今回は、4月からのアフターDCの話題をお届けしました！

DCをおさらいしますと、期間中、地域（地方公共団体・住民・企業など）とJRグループが一体となって観光地をPRする全国規模のキャンペーンを「デスティネーションキャンペーン」略してDC（ディーシー）と呼ばれています。去年、大女優さんを起用して、松尾芭蕉が訪ねた歴史を紹介するテレビCM、ありましたよね～。その効果は絶大で、周辺道路に異例の渋滞ができたことでも話題になりました。

アフターDCでは、昨年ほどの予算や人員は割けず、全国への発信力も弱まる中で、DCのレガシー（遺産）を、どう生かし、課題をどう克服するかがポイントになってきますね。ただ、地域からは、2017年のプレ、昨年のDCを経て、「地域が一体となって、取り組む仕組みが生まれたことが最大の成果」という意見もあります。4月を前に、各地域、観光地で盛り上がりを見せていますので、楽しみですね。
　
2019年「アフターDC」って何があるの？という方も多いと思いますので、今日は、その情報をお届けしたいと思いますが、このアフターＤＣ、県内全域で“２３３”もの特別企画が実施されるんです。今日は、「お祭り」「温泉」「体験」をテーマにピックアップしてご紹介させていただきます。

まずは、「大田原 屋台まつり」のご紹介です。花鳥・唐獅子などが精巧な技法で彫り込まれた豪華絢爛な屋台が揃い、金燈籠（かなどうろう）で行う「ぶっつけ」（お囃子の競演）が迫力満点のお祭りです。「本物の出会い 栃木」アフターDC特別企画として、大田原市の地酒を堪能しながら、「ぶっつけ」を真上（まうえ）から眺められ、ゆっくり観覧できる桟敷席がご用意されます。開催日は、４月20日（土曜日）と４月21日（日曜日）。有料ですが、お弁当・ふるまい酒、お土産がついています。各日30名の事前ご予約制です。ご予約は、大田原市観光協会（0287-54-1110）までお問い合わせください。

ほかにも、栃木市の「とちぎ山車まつり」が5月1日（水曜日）と2日（木曜日）に。また、鹿沼市では「春の彫刻屋台まつり」が、５月３日（金曜日）に開催されます。いづれもゴールデンウィーク中ですので、混雑が予想されますが、栃木県が誇る伝統のお祭り屋台は見逃せませんね。

続いては、鬼怒川温泉の地域に根付く『温泉宴会文化』と『美しい夜桜』の融合による夜桜宴会を体験しましょうというイベントです。野外での夜の宴は、県内ここだけの体験のようですよ。会場となるのは、鬼怒川温泉護国神社です。４月６日（土曜日）から１４日（日曜日）の18時～21時15分、毎日、飲食物や特製お花見弁当が販売されます。夜桜に彩られた会場では、神楽殿（かぐらでん）で和楽器やお囃子の演奏や鬼怒川温泉芸妓衆による踊りが披露される他、投扇興（とうせんきょう）やお座敷遊びといった日本の文化体験も楽しめる内容になっています。

那須や塩原、日光・川治などの温泉でも、湯めぐりをたのしめる企画が、予定されています。大地の恵みであり、力の源である「源泉」から、絶え間ないエネルギーが渦巻いている温泉は、人を癒したり、また、運気を招き入れるともいわれています。県内の温泉、是非ご堪能くださいね。

最後に、体験企画ご紹介。栃木の特産“いちご”を使った「いちご染め」が、真岡市の真岡木綿会館で体験いただけます。木綿会館が、市の担当者と連携して、粒が小さかったり傷んだりして、市場に出せないイチゴを活用する研究を重ね試行錯誤する中、大粒だと色が出にくく、熟成した小粒が適していることなどが
分かり「いちご染め」が誕生したそうです。淡いピンク色に染まるそうですよ。開催日時など、詳しくは真岡木綿会館（0285-83-2560）へお問い合わせください。

今年のゴールデンウィークは１０連休というところもあるようですから、
多くのかたに栃木県を満喫していただけるよう、みんなでPRをしていきましょう！

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