[MY TOWN なかがわ(2014年3月放送終了)]MyTown #101♪ 逆境からのチャレンジ ♪![]() 栽培したのは栃木県が開発したイチゴで「なつおとめ」
イチゴ流通の少ない夏から秋にかけての収穫が出来るという 期待の新品種です。 なつおとめを栽培するときの最大の敵は気温・温度! 現在なつおとめは爽やかな気候の那須高原でハウス栽培によって 生産されています。高原ですら地温が上がらないように白いシートなどで 畝を覆ったりするなど非常に細やかな注意の元栽培されています。 つまり那珂川町のような平地でのなつおとめの栽培は ちょっと考えれば無理な話・・ (´(ェ)`;)ゞ そこで小池さんが取り組んだのは県内でも初という「ハンモック式 高設栽培」 1m程高く作られたパイプに防草シートをハンモックのように 袋状にしそこに苺の苗を植えるというもの・・ (o≧▽゚)o ![]() 温室でありながら暑くなってはいけないという条件をクリアするため
小池さんはいろいろなアイデアを駆使していました! 根の部分が熱くならないようにハンモックの下にビニールを通し そこに風を送ることで空気のトンネルのように苗床を冷やし さらにビニールにまるで水玉のように直径3cm程の穴を所々に開け 空気が温室内にも循環しハウス自体を熱くなり過ぎないようにという 工夫もされています! (*・o・)ほ(*・O・)ほぉー ![]() さらに根の部分を冷やす工夫として苺の苗の横にも細いチューブで
水を通していたり散水も根の上からだけでなく実は・・ ハンモックの中の地中にもビニールの管が通っていて ピンポイントで直接根に散水出来るようになっていました! ( ̄0 ̄*)ノ" 他にも苺が生っている細い茎状の部分も折れてしまわないように 白いクッション材で保護されていたり・・ 自分でアイデアを考え試行錯誤して手作りしたという「高設栽培」 これだけの施設を手作りとなれば気になるのは価格・・。 小池さんいったいこれだけの施設・・いくらかかったんですか! 基本的に手作りなのでビニールハウスを除いた材料費は20万円ほど・・ エエエッ!!━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━ ![]() 小池さんは
この栽培方法なら低コストで農薬も最低限で安心安全な苺が 栽培を始めた年から収穫が期待できて苺がない時期なので収益も良く 更に年配の方でも屈んで作業をしないで済むので身体的負担が 少ないので是非多くの方に興味を持ってもらって挑戦して欲しい! と・・なつおとめの普及に力を入れています。 興味のある方には設備の作り方を指導してくれるそうです。 まずは那珂川町農林振興課までお問い合わせください。 (Tel:0287-92-1113) 夏には「なつおとめ」冬には「とちおとめ」365日苺がある 文字通り苺農家小池さん! 実際なつおとめの味は・・と言いますと・・?(・∀・)σ 甘みよりも酸味の強い苺です。果肉はやや硬めで型崩れしないし 傷みにくいので日持ちも通常の苺よりも長いようです。 ジャムにしても色が黒ずまないそうですよ♪ ケーキ屋さんやホテルやレストランなど・・ この時期使われているのはなつおとめだったんですね(笑) ♪(゚▽^*)ノ⌒☆ **4 今回小池さんからまだ生産量が少ないためなつおとめはお送りできないので・・と 「コシヒカリ10㎏」を5名様にプレゼントしていただきました! プレゼントご希望の方は那珂良しラジオ番組HPのプレゼント応募フォームから キーワードと「お米希望」と書いて番組へのメッセージを添えてお送りください♪ .:*・☆・゜・*:.(*^▽^*)ゞ。.*.。.:*・☆ ![]() |
様々な被害によって閉店を余儀なくされたお店も少なくありません。
そして直接被害はなくとも風評被害だったり
セシウム問題で大打撃を受けたのも事実です。
。:゚(。ノω\。)゚・
那珂川町谷田で主にシイタケを栽培していた農家小池さん宅でも
出荷直前にセシウムの基準値が引き上げられ出荷停止となって
しましました。
先のことも保障問題も進展しない日々にしばらくは
やる気を失いぼんやりとする毎日だったそうです。
(・´(エ)`・)
ところが・・小池さんは
このままでは自分がダメになってしまう!何かしなければ!
と奮起し・・奥様がとちおとめの栽培をしていたこともあり
「苺」に注目しました。とちおとめなどの11月頃から春までの
苺ではなく夏に生産できる苺を!!・・と。
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