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[今回のSAKURA情報]

2014年12月17日

「うのはな手まりの会」について☆

今回は氏家に受け継がれている伝統文化「手まり」についてお伝えしました。

皆さんは手まりの実物を見たことはありますか? まあるい玉に、様々な色の糸を巻きながら模様を編んでゆくアート作品です。大きさは指先ほどの小さなものから、メロン位の大きさの手まりなど様々。

氏家にはそんな手まりの伝統を受け継ぐ「うのはな手まりの会」があります。今回は、うのはな手まりの会 顧問・田崎茂利男さん(写真↓のお方です)にお話を伺いました。
田崎さんが手まりと出会ったのは今から40年前、現役の美術教員だった頃でした。当時、氏家で手まりを作っていた大谷スミさんのところに、制作を習いたいという田崎さんのお母様の送迎をしている内に、すっかり大谷さんの手まりの世界観に魅せられた田崎さん。スミ先生に内なる感動を見初められたのか、先生からやってみたらと誘われて、手まり作りに没頭していったそうです。

(※写真↓は田崎さんの作品の一部です。)
実は大谷スミさん。偉大なるお方なんです。簡単にご紹介しますと・・・

・明治生まれの大谷スミさん。スミさんご自身が手まりを作り始めるきっかけとなったのは、昭和39年に開かれた東京オリンピック。

(外国から沢山のひとが訪れるので何か日本のお土産をあげたい!!)と思ったのがはじまりだったそうです。

・当時スミさんは70歳。70歳から手まり作りを学び、技術を高め、新しいデザインを生み出し、そして、それを弟子たちに伝えていったんです。

・そうして昭和51年。手まり作りが、氏家の無形文化財に指定されました。

・・・そんなスミさんの手まりの技術と、手まりへの愛情は変ることなく
、今から20年前に氏家で結成された「うのはな手まりの会」によって受け継がれています。
「うのはな手まりの会」が結成されたのはおよそ20年前。スミ先生が亡くなられた後に作品がさくら市ミュージアムに寄贈され、展覧会を催す際に、実際に作っている様子も見せてくれるようにと学芸員さんに頼まれた田崎さん。すると会場に足を運んだお客様から、私も習いたいという声が募り、誰もが参加できる「うのはな手まりの会」をさくら市ミュージアムを拠点に結成されたそうです。

現在、会員の方は30名程。5~6つのグループに別れて活動されているそうです。今年、うのはな手まりの会から最高賞を受賞した方がおります。名前は、神部ヒロ子さん。秋田県由利本荘市で10月に行われた「第45回全国ごてんまりコンクール」で、最高賞の東北経済産業局長賞に輝いたそうですっ☆

田崎さん曰くその『雨のち晴れ』という作品は、立体的で七色に輝く素晴しい作品だそうです。

田崎さんご自身の新作は、アナと雪の女王を題材にした『ありのままに』(※写真↓)。白のみで表現された綺羅びやかな白銀の世界が広がる作品です。

あなたの知らない手まりの世界・・・さくら市ミュージアムショップ(※写真↓↓。美術館を入って左手にあります。)で作品を見て、購入することもできます。古からある古風な模様のものと、作家さんそれぞれの感覚で作る手まりの世界へ、ぜひ足をお運びください。
※さくら市ミュージアムからのお知らせです。

さくら市ミュージアムは、リニューアル工事を行うため、12月24日~来年の3月末頃まで休館予定です。現在開催中の企画展「模写そして創造へ 荒井経の仕事」は、12/23までの開催です。
お問合せは、さくら市ミュージアム:028-682-7123までお願いします。

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