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[キラリ!日光]

2013年9月19日

神橋近くに立つ、板垣退助の銅像の謎に迫ります!!

皆さん、大谷川にかかる朱色の橋「神橋」はもちろんご存知ですよね? 神橋から二社一寺の方角を見て、くるりと後ろを振り返ると、金谷ホテルさんの坂の入り口におられるのが、今回の主役、板垣退助さんの銅像です(↓こちらは後姿。日本を背負う背中はとても大きく感じられます)。
板垣退助というと、江戸から大正時代にかけて活躍した政治家で、自由民権運動の主導者。「板垣死すとも自由は死せず」の言葉が有名ですよね。今から4~50年前には百円札の顔でもありましたから、多くの方が板垣さんと言えば、あのあごひげを長~く伸ばしたお顔を想起されると思います。
でも、こちらの銅像の板垣さんは、それよりも若い頃のお姿で、裾が長めの背広のスーツに、刀をさしております。そして、二社一寺の方角を、腕を組んでじっと見ています。

新政府軍の板垣氏が、どうして敵といえる程の江戸幕府の象徴の場所に立っているのでしょう? お話を伺ったのは、日光ユネスコ協会・理事の高田雄泰先生です(写真↑左が先生)。
江戸を追われた大鳥圭介率いる幕府軍は北へ北へと向かいます。宇都宮を経て、日光へ。後を追ってきた新政府軍、一触即発の舞台は、日光山内、つまり銅像が見ている場所、でした。

優性だった板垣氏は、二社一寺のお坊さんたちに仲介を頼み、大鳥氏に建造物を壊すことなく退去を勧め、幕府軍は更に北を目指しました。一時の感情や私利私欲に溺れることなく、先を見た先人たちの必死の願い・・・様々な立場からの希望が一つになったからこそ、今の二社一寺があるのです。
現役時代は校長先生だった高田先生は、御退職後も日光の子どもたちに歴史を教えています。高田先生曰はく「歴史を知ることは、日本の将来、如いては自分の未来を洞察すること。」・・・歴史を知ってから見る建造物は、更なる発見がありそうです。

歴史の勉強が苦手な方にもお勧めなのが、下記のサイト「わくわく日光探検」。高田先生が携わって運営されています。修学旅行で日光を訪れる学生さんのアクセスが多いHP。大人も子供も是非この機会に、日光の歴史探検してみませんか??


  
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