアカネは途中で切れている。 ナツアカネは上まで切れずに通っている。 それだけ!! たったその数ミリの違いなんです!! これは よーく観察しないと分かりませんね。 だから昔はナツアカネもアキアカネも同じだと思われていた時代もあるそうな。 標本を作ると 本当に細かい所まで注意して見ることができます。 細かい所を見比べる時に写真だと写っていなかったら確かめようがありません。 特に昆虫は小さな体をしているので どうしてもある程度は捕まえなきゃいけない。 ただ それが原因でその種がいなくなってしまうというのなら困りますが そうでない限りは ほんの少し捕まえて 勉強の役に立てれば。 そういう想いで松田先生はこの昆虫観察会を行っています。 そういえば 小さい頃虫かごと虫網を持ってつかまえた虫と言えば とんぼか蝶々。 そんなイメージでしたけど この公園にはとんぼはもちろん バッタやコオロギ カブトムシにコガネムシにカミキリムシ。 毎年いろんな昆虫をお子さん達は見つけてくるそう。 ほかにもさくら市ならではの珍しい虫もこの森には住んでいます。 シルビアシジミ。という名の蝶々。 さくら市の天然記念物になっています。 明治時代にイギリスから来たフェントンさんという方が上阿久津の河原で採集しました。 今でもその標本がロンドンの大英自然史博物館に残っています。 関東地方ではさくら市付近の鬼怒川にしかいないほど 今では環境省の絶滅危惧種になっていて非常に珍しい虫なんです。 どうしてさくら市付近の鬼怒川にしかいないんでしょう? そう松田先生に聞くと 「はっきりとした理由は分からないのですが 日本の川はダムができたりして荒れちゃったんですよね。 ところが鬼怒川は昔の姿を残している。と言われているんです。 それがひとつ大きな理由なのかなと思います。」 昔のまま変わらず流れている鬼怒川。 勝山公園にはそんな鬼怒川が眺められる絶景のスポットがあります。(写真2) 川がきらきら流れていて 遠くには日光連山などの山々が見えて 聞こえるのは川の音と風の音だけ。 いい気分で景色を眺めているとそこにナナフシ登場!!(写真3) 一見木の枝のような足の長い虫です。 木にとまっていると見つけるのが大変。 初めて見るナナフシに若干どぎまぎしていると 「一番おとなしい虫かもしれませんよ。」 と松田先生。 小さい頃の方が虫触れてたかもなーと感じた瞬間でした。 松田先生曰く 「子供は背が低いので地面に近いですよね。 だから虫を見つけるのが得意なんです。 大人が気がつかないような小さいな虫を みんな子どもが見つけてきますよ。」 なるほど。虫と友達になるのはお子さんの方が上手なのかもしれない。 勝山公園に入って始めのうちは全然虫が目に入っていなかったけど 松田先生と公園を歩いているうちに あそこにもいる ここにもいる と こんなにたくさん虫っているんだ!と見えるようになっていました。 大人になって今までどれだけ自然を意識せずに生活していたんだろう。 はっ!と気付かされた瞬間でした。 勝山公園を抜けゆうゆうパークに出ると 足元には黄色いかわいい花が咲いています。 これは ミヤコグサ。 河原や海岸で見られるマメ科の植物です。 この草をエサとしているのがさくら市の天然記念物になっているシルビアシジミの幼虫。 この草がなくなってしまうとシルビアシジミは生きていけなくなってしまうんです。 だからミヤコグサが咲いている場所は保護されています。 踏まないように慎重に歩こう。 きっとこういう話を聞くとお子さん達も 「それじゃあ 踏んじゃいけないな」とか「摘んじゃいけないな」とか 思うんでしょうね。 自然の大切さも分かるんだろうな。 昆虫博士の松田先生と一緒に森を歩くということは 自然や虫のことが色々知れて お子さん達にとっても貴重な体験ですね。 「夏休みは外を元気に駆け回ってくれたらいいなと思います。 昆虫観察会と標本作り教室がその第一歩にしてくれたらと思います。」 と 松田先生。 私の虫かごにはいつのまにか虫さんたちがたくさん! 観察して 最後 空に放すときは 「さようならあー」 とちょっぴり淋しくなるほどに。 勝山公園には素敵な虫たちがたくさん住んでいます。 この夏休み お子さんと一緒に森の探検にでかけませんか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *昆虫観察会と標本作り教室* 日時:2012年7月28日(土)10時~ 集合場所:さくら市ミュージアム 体験学習室 栃木県さくら市氏家1297 定員:20名 参加費:500円 ―事前申し込みが必要です― 申込み・お問い合わせ:028-682-7123(さくら市ミュージアム) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |