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国分太一 Radio Box 20:00~20:55
2024/4/27 20:42/キラキラの灰/リーガルリリー
☆ワーキング・ガール☆
こんばんは、益子昌一です。
先週、一人の青年の、破天荒なサクセス・ストーリーを描いた
『摩天楼はバラ色に』を取り上げましたが、
今週は、一人の女性がビジネス界で成功する、
ロマンティック・コメディをご紹介します。
監督:マイク・ニコルズ
出演:メラニー・グリフィス、ハリソン・フォード、シガニー・ウィーバー
映画『ワーキング・ガール』
先週の『摩天楼はバラ色に』が1987年、
この『ワーキング・ガール』は1988年公開です。
二作品とも、1980年代後半の好景気によるM&Aブームを背景に、
物語は作られています。
この他にも、オリバー・ストーン監督マイケル・ダグラス主演の
『ウォール街』、ジュリア・ロバーツの『プリティ・ウーマン』なんかもぎりぎり、
このM&Aブーム映画に入れてもいいかと思います。
さて、今夜の『ワーキング・ガール』の主人公テスは、
メラニー・グリフィス演じる、夜学の秘書養成学校卒の銀行員。
M&A部門に所属しているものの、キャリアどころか、
学歴もない彼女は、何をしても認められない。
あるとき、そんな彼女を理解してくれる女上司が現れる。
同性で同い年、やっと自分を理解し、
上のステージへと引き上げてくれる人が現れた。
そう思ったテスは、自分で温めていたプロジェクトを提案するが・・・。
金も力も何もない人間が、すべてを持ってしまっているような強大な敵に立ち向かい、
その知恵と勇気で撃破するサクセス・ストーリー。
王道すぎる王道ではありますが、きっとすかっとするはずです。
ネタバレ的なことかもしれませんが、僕が大好きなワン・カットがあります。
映画の最後、主人公のテスの勝利を知った、元の同僚、
OLの仲間達、社会的にはほぼ無力な女性たちが、
一斉に声を上げて立ち上がり、テスの成功を喜ぶカットです。
マイク・ニコルズ監督作品
『ワーキング・ガール』
この週末に是非!
益子昌一的心の映画、アクセント・オブ・ライフ
また来週、いい映画を!