ここからメインメニュー

  • お知らせ
  • 番組情報
  • リクエスト メッセージ
  • プレゼントに応募
  • DJ パーソナリティ紹介
  • DJ パーソナリティ
  • コンサート
  • 番組表
  • PODCAST

メインメニューここまで

サイト内共通メニューここまで

NOW ON AIR

SCHOOL OF LOCK! 22:00~23:55 

JUST LISTENING

過去の曲検索

2026/2/25 22:57/卒業/sumika

立川志らく・春風亭一之輔 二人会

[さくらカフェブレイク]

2012年5月16日

*池本守 磁器レースドレス人形展*

池本守 磁器レースドール人形展の情報!!
☆リスナープレゼント☆
池本守 レースドレス人形展の招待券をペアで10組20名様にプレゼント!!
から
メッセージも添えてお持ちしてます!締め切りは今週日曜日5月20日まで。
磁器レースドレス人形

あなたは見たことがありますか?


その名の通り

磁器で出来たレースのドレスを着た人形


なんですが


実際に出来上がった人形にはレースは使われていません



写真を見ても分かるように

一目見ただけではこれが磁器で出来ているとは思いませんよね?

レースの布を着ているように見えます


でもこれ 何度も言うようですが磁器100%


どうしてこんなに綺麗にレースの質感や網目模様まで出るかと言うと


レースにどろどろにした粘土を何度も染み込ませ

それを1250℃の窯で一気に焼くんです。


そうすると


レースは跡形もなく焼け

残るのはレースに染み込んでいた泥が磁器になったもののみ。


そうすることで


レースの波打つような形やふわふわした様子

細かい模様までも出すことが出来る
んです。


それが 磁器レースドレス人形。


さくら市に住む磁器レースドレス人形作家の池本守さん

5月19日から さくら市ミュージアムで

磁器レースドレス人形展を開かれます。


今回は 池本さんにレースドレス人形をお持ちいただき詳しいお話しを伺いました。


黄色いドレスを着た人形は「貴婦人Ⅲ」という名前。


およそ30㎝の身長の貴婦人。

手は私の親指くらいの大きさなのに

その手に指輪が3つはめられていて

マニキュアも塗られていて

腕時計までしています。


しかも よく見ると秒針までついてる。


今にも動き出しそう。


真っ赤なドレスに白いブーケを持っている人形。


こちらは結婚式をイメージして作られました。


綺麗な赤。


思わず見とれてしまいます。


この赤。


真っ赤な焼き物というものは今まで日本になかったんです。


池本さんが長年探し求め

ついに見つけた赤。


アメリカでこの赤い土を作った人がいる。


という情報を聞き 少しわけてもらったそう。


でも その土はピンク色の土。


赤い土だと聞いてお願いしたのにピンク色の土が来たので


「騙された」と思ったそうですが


試しにドレスを作って窯から出したら


真っ赤なドレスが出てきたんです!!


・・・!!



黄色や金色や水色など他の色の人形は

土に色をつけたもの。


でも この赤だけは

土そのものの色なんです。


不思議ですね。

塗料でもなく土の色だなんて 間近で見ても分からないくらい鮮やかな赤です。


これはぜひ生で見ていただきたい。


細かい飾りや繊細な模様のレースドレス人形。


作るときは 息を止めて作業しなければならないことも多々あるとか。


それだけ もろいんです。


だから息を止めないと指輪もつけられないし

ブレスレットも複雑にはつけられない。


息を止めてひとつひとつ作りながら

一瞬一瞬が真剣勝負。


顔を描く時だってそうです。


「この人の出来上がる姿を想像して

 どういう気持ちで 

 いつ頃 出かけるのか座っているのか

 全部考えながら描きますからね

 顔が全部それぞれに違うんです。」


と池本さん。


顔もそうですが 服も全部違って 模様も色も全部素敵。


それもそのはず。


池本さんは元々ご自身のブランドを持つファッションデザイナーだったんです。


池本さんの人生を変えた磁器レースドレス人形との出逢いは

ある時何気なく訪れた東京のデパートで展示されていた5体のレースドレス人形。


「なんだろう。」と思い触ろうとすると


「触らないでください!!」と後ろから大きな声が。


「これは焼き物です。触らないでください。」と。


そこで初めて池本さんは

「レースの布ではなく

 これは焼き物でできたドレスの人形なんだ。」


ということに気がついたそう。


その時 2,3時間その場所から離れることができなくなってしまったほど。


「デパートの人には「怪しい人だなあ。」と思われていたでしょうね。

 中年の男の人が人形の周りをくるくると2,3時間も回っている姿。
 
 自分で今思い返しても 怪しいなあと思いますもん。」

と笑う池本さん。


「でも それだけ 魅了されたんですよね。」


そうしてファッションデザイナーを辞め


どうしてもこの人形を作りたい。

40代後半 まだまだこれから という時に始めたらできるのではないか。


という想いで 40代後半に磁器レースドレス人形作家に転身されました。


それから四半世紀以上 数々の磁器レースドレス人形の名作を世に送り出されています。

池本さんの作品は販売もされているんですが

全国どこでも 北海道でも沖縄でも 池本さんご自身が届けます。


最後まで人形に責任を持ちたいから。

人形だけでなく想いまで届けたいから。


だけど 娘をお嫁に出すような そんな気持ちになるんじゃないですか?と伺うと


「そうですね。複雑ですね。

 どの作品も全部オンリーワンで世界で一点だけ

 2度と同じもの作れないんですよ。

 なくなったらもうそれで終わりですから。

 だから ありがとうございました。と言った後

 ちょっと淋しい気持ちになりますね。」


と語る池本さんの横顔は 

一瞬本当に娘をお嫁に出すお父さんのような表情に見えました。


そんな想いと愛情が込められた磁器レースドレス人形。


さくら市ミュージアムに50作品近くも展示されます。


「一人でも多くの方に観ていただきたいですね。

 日本にこんな焼き物があるのかと。

 ただの人形で「あら かわいいわ」ということじゃないんですね。

 技術の粋をつぎ込んだ焼き物の立体ですから

 子供から大人まで楽しんでいただけたらと思います。」


と池本さん。


こんな人形があったんだ。


本当にそう思いました。


あとはもう見ていただくだけ。

いや 絶対 見ていただきたい。


大人も子供も 男も女も関係なく

あなたも もしかしたら その場から動けなくなってしまうかもしれません。
 

*池本守 磁器レースドレス人形展*
場所:さくら市ミュージアム―荒井寛方記念館―
   栃木県さくら市氏家1297
開館時間:9時~17時
休館日:月曜日
観覧料:一般300円 高校・大学生200円 小・中学生100円
    ※さくら市内の小・中学生は無料。
お問い合わせ:028-682-7123

*作家による解説会「池本守 レースドールの魅力」*
5月20日(日)午後2時~
展示会場において行います。(観覧券が必要)

*作家来館日*
5月19~27日(月曜日は休館日)
並びに毎週日曜日


前のページ  次のページ
番組トップへ前のページに戻る
さくら市