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[今週の『心の杖』]

2017年11月27日

心の杖 其の139



【中道とは・・・】


物事を楽観的にとらえるか悲観的にとらえるか、どちらですか?


哲ちゃん上人も、お知り合いに「何事も悲観的に考える性格を

直したい。」と相談されたそうです!(^^)!

そんな人はきっと多いですよね!

そんな皆さんにお釈迦様のお話を送ります(^^)/


「ソウナという琴を上手に弾く弟子がいました。ソウナはとても

修行熱心で早く悟りを開きたいと厳しい修行で身体を痛めつけ

血を流すこともあったそうです。見かねたお釈迦さまは、ソウナを

呼び言いました。“ソウナよ、もし琴の弦を強く張りすぎたら

どんな音が出るだろうか?”“いい音は出ません。”逆に

“琴の弦が緩すぎたらどんな音が出るだろうか?”“いい音は

出ません。”“では、緩すぎず張りすぎず、丁度いい具合に

弦を張った琴はいい音が出るだろうか?”“いい音がします。”」



人生も修行も同じ、緩すぎず張りすぎず偏らないことが

心の安定につながります。これを【中道】と言うそうです。

この【中道】をまっすぐ進むことが大切なんですね。

なんでも楽観的に考えるのは不健康ですし、

悲観的に落ち込むことがあっても今、目の前にあるやるべきことに

集中していればその気持ちもわすれているはずです( ^ω^ )


何事も丁度いいが一番なんですね(^^)/




さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁






2017年11月20日

心の杖 其の138



【『詫び寂び』の心・・・】


皆さんは、お寺を見に行くことありますか?

私ハーコは、お寺巡りが大好きなので様々なところに行きます。

そんな時にいつも思うのですが、

立派なお寺には立派な庭があって、その庭を見ているだけで

心が落ち着く事ってありますよね!(^^)!


「庭と対話する心」って大切なんだそうです。


『詫び寂び』という言葉がありますよね( ^ω^ )

どういう意味かわかりますか?


これは、お坊さんが里から遠く離れた山奥に入って修行をしている

ところへ客人が訪ねてきてくれる・・・

「こんな山奥の何もないところへお招きしてしまい、本当に

申し訳ありません。」と客人に対して詫びる、これが「詫び」の

語源。

そして、「寂び」とは・・・

「里から離れたこんな寂しいところへよく来てくださった。」

というのが語源。


つまり、『詫び寂び』の精神とは相手に対する思いやりの心を

表すもの、禅の庭にはこのような気持ちが込められているんだ

そうです(^^)/


『詫び寂び』という言葉も仏の道から来ているんですね。

作り手の「詫びる」気持ちを感じて、その心に答える。。。

そんな気持ちで庭と会話をしてみると今まで気が付かなかった

事が見えてくるかもしれませんよね♪




さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁






2017年11月13日

心の杖 其の137




【不安を取り除く方法・・・】


この季節になると・・・

なんだかものすごく不安な気持ちになる時がありませんか?

秋から冬っていうのは街並みの様子も変わるし、

物悲しい気持ちが増しますよね( ˘•ω•˘ )


今日は、そんな不安な気持ちを取り除く方法を哲ちゃん上人が

教えてくれましたよ。


その方法とは・・・


まず、皆さんが抱えている不安を目の前に取り出してください!

抱えている不安というものを目の前に並べてくれたら

不安を取り除いてあげるから!さあ、出してみてください!!

と言われたらどうでしょうか?


そう言われてしまうと、具体的にどういうものが不安なのかという

形あるものは出てこないですよね?!


そうなんです!心の中にある不安な気持ちというものは、実は

実態のないものなんです!(^^)!


実態がないということは、自分自身が作りだしている感情なんです。


私たちはその実態のないものに怯え、恐れ、それに執着している

だけなんです。

ですから、実際に起こっていない事に悩むのではなく、

目の前に起こっている事にだけ立ち向かえばいいのです。

目の前の現実だけをしっかりと見据えて行動すれば自然と不安な

気持ちは感じなくなるそうですよ( ^ω^ )


不安のほとんどは、心が勝手に作り出しているものであって

実態などないものなんですね(^^)/




さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2017年11月6日

心の杖 其の136




【必然の出会い・・・】


人は必要な時に必ず必要な人と出会うようになっている

気がしませんか?

私ハーコは、出会いというのは偶然は無いと思っているんです

すべて必然性があって出会うべくして出会うんだと思っています。


どんなに悲しい事苦しいことがあっても一人じゃなかったから

今まで頑張ってこられた気がします。

ふとまわりを見ると弱っている自分を支えてくれる見守ってくれる

誰かがそばにいるんですよね( ^ω^ )


哲ちゃん上人も時に人は導いてくれる仏さまやお地蔵さまが

人の形をして私たちを助けてくれているような気がするそうです。


特別な言葉などかけてもらわなくてもただ自分を見ていてくれたり

自分の存在に気づいてくれたりすることが何よりもうれしかったり

することがありませんか?


自分だけではどうにもならない事は数々あってもそんな時こそ

私たちが手をあわせるご先祖さま、仏さまが必ず寄り添ってくれたり

一緒に歩んでくれている気がすると哲ちゃん上人はおっしゃって

いました。

自分だけではどうにもならないことはたくさんありますが、

そんな時こそ私たちが手をあわせるご先祖さま、仏さまが

必ず寄り添ってくれたり、一緒に歩んでくれます。


自分は絶対に一人ではないし、必ず見守られているんですよ(^^)/




さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2017年11月9日

心の杖 其の132




【その道を極める近道とは・・・】


勉強、運動、芸事、人生、極める一番の近道とは何か?


それは「守・破・離」!(^^)!


古典芸能の世界に「守・破・離」という言葉があるそうです。

芸能を志す人は、修行の途中でどうすれば上手くいくのかと

迷うことがあった時にその道の師匠の元へ行き教えをいただきます。

そして、師匠から教えられた通りにすることで悩みを解決します。

これが「守」。

その道の達人が考え抜いた末の技法を最速で学べる近道。


そして、師匠から教わったことを自分なりに工夫して師匠と違った

事を試す「破」。

得たものから殻を破って自分の個性を出すということです。


最後には、師匠の教えから完全に離れて自分流の形を完成させる

事が「離」。

師匠から離れて一人立ちをするということですね。


お釈迦さまは、自分より優れた人と出会った時には「その人から

積極的に学びなさい。」と我々に教えてくれています。


物事って何事もモノマネをすることによって早く上達して、

自分の形にしていくんですよね。


「自分ならではの人生観を確立しなければ、人として真に完成した

存在にはなれません。」

とお釈迦さまはおっしゃっているんだそうです(^^)/




さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





秋桜コバヤシ