[放送内容]2025年6月5日
農山漁村女性活躍表彰で最優秀賞!小林千歩さん![]() ◇
子どもの頃から農業に興味を持ち、高校・農業大学校で農業を学んで 那珂川町のコメ農家の男性と ご結婚された小林さん。 お子さんたちの入学・入園を機に、8年前に一人で いちごの栽培をスタート。 続いて、レモンの栽培も始めました。 ![]() ◇
今回の審査で、小林さんが活動報告書につけたタイトルは 「よくばりな私がハッピーなバリキャリ農家の嫁になるまで」 農業をやりたい。利益も出したい。こだわりも捨てたくない。 家庭と農業の両立もさせたい! これまでの自分の想いや活動を振り返ってみたら よくばりだったな~と感じたという小林さん。 当時は町で誰もやっていなかったレモンの栽培を始めたのも、 いちごだけでなく、他のもやってみたい!という気持ちを わがままに叶えたからだそう。 ![]() ◇
しかし、お話を聞いていると 小林さんのいう「よくばり」や「わがまま」は 自分の やりたい!という気持ちを大切にして どうしたら実現可能なのか?を模索し行動するだけでなく、 周りの人も楽しませることに繋がっていると感じました! レモンを余すことなく使い切れるように 商品と一緒に可愛いイラスト付のレシピを置いたり、 マルシェなどのイベントで、たまにレアな品種が出る てづくりレモンガチャを持っていったり・・・ 観光農園ではありませんが、数年前からは春に 地元の こども園の子たちを招いて いちご狩りイベントをしたりもしています。 「勝手に、農業の英才教育だと思ってやっています!笑」と小林さん。 食育だけでなく、非農家から農家になった自身のように 農家が将来の職業選択の一つになってくれたらいいなとも 思っているのだとか。 今後は こうした活動も様々な形で展開していきたいと語ってくれました。 ![]() ◇
現在、レモンは20種近く育てており この日 見せていただいたジャンボレモン「ポンテローザ」のほかにも、 赤いレモンや縞模様のレモンなど個性の違う品種を育てています。 加工向きのものは、飲食店で アイスやジュース用に重宝されているようです。 今年、たくさん収穫できそうなのは 璃の香(りのか)という品種のレモン! 11月下旬~12月上旬頃に収穫予定だそうで 「たくさん食べてほしいです!」とのことでした☆ レモンのシーズンをお楽しみに! *・゜・*:.。.*.。.:*・☆*・゜・*:.。.*.。.:*・☆ ●小林さんの いちごは11月下旬頃から オンラインショップ(食べチョク、ポケマル、産直アウル など)で販売! 「ちほのいちごばたけ」で検索♪ ●レモンのシーズンは秋冬です。 道の駅ばとう農産物直売所やマルシェ等のイベントで販売 飲食店への納品等は小林さんへご相談を♪ ☆小林千歩さんの活動は下記リンクから Instagram「ちほのいちごばたけ」でチェック! *・゜・*:.。.*.。.:*・☆*・゜・*:.。.*.。.:*・☆ ↓実も大きければ花と葉も大きい!ポンテローザの花 皮は分厚く、華やかな香りで加工用に人気だそう ![]() |
農林水産業への女性の参画促進・地域活性化などを目的に行われている
「農山漁村女性活躍表彰」
令和6年度の若手女性チャレンジ部門で、
那珂川町の農家・小林千歩さんが
最優秀賞にあたる農林水産大臣賞を受賞しました!