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日光彩子

[キラリ!日光]

2014年2月27日

日光湯波について調べてきました!

皆さん、日光の代表的な食べ物と言えば、湯波ですよね? 二社一寺の辺りには特に、たくさんの湯波屋さんがありますが、湯波はいつ頃日光に伝わってきたのか、どんな風に食べられてきたのでしょうか?

お話しを伺ったのは、元祖海老屋長造の六代目・森直生さん(写真↓左のお方)にお話しを伺ってきました。
そもそも湯波は、仏教と共に中国から京都へ伝わってきたそうです。日光へきたのは鎌倉時代後期あたりで、室町時代には確実にその存在が確認されているとか。その頃の湯波はお坊さんが食べるもので、今の様に一般の方が食せる様になったのは、江戸時代に入ってから。

それまでは二社一寺のお祭りの時に捧げられる、神様へのお膳・御神撰の中にゆばが含まれていました。日光は今でもゆばを、神様の食べ物として大切にしているんですね。

ゆばは、大豆と水だけで出来るとてもシンプルな食べ物です。海老屋長造さんでは素材にこだわり、国産の大豆と日光の水を使っています。

ゆば作りで一番難しいのは、大豆に水を吸わせる、その吸わせる時間や、その時の水の温度などを調整すること。出来具合を確認するのは、御主人の指先。つけ上がった大豆を指で触り、更に調整を重ねるそうです。

ここで豆知識 ☆~京都と日光の湯波の違い~☆
二つの違いは引き揚げ方と、一重二重の違い。京都ではゆばをすくう時に、温めた豆乳の上に出来た膜を、端からすっと竹串で引き上げるから一重。一方の日光では、膜を真ん中からそっと、すぅっと金串で引き上げます。この時に、膜の中にも豆乳がたっぷり含まれる様に、二重にして引き上げます。どおりで日光の湯波はボリュームがある訳です。
お話を伺った海老屋長造さんの湯波は、揚巻ゆばや、さしみ湯波、しまだ湯波(写真↑↑)など、日光街道の鉢石宿にある店頭で買うことができます。

(写真↓は、海老屋長造さんのお店のポスト。立派な日光彫です!)
是非プロの味で、海老屋長造さんの湯波を食べたい方は、以下の9店舗で海老屋さんの湯波を頂くことができます。恵比寿家さん、ますだやさん、与多呂さん、高井家さん、二葉さん、明治の館さん、ふじもとさん、尭心亭さん、フダン懐石・和み茶屋さん、です。

それぞれのお店で味わえる日本の和食文化の神髄を、日光で堪能してみては如何でしょう。



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