[齋藤さんの栃木市ラブ]2014年1月27日
室の八島で和歌を詠む(*^^)v![]() 大きな木に囲まれ、8つの島とそこにかかる橋・・・。
神社の中でも、こういった作りになっている場所はとても珍しいですよね?! 島にはそれぞれ、筑波神社や天満宮など、8つの神社が鎮座しています。 この、室の八島、昔から多くの歌人に詠まれた場所で、作られた歌の数はおよそ100を数えるのだそうです!!! ![]() そして、多くよまれた歌は、恋の歌。
室の八島の煙は、「火の煙」「思ひ」「火」「煙」が詠みこまれたそうです。 大神神社境内に歌碑として建立されている歌は4種あります。 そのひとつ「いかでかは 思ひありとも 知らすべき 室の八島の 煙ならでは」という歌(藤原実方)について、紹介いただきました。 その大意は、「彼女を恋していることを、どうして知らせることができようか。私は室の八島の煙ではないので知らせることはできない。もし煙だったら立ちのぼって知らせることができるのに…」といった意味なのだそうです! 男性の皆さんは、こんな想いになられたこと、ありますか? 小林先生に伺ってみると、「思ったらすぐに言うほうなので、こういうことはあまりないかな…」といったお答えでした(*^_^*) 女性側は、気になる男性がこんな風に思っていてくれてたら、安心して?!バレンタインのチョコレートを準備できそうですね(*^^)v ![]() 多くの歌人を惹きつけてやまなかった室の八島。
俳人・松尾芭蕉も、歌枕の地を巡る旅の途中で立ち寄ったということです。 想いを言葉にして伝える。 和歌を詠じる、歌う。 「歌う」の語源は「訴う(うったう)」訴える、からきているそうです。 まさに、強い思いを相手にぶつける、といったイメージでしょうか? バレンタインに、大切な人に気持ちを伝えられたらいいですね!!! ********************************** 「室の八島」(大神神社内) 住所:栃木市惣社477 アクセス:東武宇都宮線 野州大塚駅を降りて、少し歩いたところにあります。 ☆☆☆☆☆ こちらの写真…上下反転しています! 上に見えている方が、「池に写った姿」です☆ 下に見えるのが、実際の空間です☆ ![]() |
今回は、バレンタインにちなんで、恋にまつわるスポット「室の八島」を紹介しました。
「室の八島」は、いにしえから多くの和歌に詠まれてきた神聖な場所です。
恋愛成就のご利益があるといわれている、惣社町(そうじゃまち)の大神神社(おおみわじんじゃ)の境内にあります。
ご案内いただいたのは、栃木市文化大使でもあり、國學院大學栃木短期大學で国文学を専門に教えていらっしゃる小林吉一先生です。