ここからメインメニュー

  • お知らせ
  • 番組情報
  • リクエスト メッセージ
  • プレゼントに応募
  • DJ パーソナリティ紹介
  • DJ パーソナリティ
  • コンサート
  • 番組表
  • PODCAST

メインメニューここまで

サイト内共通メニューここまで

NOW ON AIR

デイリーフライヤー 13:00~13:30 

JUST LISTENING

過去の曲検索

2024/5/17 13:18/プール/スピッツ

生コマ

[栃木市スタッフのつぶやき]

2013年2月11日

小江戸とちぎで江戸前を味わう♪ “新春小江戸寄席”


おととい9日に栃木市栃木文化会館で開かれた
“新春小江戸寄席 春風亭柳橋 独演会”
に行ってきました!


江戸・明治時代に建てられた蔵や歴史ある建物が
今も立ち並ぶ“小江戸”栃木市で
江戸落語を味わってほしいという思いから始まった
新春小江戸寄席も、今年で7回目。

栃木高校OBでいらっしゃる春風亭柳橋さん、
栃木市は、青春時代の思い出が
たくさん詰まった場所ということで、
毎年楽しみにしているとのおっしゃっていました(^-^)

今回は、上方落語の笑福亭鶴光さんも出演され、
東西落語対決となりました。


落語は、町民の生活やお伽話を滑稽に語るもので、
噺の最後にオチが付くのが特徴です。

落語が一芸として世に出たのは
江戸時代中期といわれています。
もとは、町人の間で生まれたもので、
貧しさなどから、けして楽な暮らしではないけれども、
毎日を楽しく生きようとした
町民の知恵と笑いが語られています。

江戸落語は、お座敷芸から、
上方落語は大道芸から始まったそう。

江戸落語は、
お座敷で少人数を相手に話すため、派手な演出せず、
簡潔に、さらっと話すのが粋だとされていたそうです。
使う道具は扇子と手ぬぐいのみで、
扇子を筆に、手ぬぐいを本に、というように、
何かに見立てて使います。

一方、上方落語は、屋外で噺をします。
道行く人に聴いてもらうため、目立つ工夫が必要だったそう。
そのため、小道具や鳴り物を使って、
派手な演出をしたそうです。
見台と呼ばれる台を自分の前に置いて扇子で台を叩いたり、
小拍子と呼ばれる小さな拍子木を鳴らしたりして、
場面を転換します。


私、生の落語を見るのは今回が初めて。

とにかく面白かった!
その一言に尽きます。

江戸時代の噺に現代の風刺を盛り込みつつ
オチを付ける・・・

これが落語というものなのか!
こんなにもおもしろいものなのか!と。

噺家さんの話術に引き込まれ、
笑いが止まりませんでした。

みなさんが思い思いに笑い、拍手を送る。
聴衆のみなさんと噺家さんとの距離感が
とても近いことにも驚きました。

話し方、抑揚、間、声色・・・
知恵と言葉と体と、
ご自身の持っているすべてを注ぎこんでいる。
何より、噺家さんご自身が、
みなさんとのやりとりを楽しんでいる。

これが“芸”なのか、と。

日本には、こんなに素晴らしい芸があるのか、と。


まだ落語を見たことがない方。
ぜひ、一度、生の落語を見に行ってみてください。

こんなに素晴らしい芸を知らないままでは
もったいないですから。




  
番組トップへ前のページに戻る
栃木市スタッフのつぶやき
2013年2月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28
前の月   次の月
栃木市