[今週の『心の杖』]2019年1月28日
心の杖 其の200 |
2019年1月21日
心の杖 其の199【悩みを相談するなら・・・】 悩みを持ったら誰に相談しますか? 一番良い方法は、その道のプロや経験者に聞くこと!(^^)! 東南アジアの昔話です。 “一匹の魚が海から大空を眺めて悩んでいました。「鳥は大空を 自由に飛べていいなぁ。僕も空を飛べるようになりたい。」と そこで魚は仲間の魚たちに空を飛ぶ方法を訪ねてみましたが 誰にもわかりませんでした。しかし、ある時、海に漂っていた 一羽の鳥に勇気を出して相談してみたところ、「君は胸ビレが 発達しているから、それを広げてジャンプしてごらん。そしたら 翼のようになって飛べるかもしれないよ。」とアドバイスを もらいました。それ以来、魚は鳥のアドバイスに従って何度も ジャンプを繰り返したところ、とうとう飛べるようになり 「飛び魚」と呼ばれるようになりました。” 私たちは、広い世界にいる割には狭い世間に閉じこもりがちです。 ですから、時にはいつも接している人たちとは違って、自分が やりたいと思っていることをすでにやり遂げている人たちと 交流を持つことが大切なんです。 自分の解けない問題に詳しい人は必ずいます(^-^) 例えば・・・ 恋愛で悩んだのなら、独身女性ではなく、既婚女性やその道の プロと呼ばれる方、経験豊富な方に相談すると、知らなかった 解決の知恵を教えてもらえることがたくさんあります。 そう考えると、皆さんの周りでも割と身近に相談相手が いませんか? 意外と成功者や同じ悩みを解決した人たちは、快くアドバイス してくれるものですよ(^^)/ さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
2019年1月14日
心の杖 其の198【心の鍛え方・・・】 チョットしたことで心が傷つくことってありますよね。 心ってデリケートですもんね!(^^)! しかし、心も鍛え方によって強くすることができます。 江戸時代に活躍した良寛和尚の言葉に “災難に遭う時節には災難に遭うがよく候、是はこれ災難を のがるる妙法にて候” という言葉があります。 “災難に遭った時はジタバタしても始まらないし、 なるようにしかならないと思うとなんとかなるもんだよ。” という意味です。 しかし、良寛和尚が言わんとすることは、もっと深く “困難にぶち当たっても予想とは裏腹に簡単に事が片付いて しまうこともある。一度乗り越えてしまえば自信もつく。 そうすれば、同じような困難に遭遇しても物怖じすることは なくなる。” ということを教えてくださっています。 皆さんは、自転車の補助輪を初めて外した時のことを覚えて いますか? 最初は、バランスをとるのも難しくて誰かが後ろで支えて くれないと不安で何度も後ろを振り返ったりしませんでしたか? でも、慣れてきて一人でこげるようになったら、恐怖感は薄れ 怖かった自転車の運転も楽しみになったんじゃないでしょうか? これと一緒で、つまりどんな困難も一度それを乗り越えることが できれば、心に免疫がつくんです。そのおかげでまた同じような 困難にみまわれても必ず乗り越えられるようになります。 大切な人を失ったり、病気になったり、不運や困難もまだまだ 経験するかもしれませんが、「これでまた強くなれる。」と 受け止めて、できることを淡々とやっていけばいいのではない でしょうか(^^) 人間はそんなに弱い生きものではない!!ということですね。 さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
2019年1月7日
心の杖 其の197【恩送り・・・】
皆さんは、「ペイフォワード」という言葉を知っていますか? “誰かに親切にされたら、その人に返すのではなく他の人に渡す” ことなんだそうです。 この精神は、古くから日本でもおこなわれていました。 これは「恩返し」ではなく「恩送り」というんだそうです。 「情けは人の為ならず」・・・ 情けをかけても結局はその人の為にはならない。と誤った解釈 をしがちですが、本来は「恩送り」のことを意味していて、 人に情けをかけるとそれは巡り巡って、いずれ自分のために なるという意味です。 今の世の中、自分のことを第一に考える人も多いし、自分さえ 良ければいいという風潮もありますよね。 このような時代こそ、この「恩送り」が必要なんです。 人と人との関係が希薄になっている状態では、親切をその人に お返しする「恩返し」よりは、「恩送り」の方がおこないやすい でしょう。 誰かにしてもらったことをまた別の誰かにしてあげるというのは、 それがドンドンつながって良いことですね。 体育会系とか芸人の世界では、後輩にごちそうしたり、 アドバイスしたことをこちらに返すのではなく、自分の次の 後輩にしてあげる、これが巡り巡って自分に返ってくるという 風習がありますね。 これはとてもいいことですよね。 修証義というお経に「人類いかでか恩を知らざらん」という 一説があります。 「人として生まれたからには、恩に報いずにはいられようか。」 という意味です。 皆さんも、今までにいただいたたくさんの恩を誰かに 返していきましょうね(^^)/ さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
【「辞めてもいい」は魔法の言葉・・・】
最近は「辛抱」という言葉があまり使われなくなりましたね。
耐え忍ぶこと、じっと我慢することをしない人が増えてきた
ようです。
哲ちゃん上人のような僧侶になるためにも、何年も厳しい修行に
耐えてやっとなれるんです。ですが、今の若い人たちからは、
「辛抱して、耐えてまで、なんでやらなきゃいけないのか。」
と質問を受けたりもするそうです。
仕事でも時には辛抱したりしながら成長して、一人前になって
いくんでしょうけど、それにしてもすぐに辞めてしまう人が
多いと思います。
人生は楽なことばかりではないし、辛い事を抱えていくことが
人生なんですけどね!(^^)!
ですが、実は、哲ちゃん上人にも「仕事を辞めたい。」と
思っていた時があるんだそうです。
それは、「心底絶望していた時」だったそう。
しかし、そんな時も「負けちゃいけない。辞めちゃダメだ。」
となんとか続けてきたそうです。
今現在もそんな気持ちになっている人が大勢いるんじゃない
でしょうか?
哲ちゃん上人は、苦しくて仕方ない時は「辞める」という
選択肢も当然あっていいと思うとおっしゃっています。
「もしあの苦しかった時に辞めていたらどうなっていたんだろう。
辞めていなかったら出世したのかな。」
などと答えが出るのは、人生の最後だと思います。
苦しい時は、頑固に「負けちゃいけない。辞めちゃいけない。」
と無理すると心が壊れてしまうこともあります。
そういう人に「辞めてもいいんですよ。」と一言声をかける
だけで、フッと心と身体がゆるむこともありますから
「辞めてもいい」という選択肢を加えることでその中から
自由に選ぶこともできます。
すると、「ま、もうちょっと続けてもいいかな。」と気が楽に
なったりもしますからね。
「辞めてもいい」
これは、「辞めよう」でも「辞めなさい」でもないんです。
辞めてもいいは続けてもいいも含まれますから、本当に苦しい
時は「辞めてもいいか・・・」とつぶやくと
心が楽になりますよ(^^)/
さて、
哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!
ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬
では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁