[さくら生リポート]2015年2月4日
パスティーフーズ![]() 井戸さんは製菓職人として11年間お店で勤務したあと、東京で最も古い歴史ある製菓学校「東京製菓学校」にて28年間、講師として働かれていたんです。
多くのシェフの卵たちを育成する傍ら、大河ドラマの「龍馬伝」であったカステラを作るドラマシーンがあったんですが、その幕末の頃、作られていたカステラのレシピを再現。 さらにシーンで俳優さんたちにカステラ作りの動作などを指導されたそう。 もちろん、あの福山雅治さんにも直接教えたことがあるそうです! 当時の調理器具も用意し、当時のカステラを完全に近い状態に再現したんです!! 井戸さん自身もレシピ本を出版していまして、まさにプロ中のプロ。 びっくりです!! そんな井戸さんは東京都出身の方なんですが、この喜連川の温泉に魅了され、引退を機にさくら市へ移り住み、今はこのカフェレストランで「世界一のお菓子教室」と「お菓子」を作っているんです!! そんなすごい方にお菓子作りを習うだけではなく、リポートまでするなんて、ドキドキ!! 緊張しつつ、お店にやってきたんですが・・・ 井戸さんは本当に笑顔も素敵!コック服もビシッと決まり、かっこいいです!! 緊張する僕に優しく色々と教えてくださいました。 こちらのパスティーフーズではランチタイムでは料理の提供と持ち帰りもできるお菓子の販売も行っているんです。 ランチタイムはといいますと和食、フレンチ、イタリアンとなんでも!! 「パスタもありますけど、カツ丼もありますよ~!」 と井戸さん。 こんなおしゃれなお店でカツ丼っていうのもまたオツですよね~。 さらにランチはメインにデザート、ドリンクがついて700円からあるんですよ!! これはかなり安いというか安すぎます!! 「たくさんの人に気軽に利用して欲しいのでこの価格にしているんですよ。」 それから販売しているお菓子もさくらのサブレや竜馬のカステラ、日本酒の生チョコなど和洋とコラボレーションしたものが多数。 「お菓子は定番メニューもありますが、いつも新製品を開発しているんですよ。なので次回来た時は新しくできたお菓子もあるので楽しんでいただけると思います。」 そんな井土さんはお菓子作りにも情熱を燃やしているんですね! 「ほかにはないお菓子、一風変わったお菓子、そういうのを出すお店があったら面白いと思うんですよ。だから日々、考えては出してみて、お客さんの反応を見て・・・その繰り返しですね。」 すごい経歴を持っているだけではなく、お菓子作りに熱いハートをもった井戸さん。 そんな井戸さんから学ぶことができるお菓子教室ですが、他のお菓子教室とは異なったポイントがたくさんあるんです!! 普通、お菓子教室だと「大人数」「コース制」「作るお菓子は決められている」などなど・・・ちょっと時間がかかってしまったり、作りたいお菓子じゃなかったりと通いたくてもなかなか通うことができなかったりしますが、 井戸さんの世界一のお菓子教室は ①「少人数制」一回2~4人で対応!!お友達と楽しく学べる! さらに常に先生が見ていてくれるので細かく質問もできるので安心!! ②「一回2時間!一回ポッキリ」2時間以上は時間がかからない! 面倒なコース制ではなくその日に完成までできる! ③「作りたいお菓子を作れる」本人が作りたいお菓子を実践! ほとんどのパイやケーキが作れる!プロが教える2時間で完成する秘訣なども学べます! 他にも具体的な材料を使用したレシピも作れる!(例えば米粉を使ったケーキ、野菜を使ったお菓子など) ④「材料費込み一回4000円」仕事帰りでも対応OK!エプロンだけ持って来れば事前予約で直ぐにできちゃう! と本当に信じられないくらいの素晴らしい内容!! 「2時間以内でパイやケーキなんて作れるの?」 なんて思った方!!井戸さんにかかればちょちょいのちょい! ば家に帰っても実践できる内容となっています! 井戸さんは「世界一のお菓子教室を作りたい!」と熱く語っていましたが、僕としてはもうこれは世界一だと思います・・・。 これだけ作り手のことを考え、その人が楽しくお菓子作りできるように考えられたお菓子教室。 僕も今日はそんなお菓子教室を体験したわけです! 今日はバレンタインデーということでチョコレートを使ったお菓子を作りたいと思っているんですが・・・ 「ではこのチョコレートを使ってチョコレート料理の基本中の基本、トリュフボールを作りましょう。」 トリュフボール!?どんなお菓子ですか~? 「ガナッシュクリームを丸めてテンパリングしたチョコレートをコーティングするんですよ。簡単にできますよ~。」 ときになるワードがチラホラ。ガナッシュクリーム?ってテンパリングって? と慌てる僕に井戸さんは 「まずガナッシュクリームはチョコレートに生クリームを加えて作ったやわらかいチョコレートですね。」 ほうほう、なんだか聞いているだけで美味しそう!! 「それからテンパリングというのはチョコレートを溶かしていい結晶を作る作業のことです。」 えええ?溶かす?結晶?ただ溶かすのとは違うんですか? 「全く違います。ただ溶かしたチョコレートは固まらないんですよ。」 仰天!!固まらないっていうのはどういうことなんでしょうか? 「固まらないというよりは固まるスピードが遅いんですよ。そうすると固まった時にカカオバターが浮き出て見た目も白っぽくなり、見た目も悪いだけじゃなくて美味しさも半減してしまうんです。逆にテンパリングがきちんとできたチョコレートは見た目にもツヤがでて味もなめらかなんですよ。」 ![]() どっちがテンパリングをしたものか一目瞭然ですよね。右はキラリと輝いていますが、左はくすんでます・・・。
チョコレートってただ溶かせばいいんじゃないんですね・・・。 「テンパリングはまず溶かしたチョコレートを大体26~29℃くらいまで下降させます。そうすることでチョコレートの中に結晶ができてくるので、それから少しずつ温度を上げて30℃近くを維持します。」 それはすごく難しそうですが・・・。 「コツをつかむまではかなり大変だと思います。製菓学校でもみなさん1ヶ月はずっとこのテンパリングを学ぶんですよ。Laugh君もやってみてください」 ひぃ~ぇ~。 手とり足とり教わります! 「ヘラは混ぜるだけじゃなく、チョコレートを押しつぶすように混ぜて!」 ハイ!!! ![]() テンパリングに成功したチョコレートはチョコ自体が持ち上がるんです!!トゥルルルル~っと帯のように!!
そのキラキラに輝く帯が本当にキレイ!! 混ぜてみた感覚も全然違います。もったりとした感じ・・・というかこの感覚は伝えるのが難しい・・・。 テンパリングができたあと、あらかじめ作っておいたガナッシュボールをほおりこみ、絡めていきます。 それを網目のザルの上に乗せたらコロコロ転がしてツノを立てていきます。 「テンパリングがうまくいってないとツノも綺麗にたたないんだよ。」 やっぱりテンパリングって大切なんですね・・・。 それから完成したトリュフボールがこちら!! ![]() 綺麗でしょ~!!(自画自賛?)
この僕が作ったトリュフボール、気になるあの人に渡しちゃおうかな~(笑)なんちゃって(笑) それからこのトリュフボール、写真では触ってますが、テンパリングしたチョコレートに浸してから取り出して1分も経過してないんです。 それだけ固まるのが早いんですよ!! 全然溶けてないし、固まってる!!!井戸さん!すごいですね~!! とキャッキャしている僕に井戸さんは 「チョコレートはね固まっているように見えるだけで実際は固まるのに1週間はかかるんだよ。」 え!?そうなんですか!? 「だからチョコレートを作っている会社は完成してから一週間は寝かせてから発送するんだよ。」 そんなチョコレートの豆知識・・・驚きです。 つまりはバレンタインでチョコレートを渡すなら1週間前には作らないとダメですよね! 「そうだね。そのほうがチョコレートの本当の食感と風味を出せると思うよ。」 井戸さんの料理教室は料理を学べるだけではなく、こういった知識や雑学も教わることができます!! 本当はもっともっと教わったことを掲載したかったのですが、かなりのページになってしまいますので是非、みなさん料理教室へいって、井戸さんへ疑問を投げかけて見てください! 丁寧に教えてくださいますよ~!! というわけで栃木県さくら市にございます「パスティーフーズ」からLaughがお送りしました!! ![]() |
どうかバレンタインの神様♪願いを叶えて~♪(byロマンスの神様)
こんにちは~!!さくらFMのリポーターLaughです!!
今日、僕は栃木県さくら市にある温泉付き住宅街「びゅうフォレスト喜連川」の一角にあるカフェレストラン「パスティーフーズ」にお邪魔しました!!
道路沿いに建っているお店はオレンジ色の外観でシンプルながらもモダンな雰囲気が漂い、まるでフランスの街角を切り抜いたようなデザイン。
それから店内は天井、床も白い壁紙で天井には緑色の板が貼り付けられていました。
オレンジをイメージして建てられたカフェレストランはとにかくおしゃれ!
今日はこちらで行われている「お菓子教室」を体験しにやってきたんです!
バレンタインも近いですし、チョコレートを使ったお菓子が作りたいと意気込んでやってきました!!
そしてこのパスティーフーズで行われているお菓子教室なんですが、これがただのお菓子教室ではないんです!!
まさに世界一、そして他では無い本格お菓子教室。
どこがほかと違うのかといいますと、
まず今回、お話をお伺いしたのはこちらカフェレストランのシェフである「井戸安二郎」さん。