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2022年6月22日

第42回 くろばね紫陽花まつり 開催

大田原市には、紫陽花を楽しめるおすすめスポットがたくさんありますが、今日はその中でも特におすすめのスポット、約6000株の紫陽花があると言われています、黒羽城址公園とその周辺で開催される「第28回芭蕉の里くろばね紫陽花まつり」をご紹介します。

黒羽商工会の主事 郡司祐太朗さんに伺いました

会場になっている黒羽城址公園は元は黒羽城として1576年に大関高増(おおぜきたかます)が築城し、北那須最大の規模を持つ城郭でありました。明治維新に至るまでの300年近く黒羽藩主大関氏の居城でした。

現在お城はありませんが、お堀があり、そこを渡る橋や、お堀の斜面、展望台、点在する池…など緩急に富んだ立体的な地形と風情の中で、紫陽花を楽しめるんです。さらに、近くには、黒羽体育館があり、手前のなだらかな道を下っていくと芭蕉の館と呼ばれる資料館、さらに400メートルほど下ると、曹洞宗の禅寺、茅葺き屋根が圧巻の大雄寺(ダイオウジ)があるという、見どころいっぱいのエリアなんです。
また松尾芭蕉が詠んだ句を刻んだ石碑が点在していますので、紫陽花をたどりながら、句碑を探すのもおすすめです。

そんな黒羽城址公園とその周辺を会場に「第28回くろばね紫陽花まつり」が開催されます

6月25日(土)〜7月3日(日)までの9日間、美しい紫陽花とともに、ステージイベントや展示、体験、そしてグルメもお楽しみ頂けます。


地元・黒羽高校の卒業生、棚瀬敬太さんによる津軽三味線の演奏や大田原市で活動されているよさこいチーム正心鼓動(セイシンコドウ)の皆さんの演舞
そのほか、土日を中心に、オカリナの演奏・お囃子などの郷土芸能・県内の高校生による和太鼓の演奏・市内の幼稚園児による歌や踊り、体操のステージもあります。プログラム、日時などについて詳しくは紫陽花まつりホームページ、あじさい観て味てマップをご覧ください。観て味てマップはまつり会場のほか、商工会、観光協会などで配布しています。

ステージ以外の展示や体験については黒羽盆栽同好会の皆さんによる盆栽展が25・26の2日間 芭蕉の館で開催されます。そして翌週の7月2・3の土日には、黒羽陶芸クラブの皆さんによる陶芸品のチャリティー販売が黒羽体育館前で行われます。

さらに、もう一つ、この雰囲気にぴったりの、浴衣の着付け体験も行います。日時は6月26日(日)午前10時〜午後3時まで。黒羽体育館の中で民族衣装文化普及協会の認定講師の方に着付けをしてもらい、会場を散策できるものとなっています。
〇浴衣貸出 男女各 30着
〇着付け料金 1,000円(税込)
それと、もう一つ、忘れちゃいけない、最後に美味しいもの!黒羽体育館前の「味彩広場」と呼ばれるグルメブースには焼きそば、おでんや、鮎の塩焼きなどの軽食のほか土日限定ですが前田牧場さんの牛串、ハルチョンラーメンさんの「さんたからあげ」などが出店されます。

「第28回芭蕉の里くろばね紫陽花まつり」は6月25日〜7月3日まで黒羽城址公園周辺を会場に開催します。約6000株の紫陽花とステージイベントや展示、体験、グルメで楽しい一日をお過ごしください。期間中、夜7時〜9時までは紫陽花のライトアップも行います。入場無料・駐車場も無料です。ぜひ、足をお運びください。

2022年1月26日

第41回 大田原市地域おこし協力隊って??

今日は、大田原市の元地域おこし協力隊であった石井和枝さん、芹江匡晋(せりえ まさあき)さんに、当時の活動のこと、そして卒業後について伺いました。


石井さんは、2015年10月からの3年間地域おこし協力隊として活動されました。埼玉県からUターンで、18歳まで大田原市に住んでいた石井さんは、偶然、ご近所の方が下野新聞の記事を持ってきてくれ、大田原市での協力隊の存在を知ったそうです。ブドウ農家になるための準備をしていた息子さんにどうかと思い、市役所に問い合わせると、Uターンを検討していた時期でもあり、石井さん自身が協力隊に応募することになったんだそう。
そして東京都出身の芹江 匡晋(せりえ まさあき)さんは、実は、プロボクシング第35代日本スーパーバンタム級王者。そんな芹江さんが大田原市の地域おこし協力隊になったきっかけは、那須の別荘でした。ボクシングの引退後、ベトナムに仕事で行っていてご家族と離れ離れだったそうですが、日本に帰って来た際、家族でまた一緒に住むなら栃木が良いと奥様と決め、都内の移住者相談センターに訪れた際、大田原を紹介してもらったのだそうです。
お子様が小さかったので大田原の学校や環境が、家族に適していると思ったのも移住を決めた大きな要因だったそう。大田原移住サポートセンターの方々がとても親切にしてくれると共に、市役所で地域おこし協力隊になって大田原のために仕事をしながら、大田原の事をより知れる環境を教えてもらったそうです。

芹江さんは、2018年4月からの3年間、地域おこし協力隊でした。
お二人の当時の活動はというと…

石井さんの当時の活動の目標は、中心市街地の空き家・空き事務所を再利活用した拠点づくり、賑わいの創出と活性化でした。まず、大田原市中央の築70年の空き事務所を多目的に使用できるように改修し、cafeスペース、レンタルスペースを作り、2016年の5月に地域交流カフェas(アズ)をオープン。音楽ライブ、展示会、ワークショップ、英語教室、読書会、ヨガ、映写会、チャレンジショップ、ボードゲーム、パーティ等様々な催しを提供し、地域の方々の交流拠点となっています。

どの企画にも夢中で楽しく取り組んできましたが、その中でも、スタート時の空き家改修から「アズ」をオープンするまでを、他の協力隊員の方々と力を合わせて、やり遂げたことは印象に残っているそうです。周囲の方々の応援、そして大きな期待に感動と感謝の毎日だったそう。

お店の名前「アズ」は、アクティブシニアの頭文字で「活動的なシニア」の拠点にとの意味が込められているんですって。
芹江さんの当時の活動は、就任した翌年の2019年6月に大田原市山の手1丁目にフィットネスボクシングジムハニーラルヴァをオープン。
以前から、健康や運動の事を都内の学者さんと話したり、論文を調べたりするのが日常だった芹江さん、ボクシングを楽しんでもらいたいだけでなく、健康寿命を伸ばすための意味のある運動を提供、そして調べたことをセミナーや講演で話す事も活動の中心としていたそうです。
 
当時の活動の中で、印象に残っていることは、廃校になっている佐久山中学校でボクシングフェスを開いた事。とにかく楽しいことを地域のみんなでやってみたいと言う想いを市役所の方々、佐久山の地域の方々がサポートしてくれました。
廃校にボクシングリングを設置。国際医療福祉大学に直談判しにいってダンスやジャズ演奏、茨城からもプロレス団体が助っ人できてくれ、ボクシングを子供や大人に触れ合ってほしいイベントを無事成功させられた事は今でも胸に焼き付いているんだとか。
そしてお二人とも、地域おこし協力隊を卒業して、現在も、大田原市に住んでいらっしゃいます。

石井さんは、引き続き、地域交流カフェ as(アズ)を経営しています。今では、レンタルスペースの問合せも多く、これからもっとその分野で有効な使い方はないかと考えています。例えば、塾をやってみたいというお母さんたちと学習支援のお手伝いとか。

芹江さんの現在の活動は、就任中にオープンしたフィットネスボクシングジムハニーラルヴァ大田原店と、さらに2号店として黒磯店も2021年5月にオープン。
昨年8月からは、cafeとsakeウラノカドというレストランを那須塩原市にも開店、そして大田原のひとつの山の中を開拓して空き家や土地をリフォームしたりしています。さらに、なんだパンダベビーカステラという、米粉100%で那須御養卵と千本松牛乳で仕上げたベビーカステラを東武百貨店やマルシェなどで販売もしているんですよ!!


お二人の活動の広がりは、今後、やってみたいと思う方たちのモデルケース、希望の光になりますね。



大田原市が皆さんの心のふるさとになるかもしれません。ちょこっとより道、そしてよかったら、住んでみてくださいね。

2021年11月4日

第40回 大田原市産業文化祭

今週末2021年11月6日・7日の2日間

第33回与一の里 大田原市産業文化祭開催

午前10時から午後4時まで

栃木県北体育館メインアリーナ・サブアリーナ・美原公園のそれぞれの会場で、展示・イベント・コンサートと内容盛りだくさんで開催します。

産業文化祭は、商工祭・農業祭・教育祭が一堂に会したお祭りで、県北から体育館メインアリーナでは、企業展・観光物産・文化・福祉・趣味の会の皆さんの商品や作品PRの場に。

県北体育館サブアリーナでは、大田原市内19の小学校と8つの中学校の児童生徒の作品の展示

美原公園は模擬店コーナーとして、飲食店や観光物産が出展します。

さらに、6日(土)は福原のもちつき唄の披露(大田原市指定無形民族文化財)・劇団らくりん座の皆さんによる劇もあります。

7日(日)は、与一太鼓の披露からスタートし、シンガーソングライターすわじゅんこさんのチャリティコンサートもあります。

ぜひ、足をお運びください。

2021年3月31日

第39回 いにしえの大田原を旅した松尾芭蕉と巡る観光

暖かくなってきて大田原散策にピッタリの今日この頃。今回は、松尾芭蕉も旅した大田原をの〜んびり観光しながら、巡っていただける企画をご紹介します。

黒羽へ訪れた人を案内している観光ボランティア、ふるさとを知る会・直箟浩子(すぐの ひろこ)さんにお話を伺いました。

黒羽と芭蕉は大きな関わりがあることはご存知でしょうか。

大田原市黒羽地区は、江戸時代の有名な俳人・松尾芭蕉が元禄2年(1689年)に「おくのほそ道紀行」で訪れた場所です。

芭蕉は黒羽に、「おくのほそ道」で最も長い13泊14日もの間、滞在しました。時期は5月21日から6月3日(旧暦の4月3日~4月16日)まで留まり、黒羽で多くの句を詠みました。
黒羽藩家老の浄法寺桃雪とその弟の鹿子畑翠桃は、兄弟が江戸に滞在していたおりに芭蕉の弟子でした。桃雪・翠桃兄弟とのつながりから、芭蕉は黒羽では兄弟の邸宅に滞在し、地元の俳人たちとも句会を催して(歌仙を巻く、と言います)交流しました。

また、芭蕉の禅の師であった仏頂和尚ゆかりの雲巌寺を訪れることは、「おくのほそ道」に旅立った芭蕉の大きな目的のひとつでした。

今回の旅のおすすめは「句碑巡り」!

句碑とは、俳句が刻まれた石碑のことです。黒羽では芭蕉や同行の曽良が詠んだ句が刻まれた句碑がたくさんあります。そのうち10ヶ所が句碑めぐりコースとして整備されており、スタンプ台が設置されています。スタンプ台紙付きの句碑めぐりマップを観光協会の窓口で配布していますので、ぜひマップ片手に巡ってください。
その句碑を辿りながら、途中立ち寄るのにおすすめのスポットもご紹介いただきました。

句碑めぐりの句碑のうち、4ヶ所は「芭蕉公園」周辺にあります。芭蕉公園は浄法寺邸の跡地にある公園で、この地で芭蕉は「山も庭も 動き入るや 夏座敷」の句を詠んでいます。芭蕉滞在当時の建物ではありませんが武家屋敷の趣を残す旧浄法寺邸があり、夏の紫陽花、秋の紅葉が庭園を彩ります。
近くには「黒羽芭蕉の館」があり、芭蕉に関わる資料と、黒羽藩大関家の資料を常設展示しています。芭蕉の館北側の階段を進むと、すぐに黒羽城の本丸へ到着します。城址公園となっていて、初夏の紫陽花が見事です。
また雲巌寺は武茂川の渓流沿いにある臨済宗妙心寺派の名刹です。芭蕉はここを訪れた際に、禅の師であった仏頂和尚を偲んで俳句「木啄も 庵は破らず 夏木立」を詠んでいます。山門正面の朱塗りの橋が映える景色が美しく、これからの季節は新緑が楽しめます。

「芭蕉の郷くろばね」としてご紹介する上で、皆さんに知っていただきたいポイントも伺いました。

中米のホンジュラスという国のヒメナさんという女の子が、芭蕉の地を訪ねて黒羽を訪れ、雲巌寺で自分の俳句を詠んでいます。テレビ番組の取材で、その際はふるさとを知る会でご案内しました。今、日本で生まれた俳句、そして松尾芭蕉は世界的に知られていることを、皆さんにも知っていただきたいと思います。…とのことでした。

海外にまでその存在を知られている松尾芭蕉。身近なところに縁がありますから、観光しながら、その足跡を辿ってみると、ゆったり、素敵な一日が過ごせそうですね。

2021年2月3日

第38回 縄文時代に思いを馳せる企画展示 

今回は時代をググッと遡って、歴史に思いを馳せる縄文時代をピックアップした展示をご紹介。大田原市なす風土記の丘湯津上資料館の学芸員 鈴木志野さんにお話を伺いました。

「なすの縄文遺跡ーなす風土記周辺の遺跡からー」

那須地域の縄文時代、特に中期から後期と呼ばれる期間を中心にした、縄文遺跡を紹介する展示。なす風土記の丘湯津上資料館と那珂川町なす風土記の丘資料館の2館に会場を分けて展示を実施していて、大田原市では特に那須塩原市・那須町の縄文遺跡を中心に取り上げています。展示で中心となるのは、縄文時代の集落、人々が集団で生活していたムラの遺跡です。
縄文時代は約1万年以上続いた時代ですが、縄文時代から現代までの人類の歴史がだいたい1万3千年くらいなので、その半分以上が実は縄文時代!

縄文時代はとても長い分、気候も大きく変動しています。縄文時代中期は、だいたい今から5000年前から約1000年間続いた時期なのですが、気温の上昇が落ち着いてきて安定し、だいたい現在と同じくらいの気温だと言われています。食べ物を加工する技術も発達し、人口が増えて、大きなムラが形成されるようになってきます。このころの縄文土器は、立体的な模様が付いたり豪華な装飾が付くなど、一番派手でかっこよくなってくる時期なんだそう。
大田原市なす風土記の丘湯津上資料館では、大田原市で発見された縄文土器のほかに、特に那須塩原市、那須町で発見されている縄文土器を見ることができます。そのほか、土器だけではなく、当時の人々が生活するために使用していた道具は基本的に石製ですので、石器なども一緒に展示する予定だそうです。
  
見所は、那須塩原市で見つかっている槻沢遺跡(ツキノキザワ)という遺跡。那須を代表する縄文時代の一大集落で、竪穴住居や土坑とよばれる人工的な穴から、土器が一括で出土しています。その中には関東地方と東北地方の両地域の特徴を持つ土器が含まれているそう。「槻沢タイプ」とも区分される、当時の那須の文化交流をあらわすような貴重な資料を見ることができます。
そのほかにも、那珂川の流域で発見されている動物を表現した把手が多く出土しており、ヘビ・カエル、鳥などを模した立体的な飾りがつけられる土器も見つかっています。

大田原市や那珂川町の周辺では、「浄法寺タイプ」と呼ばれる、関東・東北・北陸の特徴を持つ縄文土器が発見されています。その土器との違いを合わせてみるのも、とても面白いと思います。

那須地域は、那珂川を通じて関東地方、東北地方、北陸地地方とつながり、さまざまな地域の特徴をあわせもった土器や、各地から流通してきた石器など、予想以上に、当時の人々が様々な地域と文化交流していたことが明らかになっています。

今回の展示では、いままであまり日の目を見ていなかった資料や、過去に展示されてから時間の経っている資料など、近隣の地域で出土している土器などを一挙展示いたしますので、なかなかない貴重な機会となると思います。
「なすの縄文遺跡ーなす風土記周辺の遺跡からー」

場所 なす風土記の丘湯津上資料館 
期間 2月6日(土)〜4月4日(月)まで
月曜日が休館となります。

入館料 一般100円 高校生・大学生は50円、
中学生以下は無料です。
開館時間 午前9時〜午後5時まで