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[今週の『心の杖』]

2019年4月29日

心の杖 其の213




【自業自得の法則に従えば・・・】


最近、子供への虐待や老人ホームなどでも介護するどころか

弱者をいじめたり、イライラをぶつける事件が多くなりましたね。

あおり運転なども相手を威嚇したりストレスをぶつけるような

態度をとったりと毎日のように目にします。


ストレスのはけ口がおかしなことになってるように感じませんか?


何事も自分のペースやリズムに沿わないとイライラしてしまうん

ですね!(^^)!


私たちも人の数だけその人のスピード、価値観とそれぞれの方が

いますが、なかなかそれを認められないのが現状です。


“子供叱るな来た道じゃ、年寄り笑うな行く道じゃ”


私たちは一朝一夕で成長したわけではありません。

両親や恩師、仲間がいて今の自分があります。

時にはしつけをされ、教育され、道を外さないように導いてもらって

今があります。それなのに子供のころのことも忘れ、

自分はノロノロとした老人にならないと勘違いしている人たちが

多いですね。

想像力がなくなってきているんでしょうかね(´・ω・`)


人のことなど少しもわかってあげようとしませんし、

人のことをわかろうとしない人が、自分のことをわかってほしい

と考えることは身勝手千万です。


これらを解決する方法をひとつ!

仏教でいう「自業自得」の原則に従って、相手が自分の分身と

思い接することが大切なのではないでしょうか!(^^)!



つまり、「思いやり」を忘れないということですね(^^)/



さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2019年4月22日

心の杖 其の212




【誰かの幸せを願うことも・・・】


長生きする秘訣、充実した人生を過ごす話として、笑顔で過ごす

生きがいを見つける、というお話しをしたことがありました。


先日、若い方から「自分には大きな夢や目標がありません。

どうしたら夢が持てますか?」という質問がありました。


最近の若い方は現実主義で、なかなか夢を見ることが少ない

なんて話を聞きますよね。


「夢」というとどうしても大きなもの、人生をかけたもの、

のように聞こえて、若者の特権のように感じますが、

哲ちゃん上人の周りの年配の方たちは、70歳で大学に行くとか

90歳で英会話を習って外国に行く夢を語ってくれたりするんだ

そうです。この方たちは、個人個人の夢の大小はありますが、

毎日普通の生活を繰り返していても夢は持てることを教えて

くれています。


今の若者は、人生を冷静に見ているのか現実的にとらえているの

かはわかりませんが、何事にも相当頑張らないと手が届かない

物でなければいけないと思っている人が多いのではないでしょうか?


ですが、小さなことをないがしろにして、いつか大きな貢献を

することを夢見ることが価値あることでしょうか?


他の人の役に立つ夢、沢山良いことをする夢も十分達成感の

ある夢です。


お釈迦さまは“他の人の幸せを願う心で生きれば必ず自分自身が

幸せになる”と説きました。すると、弟子の一人が“人に与えた

喜びや幸福はやがてなくなりませんか?”と質問しました。

お釈迦さまは“無くなることはありませんよ。それは、一本の

松明の火のようなもので、一本の松明から数百人、数万人に

火を分かち合えたとしても火が消えることはありません。”と

おっしゃいました。


幸福も夢も松明の火と同じで周りにどんどん広がっていくんですね。


誰かの幸せを願うことも立派な夢ですし、自然と大きな貢献が

できる立場へ導かれていきますよ(^^)/



さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2019年4月15日

心の杖 其の211




【修行の心得とは・・・】


“一生懸命に頑張っているのに誰も私が努力していることに

 気づいてくれない。それが悲しい。”


そんな風に相談されたらどう思いますか?

確かに努力したことって誰かに認めてもらいたいと思いますよね。


“ある修行僧が師匠に「修行の心得とは何ですか?」と訪ねました。

その師匠は「ご飯は食べたか?」と問い返しました。その修行僧は

「はい、食べました。」と答えました。するとその師匠は

「ご飯を食べるのに使った茶碗をちゃんと洗っておくのだぞ。」と

言いました。その言葉でその修行僧はその意味を理解しました。”


これは仏教の中に出てくるお話しです。

一体何を教えてくださっているのでしょうか?


それは、「自分のおこなったことの痕跡を残さない」ということ。

食事の後には茶碗を綺麗に洗って、その茶碗で自分が食事をした

痕跡は残さないということなんですね。

それと同じように修行をしても「私はこれだけ一生懸命に修行 

をした。」という痕跡を残さないことが修行の心得になるという

ことを教えてくださっています。

ですから、誰も自分の修行、自分の努力に気づいてくれないかも

しれません。

しかし、「周りの人が自分の努力に気づいてくれなければ、

それはそれでいい。誰も自分の努力を認めてくれなくても

それでいい。」というのが仏教の教えということなんです。


かえって、気づいてもらいたい。認めてもらいたい。という

気持ちにこだわると、それが心の迷いとなって修行の妨げに

なるんです。


職場の仕事でも、気づいてもらいたい。認めてもらいたい。という

気持ちが心の迷いをもたらし、仕事の妨げになる場合もあるのでは

ないでしょうか。


「気づいてくれなければそれでいい。」と開き直るのも心を

楽にする一つの考え方だと思います。


人の評価などを気にするよりも「努力は自分のためにするもの」

と自分に言い聞かせて続けていくのが一番ということですね(^^)/



さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2019年4月8日

心の杖 其の210



【時間は使いこなすもの・・・】


忙しい時間に追いまくられてプライベートの時間を持てなくなると

皆さんはどんな気持ちになりますか?


自分のしたいことができないまま

「私の人生はどんどん過ぎ去っていくのかな。虚しいな。」

という気持ちになりますよね(T_T)


でも、時間の使い方をちょっと工夫すれば忙しい日々の中でも

プライベートの時間を作ることは可能なんです。


“ある修行者が師匠に「一日の時間をどのように使えばいいです

か?」と質問をしました。すると師匠は「お前はただ時間に

使われている。自分から時間を使いこなすようにしなければ

ならない。と答えました。”


という仏教のお話しがあります。


例えば、師匠や上司から「今日中にこの仕事を終わらせてくれ」

と大漁の仕事を命じられたことをこなしているだけではプライベート

の時間はいつまでも持てません。期限を決められた仕事をただ

やっている状態が、「時間に使われている」ということなんです。


それでは、「自分から時間を使いこなす」とはどういうことなので

しょうか。それは、自分なりに工夫してできるだけ早く仕事を

終わらせる。そして今日は残業せずに定時に帰ったりして

プライベートの時間を楽しむ。と考えたりすることなんです。


時間の使い方は、自分自身で工夫することが大切なんですね。


忙しい中でも少しでも自分時間を見つけられるように上手く

使いこなせば心も潤されるということですね(^^)/




さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2019年4月1日

心の杖 其の209




【嘘も方便・・・】


今日はエイプリールフールでした!(^^)!

仏教では嘘をつくのはいけないことだと言われています。

お釈迦様は嘘を禁じているんですよね。


仏教には、不毛五戒という生活規範があり、嘘・おせじ・二枚舌・

人を惑わせる予言 などは慎みなさいと言っています。


【嘘も方便】という言葉は皆さんもご存知ですよね。


方便とはサンスクリット語で「ウパーヤ」の翻訳で、目的に

近づくための優れた手段、方法という意味なんです。


仏教の導きや働きも「方便」と表現するそうです。

つまり、方便とは限りない慈悲と知恵に基づくもので、自分勝手

な都合で真実を捻じ曲げることではないんですね。


しかし、【噓も方便】は色々なことを考えさせてくれる言い回し

です。

嘘も何かの手段や方法になるということですから、状況に

よっては善悪の線引きは変化するというわけです。


よく考えると誠実に取り組めば、嘘は良くないという前提を

踏まえた上で、嘘だって使い方によっては方便になりうるの

ではないかというかなり際どい表現です。


人をだましたり傷つける嘘は絶対によくないですが、時には

相手の立場に立っての嘘やお互いが笑顔になるような嘘なら

多少は許されるのではないでしょうか?

ただし、いつも嘘をついてオオカミ少年のようになったら

信用も失いますから、気を付けたほうが得策かもしれませんね。


人を幸せにする嘘ならOKなんでしょうね(^^)/



さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





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秋桜コバヤシ