[放送内容]2014年10月8日
那珂川の秋味☆落ち鮎っ!![]() 那珂川のアユは、急流で育つために ヒレなど姿が鋭く、 顔つきもスッとした美人(美鮎?)なのだとか。 自然の恵みも手伝って、那珂川のアユは 香りも良くて特に美味しいと 昔から評判なのだそうです。 やな場をのぞいてみると、 さっそくアユがかかっていました。 今年は比較的 小さいものが多いのですが 時たまこんな大物がかかることも。 ![]() 鮭もあがっていて びっくりしました(笑) ところで、“落ち鮎”というのは アユと別種の魚というわけではありません。 卵から ふ化して海で過ごしたアユたちは 春には“稚アユ”として川を遡上します。 川で なわばりを持ち、藻などを食べて育つアユ。 初夏頃には“若アユ”と呼ばれるようになります。 そして秋になり、成長して繁殖期~産卵期を迎えたアユは 海のある下流の方へと下って(=落ちて)いきます。 この時期のアユが“落ち鮎”と呼ばれるのです! 夏場のアユとはまた違った味わいと聞いて 炭火で ふっくらと焼いた 塩焼きを出してもらいました~♪ ![]() これ、全長20cm以上あるんです!! でかっっっ!!え、これが本当にアユ!? 「アユです(笑)中でもこれは大きい方ですね」 と高瀬さん。 子持ちアユで、厚みも3cm以上はありました。 持つと!重いっ!(笑) 「お腹が美味しいよ~」 ということで、まずはお箸で身を裂くと・・・ ふわっ、ほろほろ、ほっくほく。 食べると 脂がのって美味しい~。 お腹には他の内臓を押しのけんばかりに たっぷりの卵が!! ぷちぷちした歯ごたえがたまらない・・・! 夏の さっぱりとした味わいのアユと比べると 落ち鮎は香りや味に深みを感じます。 こーんなに大きいアユですが 夢中で食べてあっという間に完食! 私は、一匹でお腹いっぱーい!でしたが 皆さん、3匹くらい食べることもザラだとか(笑) 以前は年配の方が多かった観光やなですが 最近は若い方も多く訪れていて やな場で涼んだり、飲んだり食べたりして 楽しまれているそうです。 ![]() 「ここは眺めが良くて、空気も美味しいから それだけでも来る価値があると言ってもらえるよ」 と高瀬さんが嬉しそうに話してくださいました。 お食事処ではアユの塩焼きのほか、アユ刺し、 そのほかアユ料理、魚料理が堪能できます。 塩焼きは特に大きいものは600円、 普通より大きめのものだと400円くらいです。 屋内にもテーブルがありますが 天気の良い日は外のテーブルで川風を楽しみながら 大パノラマの風景を眺めるのがオススメ。 もう少し経つと、山が色づいて紅葉も楽しめますよ。 アユ漁は10月いっぱいまでですが 落ち鮎は11月になってからも提供しているそうです。 高瀬観光やな の やな開設期間は 今年は11月15日まで。 秋の風景と秋の味覚を同時に味わいに 行ってみてくださいね~~♪ *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・ 【高瀬観光やな】 住所:栃木県那珂川町谷田210 お問い合わせ:0287-96-3521 営業時間:午前8時~午後5時 やな開設:11月15日まで ![]() |
今シーズンもアユ釣りを楽しむ人たちを
たくさん見かけました!!
季節はもう秋、アユのシーズンも終わり・・・?
と思いきや
「この時期にしか味わえない、落ち鮎を食べてごらん!」
と周りからオススメされて
やってきました、那珂川沿いにある
高瀬観光やな ー!!
かなり古くから この地で やなを開設しているのだそう。
アユについて いろいろ教えてくださったのは
高瀬 洋三(たかせ・ようぞう)さんです。