[今月のエコピープル]2020年10月1日
『日光茅ボッチの会』 代表 飯村孝文さん茅ボッチとは… 秋に刈り取った茅(ススキなど)を 乾燥させるために、束ねて円錐形に立たせたもの。 今では 茅ボッチの並ぶ風景も、 茅が育つ草原(採草地)も、たいへん珍しいものになっています。 …昔は 住宅の屋根や牛馬のエサとして 茅は生活に欠かせないものでしたが 今はほとんど使われなくなってしまいましたからね…。 ::: そして、収録時に飯村さんが持ってきてくださったのが ミニ茅ボッチ!!! 実物は 1,5~2メートル近い高さがあるということで 5分の1サイズくらいでしょうか… 目玉をつけるのは、大学生のアイデアだったそうですが まるで息を吹き込まれたようになりますね~♪ カワイイ~!!◎◎ 土呂部での茅ボッチ作りは 10月の上旬が最盛期。 10月11日(日)には、土呂部の採草地で 一般の方も参加できる 茅ボッチづくり体験会がひらかれます! 詳しくはコチラ 採草地の必要性を学びながら 貴重な茅ボッチづくりを体験することが出来ます☆ 会の皆さんが分かりやすく教えてくれるので はじめての方でも安心ですよ~(^^)ぜひ! ::: そして、コチラは 土呂部産メープルシロップ『雪の華』 土呂部と言えば さむ~いことで有名ですが まだ雪深い時期に 楓(イタヤカエデ)の樹から採取した樹液を 薪の火を使ってじっくり煮詰めて作られます。 地元のお母さん達の愛情が感じられる、貴重な逸品! 来年4月には 2021年分が発売になる予定です。 日光の道の駅など、覗いてみてください。 (完売必至ですよ☆) この茅ボッチが 土呂部の山の斜面に た~くさん並ぶ様子を、皆さん 想像してみてください… これぞ 日本の原風景ですね。 土呂部の茅ボッチが並ぶ風景は 11月の上旬くらいまで見られるということです。 その頃には 紅葉も美しくなっているでしょうね。 貴重な草原と そこに生き続ける植物たちに思いを馳せながら 紅葉狩りドライブ、いかがでしょうか♪ |
日光市・栗山地域(旧 栗山村)の土呂部地区で
秋に“茅ボッチ”の立ち並ぶ 昔ながらの里山の風景と
そこにある貴重な草原環境(採草地)・花や生き物を守るため
さまざまな活動をおこなっています。
(日光在住の有志を中心に2013年発足・現在会員数40名)