[放送内容]2015年3月18日
白い豚?黒豚?茶色豚!![]() まず、茶色豚とはなんぞや? 正式にはデュロックと呼ばれる品種の 豚さんなのだそう。 見た目はこのように・・・ ![]() 全身、茶色い! そんなわけで、星種豚場では分かりやすく 「茶色豚」と呼んでいるのだそう。 星種豚場は字のごとく、元は 種馬ならぬタネブタを育て 交配用に提供するのを生業としていました。 現在は、茶色豚を主に飼育し 品種改良を重ねながら より良質な豚を生産・提供しています。 その品種改良の一端を担っているのが この最新設備! ![]() 妊婦さんなども使う超音波画像診断装置(スキャナ-)。 これをなんと茶色豚に使うんです! スキャニングすることでロースの断面積・背脂肪の厚さを測定。 1頭ごとの特徴をデータ化し、系統ごとに分析することで 買い手のニーズにより合致する豚を 提供できるんですって! そして星種豚場は豚を生産するだけじゃありません! 直営の「ばとう手づくりハム工房」、 また隣接の「田舎レストラン巴夢(はむ)」で 育てた豚を自ら加工・販売しているのです。 いわゆる六次産業、と呼ばれるものですね。 豚を知り尽くしている生産者が提供するからには!と 商品開発にもこだわり抜きます。 たとえば、ソーセージでは 「豚の赤みの部分と脂の配合」をとことん研究したとか。 実は私、取材より一歩早く レストラン巴夢の一番人気「とんかつ」を 食べていたんですよね~♪ 見よ!この厚みを!! ![]() 一口食べて、その柔らかさに驚き。 肉のやさしい甘みが口いっぱいに広がります。 そして、豚肉の脂身。 私、個人的にすごく苦手なんですよ・・・ 口に残るしー、味もなんかー、、、 って思いながら、えいっ!と食べると。 あれれれれれ??? 脂身が!!美味し―――い!!! 下の上でサラリと溶けて、 赤身とは違ったほのかな甘みが! これは感動! もともと茶色豚は脂も美味しい品種なのだそうですが より美味しくするために 星さんは飼料業者と話し合いを重ね 全体の何割をイモにして・・・と飼料の配合にも 細かに気を遣っているとのこと。 脂の融点にもこだわり、低く設定することで 口の中の温度でサラッと溶けるんですって! 通常の豚と比較した時の生産性の低さから 養豚家さんは敬遠しがちな茶色豚。 しかし、肉質や味など もともとが持つポテンシャルは非常に高いのだとか。 それをさらに美味しく提供できるよう 日々研究重ね、実践している星種豚場。 消費者に直接、その美味しさを届けるという 六次産業への取り組みも含めて、 今回の“農林水産大臣賞”に至ったわけなのです。 インタビューにお応えいただいた 星 正晃(ほし・まさてる)専務からは 「より安価な外国産豚肉が購入できると 日本の美味しい豚は割高に感じるかもしれません。 けれども、養豚家さんたちは 美味しい豚肉を食べてほしくて、様々な努力をし 想いを込めて育てていると思います。 ぜひとも日本の美味しい豚肉を 皆さんに召し上がっていただきたいです! 」 とメッセージをいただきました! そして、嬉しいお知らせも♪ 「ばとう手づくりハム工房」では3月中、 ハム・ソーセージが全品2割引!!! 赤身とサシの編み出す絶妙なハーモニーを ぜひ、皆さんも体感してみてください! レストランもオススメですよ~♪ *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・ 【ばとう手づくりハム工房】 住所:栃木県那珂川町小口1467-3 お問い合わせ:0287-92-8601 定休日:月曜日(月祝は営業、翌火曜休み) 同店内【レストラン巴夢(はむ)】 ※詳しい営業時間は下のリンクから公式HPへ! ![]() |
この茶色豚を育てている星種豚場(しゅとんじょう)が
平成26年度 全国優良畜産経営管理技術発表会で
優秀な実績を収めている畜産家として
最優秀賞“農林水産大臣賞”を受賞しました!
なんと栃木県では19年ぶりの快挙!
おめでとうございまーす!!