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[今回のSAKURA情報]

2013年10月16日

「シャキシャキ茎わかめ」といえば…株式会社 壮関!!

みなさんは「シャキシャキ茎わかめ」や「パリパリからしれんこんチップス」といった
お菓子やおつまみをご存じですか?
スーパーやコンビニなどでも幅広く販売されているので、名前を聞いただけで分かる
方もいるのでないでしょうか?


これらの商品、私もよく食べるので身近に感じていたんですが、もっと身近に感じる
繋がりがあったんです!!
「株式会社 壮関」の社長・関雅樹(せき まさき)さんがさくら市ご出身の方で
県内にいくつかある工場の一つがさくら市にあったんです(本社は矢板市)!

今の世の中、次々と新しい商品が生み出され、利益やアイディア競争が厳しいのは
食品業界も同じ事。そんな中で、ヒット商品を生み出し続ける「壮関」とはどんな
会社なのか、その秘密を探るべく関社長にお会いしてきました。


関社長にお会いする以前に「成り上がり経営」著・峰如之介という関社長について
書かれた本を読んだのですが、本には食品製造ビジネス界の革命児として日本全国を
駆け回り成功を収めてきた姿が書かれていました。
実際にお会いするとキリッとした表情でテキパキした応対がまさに「デキル男!!!」

お忙しい中お時間を割いて下さったので、さっそくどんな会社か聞いてみました。

株式会社 壮関はお菓子やおつまみを製造する食品メーカーで大きな特徴は素材
そのもを生かした商品作り。代表的な商品は「茎わかめ」や「種抜き梅」など。
手がけている商品は約300種類!!!
みなさんの知ってる商品もあるのでは??
これらはほんの一部です。
なぜ300もの商品を取り扱うことができるかと言うと、壮関では「OEM」といって
他者ブランドの商品を製造しているため。だから、莫大な数を製造販売することが
できるんだそう。

見せていただいた商品モデル、見てみると商品は同じでも、販売している会社によって
パッケージが違うんです。これを知ってから、あらゆるところで「茎わかめ」や
「からしれんこんチップス」を見かけると製造者の欄をチェックするようになりました。
「壮関」って書かれているとお買い上げ!こうして最近では毎日のように壮関の商品を
食べている私…笑

さて、さくら市の工場で行われている作業について聞いてみると、

焼く工程・煮る工程・乾燥させる工程が行われていて
焼く工程ではスルメのような珍味を、煮る工程では甘夏の皮のようなピール製品を扱い
乾燥させる工程ではおしゃぶり昆布のような水分を低くする商品を扱っているそうです。

もとは横浜にあった工場を、地元のさくら市に移したのは平成10年のこと。
自分の生まれ育った場所に工場を建てることで、
「やっと地元に錦を飾れた」
そんな風にもおっしゃっていました。


私が「成り上がり経営」という本を読んで一番印象に残っているのは、
「売れない商品には売れない理由がある。その売れない理由を取り除くことによって
ヒット商品になる」といった内容でした。壮関の大ヒット商品「シャキシャキ茎わかめ」
にもそんなエピソードが詰まっているんです。

遡ると、関社長が18歳の頃、ファミリーレストランで初めて茎わかめを食べたそうです。
初めて食べた茎わかめの食感がこのうえなくおいしく衝撃だったようです。
壮関を創業後、再び茎わかめに出会うんですが、あのシャキシャキっとした食感が全く
なかった。初めて茎わかめを食べた時から、茎わかめの本来の素材の食感やヘルシーさ
をなんとか商品にしたいと強く心に決めていた関社長は「それなら、自分がなんとして
でも茎わかめのうまさを引き出した商品にしよう!」と開発に乗り出します。

でも、当時の茎わかめは余分なものとして扱われ、発売してもすぐに日の目を浴びることは
ありませんでした。

茎わかめのシャキシャキ感を出すのに苦労し、できあがってもおつまみではなく漬け物として
扱われたり…

そんな時、なぜ売れないのか→売れない理由を一つずつ取り除こう

そうした発想から試作を重ね今の「シャキシャキ茎わかめ」が誕生したんです。


関社長の商品開発で大切にされていることは3つ。

1.おいしいこと(食感をふくめ)

2.体にいいこと

3.適正な価格であること


私は商品開発って材料をたくさん取り入れたり、複雑な機械を使ってこれまで見たことないもの
に仕上げることが新しい商品に繋がると思っていたんですが、関社長の考えはそうじゃなかった
んです。
「売れない理由を取り除く」。素材そのものの良さを関社長自身が感じているから、
あれこれ手を加えるのではなく素材そのものに近づくよう開発する。
この素材の旨みへの追求が「おいしい」と感じる商品へ生まれ変わる。
壮関のどの商品にも、関社長のこだわりつづけた想いがたっぷり詰まっています。

さて、来月には壮関から新しい商品が発売となります!
それがこちら!
(一部、既に販売している店舗もあります)

メンマやごぼうをこんなふうに商品化するなんて!!
さっそく食べてみたんですが、お酒(白いご飯のおともでもいいと思う)が欲しくなる
ほどよいピリ辛塩加減!そして、シャキッとカリッといい食感!!!!


この先も壮関の商品に目が離せません!
みなさんも是非、新商品とともに壮関の商品をチェックしてみて下さいね!!!

関社長ありがとうございました!

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