[齋藤さんの栃木市ラブ]2012年10月29日
いよいよ開催!!とちぎ秋まつり山車会館へ入ると・・・
目の前のスクリーンにとちぎ秋まつりの映像が映し出され、 お囃子と共に展示してある3台の山車が回転して迫力満点!! 山車会館には、常に3台の山車が展示してあります。 一定の期間ごとに入れ替えているんですよ。 栃木市の山車は、江戸時代に作られたもので、
栃木市の町内で所有しています。 山車9台と獅子頭があります。 木村さんにご紹介いただいたのは、静御前という山車。 実は、この山車、江戸時代、
徳川将軍が行ったまつりで使われていたもので、 当時は人々のあこがれの山車でした。 それを栃木市の豪商が当時の300両、 今でいうと億という単位で、買い取りました。 栃木市の豪商の持っていた力ってすごいんですね。 静御前の山車の他にも同様の山車があり、 栃木市内には、全部で9台あるのですからその財力の大きさが伺えます!! ちなみに徳川のおまつりで使われた山車は、50台ほどあり、 静御前のように数台は地方に買い取られていったそうですが、 そのほとんどは、江戸で関東大震災の被害を受け、 焼失してしまったそうなのです。 今、こうして静御前が ここ栃木市にあること自体がとっても貴重なことなんだそうです。 この山車、きらびやかな装飾が目を引きますね~ 装飾も細部までこだわっています。 また、金がふんだんに使われています。 一番下には、太鼓がついており、 お囃子の演奏ができるようになっています。 その上に2段目があって、 最上部に2メートルほどの人形(静御前)があります。 その大きさは、2階建ての家くらいで、 重さは、2~3トンもあるんですよ!! さて、とちぎ秋まつり当日は、 この静御前をはじめとする絢爛豪華な山車が 栃木市蔵の街エリアを練り歩きます。 こちらは、桃太郎。 そして、山車イベントの中でのメインが「ぶっつけ」
ぶっつけと言っても本当に山車どおしをぶつけるわけではなく、 山車が向かい合ってお囃子を競い合うものです。 お囃子のリズムを崩した方が道を譲るというルールで行われます。 どのようなお囃子合戦が行われるのかも見所ですね!! さて、最後にインフォメーションです。 秋まつりの一番の見どころ「ぶっつけ」 この「ぶつけを」じっくり見ることができる特別観覧席があります! 前売り券は2000円、当日券は2200円で、全席指定。 1回は、80分間の観覧。時間帯で総入れ替え制です。 特別観覧席のチケットは、現在、栃木市観光協会で販売中です。 みなさんも是非、間近でこの山車の迫力を味わってみてくださいね。 ちなみにこちらは獅子頭。 とってもかわいい顔立ちです!!↓ |
2年に1度の栃木市の秋の一大イベント「とちぎ秋まつり」
11月9日~11日まで開催です。
今回は、そんなとちぎ秋まつりのメイン「山車」について
詳しく知るために「とちぎ山車会館」へ行ってきましたよ♪
ご案内してくださったのは、
栃木市観光協会の木村敦明さん!!
観光協会のエースです♪