[Kosuke's Photo]2016年9月4日
インカレ3日目・いわて国体【大会を通してのインタビューから】
個人競技のタイムはリレーを見据えたこともあり、タイムは国体などこれからの大会で狙っていくそうです。リオまでに積み上げた分の力がついていると感じた大会になったそう。 男子の800mフリーリレーでは優勝を狙っていたので、悔しい気持ちはあるけれど、女子が他を寄せ付けない強さで勝ってくれて、チームとしての悲願であった女子の総合優勝という目標を達成できたとのこと。 リレーでアンカーをつとめた選手は最後に抜かれてしまい涙が止まりませんでした。レース後、肩をたたいたり声をかけていた萩野選手。このことについて萩野選手は、インターハイの決勝に出場したことがなかった選手だったのですが、インカレの実力者たちとやっと肩を並べられるところまできた所だったとして、「悔しさがあると思いますが、本当にずっと頑張ってきた後輩なので、がんばったねってことは伝えました。」と話していました。 写真はリレー中に仲間を応援する萩野選手。放送をお聞きで気か付いた方もいらっしゃったと思いますが、これで声が枯れてしまったそうです。 そして、ともに練習をしてきた東洋大学の水泳部の存在について「みんなに支えられて感謝している。家族同然、合宿でずっと空けていたことはあったけれど、寮には変わらずにみんながいて、努力していて、集まった時はこうして力を発揮して、かけがえのないものです。」とコメントしてくれました。
さて、9月9日~11日には岩手県で国体が行われました。萩野選手は、200m個人メドレーを1分56秒21の大会新記録で、100m背泳ぎを53秒60でそれぞれ優勝しています。今回の国体はリオ代表の清水咲子選手や学生選手権でご紹介した菊池優奈選手、岸愛弓選手なども栃木の一員として出場しました。今シーズンの締めくくりとなった大会、観客の方や栃木の後輩たちが力になったそうで、来年につながる泳ぎができたそうです。 また、萩野選手と共にリオの800mフリーリレーを組んだ松田丈志選手の引退レースでもありました。松田選手は地元のプールで調整後、地元宮崎として臨みました。松田選手は、やりきった。上の世代が日本の競泳を強くして次世代につなげられたと。思いは脈々とつながっています。今後の放送でも、リオでの800mフリーリレーを振り返ってのお話もありますのでお楽しみに! インカレのようす・・・写真左側、東洋大のみんなの力強い応援! 選手の親御さん、ご家族も大勢駆けつけ、スティックバールーンをもって応援していました!
800mフリーリレー後、表彰台から仲間に手を振る萩野選手。
|
第92回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)が東京辰巳国際水泳場で9月2日(金)、3日(土)、4日(日)と3日間にわたって行われました。
1日目、2日目の結果に続いて、3日目の結果とインタビューを掲載します。
3日目は400m個人メドレーを4分11秒88で優勝。800mフリーリレーは第1泳者をつとめ、7分14秒92で2位となりました。このリレーで萩野選手は、200m自由形を1分45秒88で泳ぎ大会新記録となっています。
東洋大学は総合順位で女子が1位、男子は6位となりました。