[Kosuke's Photo]2017年4月16日
日本選手権 2017 in名古屋200m個人メドレーは、派遣標準記録を切って世界選手権の切符もしっかりと手に入れ、勝負にも勝ちました。
大会4日目の最終日は、200m背泳ぎで1分56秒39で優勝。2位の入江選手と共に世界選手権への切符はつかみましたが、世界と戦うにはタイムが足りないのでその辺りが今後の課題になるようです。萩野選手も言っていたのですが、背泳ぎも世界レベルが上がり中の種目の一つなのです。
レース後に萩野選手は、気持ちだけで乗り切った大会で、これは今までにはないことだった。貴重な経験になったと話しています。調子がいい時は何をしても結果はいいのですが、悪い時に・・・今までは、もういいと思ってしまうことがあった。今大会では、最後まで全力を尽くすことができたとコメントしていました。
大きな大きな収穫、本当に良かったなと思います。前述のことも含め、少し時間が経ってからお話してもらいたいと思います。 今回の日本選手権では、清水咲子選手も400m個人メドレーで2位に入り、世界選手権への出場権を獲得しています。最終日、200m平泳ぎに出場し、3位で表彰台に上がった清水選手は、レース後に「勝つ喜びを感じられた。また頑張ろうと思えるレースになった。」と話していました。
萩野選手にとっても、清水選手にとっても今後のレースにつながる本当に大切な大会になったのではないかと思います。 2人からこうした言葉を聞け、晴れやかな表情を見ることができたのは、スタッフとしても喜びが大きかったです♪ |
レースは瀬戸大也選手と最後のタッチ勝負にもつれ込む大接戦になりました。0.01秒差の2位でタイムは4分10秒45。
オリンピック後の日本選手権のタイムとしては好タイムです。しかも、手術を終えて、冬の泳ぎこみを一テンポ遅くスタートしての結果と考えると、どれだけの練習を積んできたのか想像がつきません。
そして、2日目は、200m自由形に出場しました。こちらも接戦となりましたが1分47秒29で優勝を収めています。
そして、大会3日目は、400m自由形からすぐに200m個人メドレーに出場。400m自由形は1分47秒29で、200m個人メドレーは1分56秒01で優勝しました。