[今週のつながる劇場]2015年3月6日
3月6日 ~東京スカイツリータウン・アイススケート~僕は、「岡田なおゆき」。25歳。 社会人となって、この春で丸2年目を迎えようとしてます。 そして、4月からは、北海道の旭川へ転勤! 初めての転勤・・・そして東京出身の僕としては初めての地方暮らし。 今は、そんな不安だけでいっぱいいっぱい。。。 先週、高校時代の親友から突然の電話・・・ (着信音) なおゆき おーアキラ!久しぶり!どうしたの!? この「アキラ」が、高校時代からの親友。 大学は別だったけど、今でも地元は一緒。たまに会って飲んだりする。 なおゆき え!?俺が転勤するって聞いた・・・何で知ってるの?? あ、シゲちゃんか~。 「シゲちゃん」 こいつも高校時代の親友。要するに3人が親友同士。 シゲちゃんのお母さんとウチの母が仲イイので、 すぐに転勤の情報が伝わっていたようだ。 なおゆき そうなんだよぉ・・・旭川に。 え?近いうちに会おうって・・・そうだな。 ウソ!俺のしたいことに、何でも付き合ってくれるって!? マジか・・・ なおゆき アキラー!シゲちゃーん!お待たせ。 さぁ、滑ろうか! 後日、僕はアキラとシゲちゃんの二人と、スカイツリーで待ち合わせ。 何でも付き合ってくれるってことなので・・・ この冬、一度もできなかったアイススケートに 付き合ってもらうことにした。 なおゆき え?どしたの?「なんでスケートか?」って。 いや、毎年冬になると滑りたくなるんだよ。 でも、この冬はいろいろ忙しくて行けなかったから・・・ で、スマホで調べたら、ギリギリまだスカイツリーのスケートが 春休みまでやってるって・・・だからココ。 アキラとシゲちゃんは、なんか気が乗らないようなそぶり。 25歳の男だけ3人で滑るのが、ちょっと恥ずかしいらしい。。。 なおゆき 大丈夫だよ、ほら~! 彼女がいるんなら、そういう恥ずかしい気持ちもわかるけどさ。 俺たち3人、誰も彼女いないだろって! ・・・ごめんなぁ。 彼女のことは言い過ぎたよぉ・・・冗談だってぇ・・・ アキラ!シゲちゃん!ほら、この僕を見てみろ! 僕だって彼女もいない!それなのに、春からたった一人っきりで、 家族も友達もいない旭川に住むんだぞ。 彼女がいないぐらいどうってことないだろっ!! 二人は、「あ、確かに」という顔をした。 なおゆき どお?スケートする気になった?ホント!良かったー! 僕は1年ぶりのアイススケート。 アキラとシゲちゃんは、かれこれ5年以上はやってないとか。 そのため、スケート靴を履くだけでひと苦労。。。 なおゆき 履けた?じゃあ、リンクに行くよ。 ちょ、おい!ダメだって!服をつかむな! 僕だってそんなにうまくないんだからぁー・・・ (ドシーン) なおゆき イタタタタ・・・ うわ、恥ずかしい!恥ずかし恥ずかし・・・ 大の男3人が、はしゃぎながらリンクに入った瞬間・・・転んだ。 なんだろう、この何とも言えない恥ずかしさは!? なおゆき ゆっくり行こうぜ、ゆっくりな! ケガするから。 壁沿いを、そ~っと行こう。 唯一・・・といってもさほどうまくはない経験者の俺が先頭となって、 その後ろにアキラとシゲちゃんがしがみつき、恐る恐る滑り始めた。 そんな僕たち3人の横を、小学生や大学生ぐらいのカップルが スイスイ滑って追い抜かしていく。 なおゆき ダメだ!よそ見はするな!よそ見をした瞬間、命取りとなるぞ! また、さっきみたく転んでもイイのか!? アキラとシゲちゃんは、無言で首を横に振っている。 なおゆき そうだろ。例え小学生に追い抜かれようとも、気にしてはいけない! このスケートリンクは人生だ。 イマ一瞬追い抜かれたとしても、勝負はゴールだ! ゴールまでに挽回すればイイんだー! その姿は、もうスケートを楽しんでるとは思えない。 リンクの壁を清掃してる人にも見えそうだ。 そんな時、最後尾のシゲちゃんが、片手でスマホのカメラを向け、 写真を撮ろうとした・・・その瞬間!? なおゆき あ、あぶなーい!! (ドシーン) (カシャ) 偶然にも撮れたその写真には、僕と親友の二人が、 この世の終わりのような顔で氷に倒れこむ瞬間をとらえていた! なおゆき ハハハ!すごい瞬間が撮れてんじゃん! 俺にもそれ送って、その写真スマホの壁紙にするよ。 春からたった一人での旭川生活、さみしくなったら二人に電話しよう。 彼女のいないこの二人なら、いつでも《つながる》だろうし! END |
3月6日の舞台は「東京スカイツリータウン・アイススケート」。