[さくらカフェブレイク]2012年1月11日
*第16回 栃木・日展作家展*今年で16回目を迎える栃木・日展作家展。
今回は栃木・日展作家の会の会長であり 栃木県文化協会の理事でもある 杉山吉伸先生にお話しを伺いました。 日本最大の総合美術展である日本美術展覧会・日展で入選した作品の中でも 栃木県の作家さんの作品だけを集めて展示します。 日本画・洋画・工芸美術・書の各部門に渡る力作たち。 最初は少人数で始まった栃木・日展作家展ですが 今回は49名もの栃木県の作家さんたちの作品が一堂に会します。 昔は栃木県は「文化不毛の地」なんて言われていたこともあったそうで 杉山さんもとても淋しい想いをされていたそう。 でも近年 栃木県からも日展に入選する人たちや 特選をとられる人たち 日展の審査員なども生まれ 全国的なレベルになってきています。 そんな背景もあり こうして49人もの栃木県の作家さんの作品がミュージアムに展示されるようになるということは とても素晴らしいこと ぜひ皆さんに観に来ていただきたい。と杉山先生。 そんな杉山先生ご自身の洋画も展示されます。 杉山さんの作品にはすべて女性が描かれています。 色が白くて美しい女性。 誰なんだろう・・・。 と思い尋ねると 「すべてワイフなんだよ。」 !!! 奥様だったんですね!!! もう何年間も最初から描き続けているのは愛する奥様。 若き日から今まで 年齢を重ねて変わることもあるけど 杉山先生の変わらぬ美観で描き続けているそう。 アトリエにも奥様以外のひとは入れたことがないそうです。 愛情溢れる1枚。 杉山先生が描き続ける理由は 絵を描くことによって自分の気持ちを表現できるから。 「子どもも喧嘩したり騒いだりするのも自己主張。 人は誰でも自己主張したいもの。 私は私なりに自分の気持ちを絵の世界で表現するんです。」 だから杉山先生は人に教える時にその人の個性をとても大切にしてくれます。 「100人ひとがいたら100のパターンがないといけないんです。 これがそのひとの個性ということに繋がるから。」 「ただ単に綺麗な作品を描くだけじゃ 技術だけで描くだけじゃ どうして絵描きになったかわからないじゃないですか。 哲学のようなものが最終的には生まれてこないと 自己主張という目標が達せられないでしょうね。」 杉山先生の言葉ひとつひとつが温かく胸に染みました。 「技術だけではだめ。自分独自のものがないとモノマネになってしまう。 日本画や書などは最初は模写から描くけど 真似から入るものと真似を乗り越えて自分のものを作り出すということは とても大事なことだし それでこそ自己主張。」 絵を描くことはとても楽しい。と語る杉山先生の笑顔から 生きる=描く。 そんな言葉が浮かび上がってきました。 朝起きてアトリエに行って作品の前に座っていると とても落ち着くし気持ちが穏やかになるそう。 生涯現役。 そんな言葉通り 命ある限りこの世界で描き続けたい。 そう語っていただきました。 芸術の世界から見えたひとつの人生の一片。 とても優しく力強く愛情に溢れていました。 そんな杉山先生の作品を始め 栃木県の素晴らしい作家さんたちの作品が一堂に観られる 栃木・日展作家展。 作家さんたちの渾身の1枚をご覧ください。 【第16回 栃木・日展作家展】 開催期間:2月5日(日)まで開催 開館時間:午前9時~午後5時(入館は16時30分まで) 休館日:月曜日(祝日は開館)、第3火曜日、祝日の翌日(土日は開館) 観覧料:一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円 ※さくら市内の小・中学生は無料です。 場所:さくら市ミュージアム―荒井寛方記念館― 栃木県さくら市氏家1297 お問い合わせ:028―682―7123 |
第16回 栃木・日展作家展の情報!!
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第16回栃木・日展作家展の招待券を10組20名様にプレゼント!!
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メッセージも添えてお持ちしてます!
締め切りは今週日曜日1月15日まで。