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[今週の『心の杖』]

2018年6月25日

心の杖 其の169




【正見とは・・・】


皆さんは自分自身を「ありのまま」に見ていますか?


仏教では「正見(しょうけん)」という言葉があります!(^^)!


「正見」こそが幸せになるための一番の近道なんだそうです。


お医者さんが治療するうえで一番大切なことは正しい診断を

することですよね。この診断が間違ったら治るどころか悪化して

しまいます。


日々の悩みやストレスも同じで、自分の心の状態を正しく知り

整理すること。何に悩んでいるのか、何にストレスを感じている

かを知ることが大切なんです。



お釈迦さまはこの「正見」つまり物事を正しく見ていきなさい。

とおっしゃっています。


こんなお話しがあります!(^^)!

“ある有名な僧侶が町を歩いていると大きな松の木の下に大勢の

人が集まっています。その松の木の前に立札があり・・・

《この松をまっすぐにみた者に金一封を与える  一休》

と書かれていました。人々はどうにかしてこの曲がりくねった松を

まっすぐ見て賞金をもらおうとしていました。首を傾けたり、

近くの木によじ登ったりしてみましたが、どうやってもまっすぐ

見えません。その僧侶はあっさりと「なあに簡単なこと。私は

まっすぐ見たよ!」と言いながら種明かしをされました。

「曲がりくねった松を曲がった松だなぁとありのままに見ることが

まっすぐ見るということなのです。」と”


白いものは白、黒いものは黒とありのままに見ることが「正見」

なんです。悩みやストレスも押し殺すのではなくて、あるがままに

見ていくことがそこから抜け出し幸せの道につながんです(^^)/


 
さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2018年6月18日

心の杖 其の168




【運とは・・・】


運が悪いな・・・ツイてないな・・・と感じることありませんか?


人は思い通りにいかないことが続くと「運が悪いな」とか

「最近ツイてないな」と思ったり、他の人が仕事や生活で

上手くいっているのを見るとあの子は恵まれてるな・・・って

思ってしまう事ありますよね。


自分は運が悪いし、ツイてないし、となんでも運のせいにして

しまっていませんか?


それでは「運」とは一体何だと思いますか?

「運」という言葉を辞書で調べると「めぐりあわせのこと」と

書かれています。「めぐりあわせ」を辞書で調べると「運命のこと」

と書かれています。「運命」とはどういうことか辞書で調べると

「運のこと」と書かれています。

なんだか「運」て良くわからないうちに使っていませんか?


私たちが運が悪い、ツイてないと思うのは、たいてい嫌な事や

悪いことが起きた時です。多くの人は「運が悪いから悪いことが

起きた」と言います。


ですが、実はその逆で「悪いことが起きたから運が悪いと思った」

ということなんです。


例えば、「暑くなったからアイスクリームが売れた」というのは

納得いく考えですね。ですが、「アイスクリームが売れたから

暑くなった」というのはおかしな考えになりますね。


お釈迦さまは「うまくいかないときは「運」のせいではなく、

自分のおこないを振り返りなさい。」と教えてくださいます。


最初から運の悪い人はいません。運が悪いと思い込んでる人が

いるだけなんですよ!(^^)!



 
さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2018年6月11日

心の杖 其の167



【進むべき道を・・・】


子供のころから「あきらめてはいけない」「がんばることが大事」

などと言われたりしてませんか?


確かに多くの場合、あきらめずに頑張ることが自分の夢の実現や

成功に近づくことになるから良いことではあります。

しかし、人はそれぞれ個性があり、得意不得意がありますから

頑張ればできることと頑張ってもできないことがあるのでは

ないでしょうか!(^^)!


できることであればあきらめたらもったいないですが、

できないことを無理して頑張り続けても苦しいだけでは

ないでしょうか。


お釈迦さまは「できることはできる」「できないことはできない」

と物事を正しく見ることこそが大切だと教えていらっしゃいます。


《ある医者の男が妻子を亡くし、世をはかなんで僧侶に弟子入りを

願いました。僧侶は男に「私の言うことが何でも聞けるかな?」

と言いました。僧侶は「はい。なんでも従います。」と。

「よし、それではそこにある箒で庭を掃きなさい。」男は一身に

庭を掃き続けました。しかしいつまでたっても「止めろ」とは

言いません。「まだ掃くんでしょうか?」と男が尋ねると

僧侶は「まだわからないのか!」と怒鳴るだけ。ついにへとへとに

なった男は僧侶に尋ねました。すると「よいか。お前は精一杯

掃き続けているが、掃いても掃いても木の葉が落ちてきて

なくならないだろう。お前が仏門に入って心を清くしようと

思うのも同じこと。掃っても掃っても欲や怒りの心は

尽きはしない。それよりも世を捨てた覚悟で医療で他人を

救うのだ。」と僧侶は答えました。》


この男にとっては、世を捨て悟りの道を求めるより医者として

多くの人を救うことが仏の心に適っていると僧侶は

考えたんですね!(^^)!

できないことをできないとわからせて、その男の長所を

最も活かせる道を示したんです。


どうしてもこれ以上は難しい、自分にはあわないと感じたら

それを認めることも時には大切ということですね。


それは決して逃げるということではなく、あくまで正しく進むべき

道を進むということなんですね(^^)/




 
さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁






2018年6月4日

心の杖 其の166




【怒りは・・・】


皆さんが怒る時ってどんな時ですか?

理不尽な事とか納得がいかない時など腹が立ちますよね?


実は、「怒り」という毒は人生に様々な害を産むんです!(^^)!

特に我々の大切な3つの物「健康」「信頼できる相手」「満足感」

には影響があります。


「怒り」は健康を害します。怒りっぽい人ほど心臓病になりやすい

という報告もあります。血圧も上がり心拍数も上昇します。免疫力

も落ちてしまいますね。

また「怒り」は人間関係も壊します。怒りに駆られて発した言葉で

長年の友情にヒビが入ってしまうこともありますし、夫婦間を

離婚に追いやることや、上司と部下の関係を一瞬にして崩して

しまいます。

また「怒り」は心の満足を奪います。怒りながら食事をすれば

どんなおいしい料理もまずく感じてしまいますね。


「人は可笑しいから笑うのではなく、笑うから可笑しく

思えてくるのだ。」という有名な言葉があります。

怒りにも同じ法則が当てはまります。

「不満だから怒るのではなく、怒るからいっそう不安に思えて

くるんです。」


不満が不安に変わるということなんですね!(^^)!

大切な3つのものを失くしたくなければ「怒る」ことはやめたい

ですね。



 
さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





秋桜コバヤシ