[今週のつながる劇場]2014年1月3日
1月3日 ~浅草寺~1月3日の舞台は「浅草寺」。
![]() 東京都の台東区。大晦日の夜。 除夜の鐘の音を遠くでなんとなく感じながら、 わたくし「田中幸一」はごくごく普通に、新年を自宅で迎えました。 「あけましておめでとう。今年もよろしく」 一応、そんな新年のあいさつを奥さんと交わす。 ただ、なんか恥ずかしいから目は見ないで・・・ 「じゃあ・・・年は越しちゃったけど〝お蕎麦〟でも食べようか」 すると、逆に奥さんからこんな提案が・・・ 子供たちはもう寝たし、実家から泊りに来ている母親に留守番を任せ、 2人でどこかへ食べに行かない・・・と。 「じゃあ・・・せっかくだし浅草寺の方にでも行ってみる?浅草寺の方に行けば、お蕎麦でもなんでもあるでしょ?」 浅草寺のご近所に住んではいたけど、正月の・・・しかも元日の・・・ しかも年越しすぐになんて・・・来たのは初めて!! テレビでは観たことがあったけど・・・ホントにすごい人の数!! 雷門から仲見世、仲見世から本堂へと見渡す限り初詣参拝の人だらけ。 とりあえず、年に一回の貴重な光景なので・・・写真を一枚。 [SE]カシャ ふと思った・・・浅草寺の仲見世ってどのぐらいの長さがあるんだろ? 奥さんに聞いても首をかしげるだけ。でも気になるから検索してみる。 「へぇー。仲見世の長さは250メートルなんだって! お店は東側に54店舗、西側に35店舗、計89店舗だってさー! しかもさ、この仲見世って、日本で最も古い商店街なんだって!!ねぇ知ってた!?ねぇ??」 スマホから顔を上げたら、奥さんはもういなかった。。。 仲見世のトリビアは置いといて、俺は奥さんを追いかけた。 「初詣はあきらめようおみくじだけ引いて、あと何か温かいモノでも食べよう」 ふたりは、浅草寺の混雑を避け、六区の方面へ。 その時、奥さんが・・・ 「あれ?このお店・・・昔、来なかったっけ??」と立ち止まった。 そこは、大衆演芸場の向かい。 昭和テイスト漂う・・・韓国料理系の居酒屋さん。 「あーっ!!確かにこのお店、来たわー!えーと、まだ・・・ユウカが生まれてなかった!? 結婚はしてた!?あれ??もしかして・・・妊娠中の時じゃなかったっけ?」 俺と奥さんは、同時に同じ思い出をたぐり寄せて、記憶の確認をした。 お蕎麦を食べたかったはずだが、そんなことは忘れ・・・店の中へ。 1月1日、元日の深夜1時過ぎ。 お店は参拝客なのか・・・とにかく呑んでるお客さんで賑わっていた。 「とりあえず・・・瓶ビールとグラスふたつ それと・・・おでんと煮込みを。うん、とりあえずで。」 「そっかぁ、前に来た時はまだユウカは生まれてなかったのか・・・」 しみじみ時間の経過と、改めて長女・ユウカの成長を感じていた。 すると、奥さんのスマホにメールのメッセージが・・・ [SE]着信音 「いないんだけど?どこ行ってるの?」・・・だって。 トイレにでも起きたのか・・・ 深夜にいなくなった親のことを心配したメッセージ。 奥さんは、「ゴメンね!お父さんとちょっとデート」と返信。 俺も自分のスマホから、さっき撮った浅草寺の写真だけを送信。 [SE]着信音 「別にイイよ。なんかおいしいお土産買ってきてね」と、 すぐに返ってきた。 「普通にこうやって、メールとかできるんだもんなぁ・・・」 いつでもどこでも家族が繋がっていることに、改めて感心した。 奥さんが、スマホに入れてある、 子供たちの画像や動画を古い順に見返し始めた。 それを一緒に見ながら・・・一杯、二杯とお酒が進む。 あの時はどうだった・・・この時はかわいかった・・・ その時は心配した・・・とか。 気づけば深夜の3時。 「いやぁ~呑んだ!よし、帰ろう。スイマセーン!お勘定してください」 お土産用で頼んだ「チヂミと焼きそば」を包んでもらい、お店を後に。 結局・・・数年ぶりに2人っきりで呑みに来たけど、 話は子供のことばっかり。でもまぁ、その話が一番盛り上がるからな。 ちなみに、おみくじの運勢は〝小吉〟でした。 だけど、〝家庭は円満〟とのこと。 「今年も、いい年になりますように。」 |
