[今月のエコピープル]2021年12月1日
有機・特栽 すぎやま農場 農場主 杉山修一さん![]() 『癒しの大地と癒しの農作物つくりに挑戦中!』 杉山さんは、栃木県塩谷町にある 江戸時代から 代々受け継がれてきた田んぼ・畑で 有機栽培、特別栽培をされています。 それまでの いわゆる慣行栽培から 杉山さんが有機栽培への取り組みを始めたのは 2001年頃から。 また、2006年秋からは、有機栽培以外のすべての田んぼや 周辺にある畑や山林等で 殺虫剤の使用をお休みするなど、 環境保全・生物多様性復活のための 取り組みも積極的に行なわれています。 田んぼに生きる 生き物たちの命の健康、 そこで育つ作物の健康、 その作物をいただく 私たち・人の健康…。 杉山さんは そんな“健康な命の循環”を想い、 作物や生き物と対話しながら、日々、お仕事をされています。 ::: そして 写真に写っているものは すぎやま農場の田んぼ・畑でとれた 有機米を使った甘酒と、有機大豆で作られた納豆☆ 心を込め・こだわりぬいて作られた『千年の舞』シリーズです。 こうした品を手に取って、 ほかの商品と どんなところが・どう違って感じるか… ぜひ自分の“ベロメーター”を試してみたいですね!! |
2021年11月5日
「しもつけ環境市民会議」 メンバー 粂川祐子さん![]() 『しもつけ環境市民会議』は、 環境に関する課題に取り組み 持続可能な地域社会の 構築をめざし、市民・企業と行政をつなぐ 環境パートーナーシップ組織。 環境への正しい理解を広め、環境の保全と 創造のために行動する人の輪を下野市民全体に広げること、 市の環境 および 環境関連施策を調査研究し、 市民・市民団体・事業者・市に対して、 協働プロジェクト実施などの提案・提言を行い、 共に実施する団体です。 その中で 粂川さんは、環境関連イベントへの 参加を継続するほか、現在は 経済活動と環境保全の関係性 (持続可能な社会づくり)、とくに、適切な農薬の使用や 規格外野菜の活用など人にやさしく・持続可能な 農業のかたちに注目した 活動をされています。 |
2021年10月1日
『オトワ リバース&リバイバルワークショップ』 代表 永祚 純さん![]() 『オトワ リバース&リバイバルワークショップ』は 宇都宮市陽東にある“次世代型リサイクルショップ”! 80坪という広々とした店内に 生活家電や 家具・雑貨がズラリ。 家具は、シンプル、モダン、ナチュラル、 スタイリッシュなアイテムやデザイナーズ家具など どれも状態の良いもの、長く使い続けられるものばかりです。 陳列も、オシャレでカッコ良い家具屋さんのような雰囲気で 訪れるだけで きっと、 “リサイクルショップ”のイメージが変わります。 そして、どうして 永祚さんは そのようなお店を作ろうとしたのか…? これからナニをしようとしているのか…? そこにある アツい思いを、ちょっとずつ聞いていきます! * また、永祚さんは、 県内の建築家やデザイナ-、古家具店店主などが集まり 空き家を活用しながら まちおこしにつなげる 一般社団法人 Re:PROJECT(リプロジェクト)の 代表でもいらっしゃいます。 こちらの活動も ぜひチェック!! https://www.facebook.com/reprotochigi/ |
2021年9月3日
クラフトデザイナー 緑川裕子さん緑川裕子さんは、栃木県(佐野市)出身の
“いきもの好きなクラフトデザイナー”。 「aiai生物部」というブランド名で 様々な“いきもの”をモチーフにした作品を 制作・販売されています。 ![]() …例えば、、、いもむしのリング、 トンボのハネのペンダントトップ、 銀バエのピンバッジ、そのほか、 カエル、ダンゴムシ、 チョウの卵、植物の胞子、アロワナなどなど…! ↑ 上のお写真で、 緑川さんの左胸に付いているのは ハエのピンバッジ ネックレスは カエル! ですよー(めっちゃリアルぅ~) …ちなみにTシャツは、スガちゃんが持っているのが 「イモムシTシャツ」、緑川さんが着ているのは 「細胞分裂Tシャツ」…! 作品は、ハンドメイド通販サイト『minne』でも販売中。 aiai生物部で検索してみてください! また、緑川さんは、足利市にある 「アトリエ造形美術/SARA SILVER STUDIO」で 銀粘土教室の講師もされています。 ![]() そして コチラは、 『害蟲展 season2 』というコンペティションで 入選されたという作品「ヤマビル卵塊」。 ヒルの一種、ヤマビルの卵をモチーフにしたランプです! ステンドグラスのようで とっても美しい作品なのですが まさか ヒルの卵が こんなにキレイなワケ…あるんです! (ぜひ検索してみてくださいYO!) 今回は 緑川さんと、作品のモチーフとなっている 虫(蟲)の魅力について いろいろとお話をうかがいましたが どんな生き物も…、ヒトに嫌われてしまう生き物だって、 よーく見るとアートのモチーフになるような 色や形でいっぱい。自然界で生まれるモノの 神秘のようなものをたくさん感じさせていただきました!! |
2021年8月6日
うじいえ自然に親しむ会 会長 高橋伸拓さん「うじいえ自然に親しむ会」は、2003年に発足。
以来、保全活動や自然観察会などを通して 市民の自然への興味、関心を高めるとともに、 さくら市の天然記念物であるチョウ「シルビアシジミ」、 鬼怒川の 礫河原に生息する 絶滅危惧種 「カワラノギク」の保護活動、さくら市内のため池に棲む 希少種の昆虫「アカガネネクイハムシ」の 生息調査などを行なっています。 ![]() シルビアシジミの幼虫は、 鬼怒川の礫河原で 黄色くて丸い花を咲かせる 「ミヤコグサ」という花を食べて大きくなります。 でも ミヤコグサの成長を邪魔する 外来種 「シナダレスズメガヤ」などの雑草たち…。 会では、この雑草の駆除を進めています。 名付けて…“シナダレ バスターズ”! 草刈りカマ、草刈り機を携え、日々戦っているのです!! (^^) …お話をうかがうと、高橋さんを中心に みなさんが とても楽しそうな様子が とても印象的です。 その他、今回メインでうかがったのは、 希少種の昆虫「アカガネネクイハムシ」のお話。 アカガネネクイハムシは、 さくら市にあるため池(向溜)に生えている 抽水植物「フトイ」に棲む昆虫。 2019年10月の台風19号で ため池が決壊してから フトイが枯れて アカガネネクイハムシが いなくなってしまったのでは…と心配されていましたが、 なんと 今年の5月に その存在を 確認! さらに、種がつながっている様子(交尾)も 確認されたとのこと! 「副会長が 最初に見つけました。 私が見つけたかった~ 悔しかったな~!」と笑う 高橋さん。 明るい笑顔が素敵な高橋さん、会の皆さんと 活動してみたいな~と思ったかた、 まずは「うじいえ自然に親しむ会」で検索、 ホームページや Facebookページなどを ご覧になってみてください☆ |