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今回は氏家ひなめぐり特集ということで、このコーナーでは今年初めてひなめぐりスポットとなった、
普段はなかなか入ることのできない鐵竹堂瀧澤記念館に行ってきました！！

こちらは明治天皇の休憩所として昭和２５年に建てられた
築１２１年の歴史的な建物で県の指定文化財にもなっているんです☆

今回お話を伺ったのは、氏家ひなめぐり実行委員長の柏谷さん。


建物の中に入るとまず目に飛び込んでくるのはお座敷の上に敷かれた真っ赤な絨毯。

そして、入って正面飾られた小さなお屋敷の中にお雛様☆

本物さながらの布で作られたピンクと赤寒椿や吊るし雛など…

その他瀧澤家の貴重なものが今回展示されているんです！！


以前からこのような素晴らしい場所にお雛様を飾るのが夢だったという粕谷さん。
10周年の今回、飾ることができて本当に嬉しい、と言っていました。

と、そこに瀧澤家の奥さんが！
地元の方だけでなく市外、県外からきたお客さんでにぎわう鐵竹堂瀧澤記念館を見て
「鐵竹堂も喜んでると思います。」と本当に嬉しそうな笑顔を浮かべていました。

２年前の東日本大震災以前は、年に何度か他のイベントで建物を開放されていたそうなんですが、
建物の中から見える立派な日本庭園にたてられていた大きな灯籠が１０数個も倒れてしまったそうなんです。
それを目の当たりにして胸が痛み…しばらく閉館にしていたのだとか。

でも、こうして今回氏家雛めぐり、そしてさくら市に協力を頂きこんなに沢。山の方に見て頂けて本当に感謝ですと瀧澤さん。
瀧澤家の今から４代目前のご主人さま、瀧澤喜平治さんが明治天皇の為に建てられ、
その後は美術品として瀧澤家の方が毎日毎日心を込めてお掃除をしこの建物を支えてこられたそうなんです。


１２１年前に建てられたとは思えないほど美しくてキレイな状態で、新しく建て直したものだと勘違いされる方もいるくらいなんです。
お座敷の畳も当時のままなのだとか！！
これにはびっくり。


瀧澤さんの鐵竹堂瀧澤記念館への想いが身にしみるようなそんな気がしました。

そんな「鐵竹堂瀧澤記念館」が氏家雛めぐりのスポットとして見られるのも3月3日（日）まで。
朝１０時から夕方の４時まで、お休みなしで開放しているのでぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね☆

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鐵竹堂瀧澤記念館

場所：さくら市櫻野１３６５
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