[今月のエコピープル]2021年8月6日
うじいえ自然に親しむ会 会長 高橋伸拓さんシルビアシジミの幼虫は、 鬼怒川の礫河原で 黄色くて丸い花を咲かせる 「ミヤコグサ」という花を食べて大きくなります。 でも ミヤコグサの成長を邪魔する 外来種 「シナダレスズメガヤ」などの雑草たち…。 会では、この雑草の駆除を進めています。 名付けて…“シナダレ バスターズ”! 草刈りカマ、草刈り機を携え、日々戦っているのです!! (^^) …お話をうかがうと、高橋さんを中心に みなさんが とても楽しそうな様子が とても印象的です。 その他、今回メインでうかがったのは、 希少種の昆虫「アカガネネクイハムシ」のお話。 アカガネネクイハムシは、 さくら市にあるため池(向溜)に生えている 抽水植物「フトイ」に棲む昆虫。 2019年10月の台風19号で ため池が決壊してから フトイが枯れて アカガネネクイハムシが いなくなってしまったのでは…と心配されていましたが、 なんと 今年の5月に その存在を 確認! さらに、種がつながっている様子(交尾)も 確認されたとのこと! 「副会長が 最初に見つけました。 私が見つけたかった~ 悔しかったな~!」と笑う 高橋さん。 明るい笑顔が素敵な高橋さん、会の皆さんと 活動してみたいな~と思ったかた、 まずは「うじいえ自然に親しむ会」で検索、 ホームページや Facebookページなどを ご覧になってみてください☆ |
以来、保全活動や自然観察会などを通して
市民の自然への興味、関心を高めるとともに、
さくら市の天然記念物であるチョウ「シルビアシジミ」、
鬼怒川の 礫河原に生息する 絶滅危惧種
「カワラノギク」の保護活動、さくら市内のため池に棲む
希少種の昆虫「アカガネネクイハムシ」の
生息調査などを行なっています。