[齋藤さんの栃木市ラブ]2013年3月18日
新年度に手作りはんこはいかがですか?はんこは、まず下書きをして、 その下書きに基づいてあら彫りをします。 最後に仕上げに表面を整えたり、掘ったりして完成です!! 中田さんが掘っている線は、0.2~3ミリ! 見ているだけでも目がしばしばします!! 今回は、「愛」という漢字を小篆(実印でよく使う漢字) で作っていただきました!! 中田さんは、手作りでしっかりとしたはんこを作るために 高度な技術が試される 厚生労働省の定める「一級彫刻士」の資格も取得。 技術を磨いてきました。 はんこづくりも20年近くになる中田さんですが、 先輩たちの技を見ると自分はまだまだ学ぶことがある とおっしゃっていました。 職人さんが技を磨くには、本当に長い年月が 必要なんだということを実感しました。 中田さんはじめ、 栃木市内には、手作りはんこを作っている お店が数件あります。 みなさんも是非、この新年度、 自分だけのはんこを作ってみてはいかがでしょうか? |
もうすぐ新年度ですね。
そんな新年度に新しく買うものの1つに「はんこ」がありませんか?
私も社会人になった年に新しい物を買った記憶があります。
さて、今回は、その「はんこ」について、
栃木県の印章業組合連合会の会長を務めている
栃木市泉町のイズミ印房、中田武さんにお話を聞いてきました。
中田さんは、2代目ですが、
お父様も中田さん、ご自身も脱サラをして
はんこ職人となりました。
脱サラのきっかけは・・・
中田さんは、20年ほどSEとして
コンピューターに向かい合っていました。
その中で、職人さんの作業、頭の中の動きを
コンピューターでプログラムする仕事を
担当することがあったそうです。
そこで人間の力がすごいと実感し、
人の力の活かせる仕事、
更にずっとSEとして多忙な生活をしていたので、
集中して時が経つのを忘れるくらいの仕事をしたいと
思ったそうです。
そこで家業であった「はんこ屋さん」が
どちらも当てはまっていることからはじめることになったそうです。