[キラリ!日光]2013年1月3日
今回は巳年特集ということで・・・日光ゆかりの蛇スポットを教えてもらいに、日光市役所文化財課の亀山俊和さん(通称カメちゃん)にお話しを伺ってきました!(写真左が亀ちゃん)。
![]() ・まずは戦場ヶ原の蛇と百足(むかで)の伝説。男体山の神様が蛇に、群馬の赤城山の神様が百足に変身して、中禅寺湖とかをかけて争ったんだって。その時の戦いが今も地名に残っているそう。
例えば・・・赤沼は、二つの神の化身の血が流れて赤い沼になったとか、現在の「菖蒲が浜」は「勝負」のあて字もあって、そこで両者の決着がついた、とか色々諸説はあるそうですが、伝説ってスゴイ! ちなみに下の写真は、亀ちゃんが蛇、こばちが百足になって戦った図、デス。テヘ。 ![]() ・それから山菅(やますげ)の蛇橋(じゃばし)の伝説。これは今の神橋のこと。
昔、日光を開山した勝道上人が大谷川を渡れずに困っていたら、深紗(じんじゃ)大王が現れて、背中にしょっていた蛇を宙に上げたらそれが橋となり、そこに植物の山菅がからんで、無事渡れることができ、日光を開山できたそう。 ☆ここでプチ情報☆ 深紗大王の御堂が神橋近くにあるよ。 神橋近くの小杉放菴記念日光美術館のゆるキャラで、深紗大王を模したものがあるよ。 ・それから干支の一つの彫刻として、輪王寺の三重塔と、東照宮の五重塔にそれぞれ蛇の彫刻があります。一つはとぐろを巻き、一つはすっとその姿を伸ばしています。見比べるのも面白いよ。 ・栗山地域には「蛇王の滝」などの名前があります。 ↓↓☆今年お目見えの蛇オブジェ☆↓↓ ![]() なんとっ 噂を聞きつけてこばち、日光二荒山神社 中宮祠に行って来ました!
そこには、、、白い大蛇が!! そのお姿、伸ばすと体長およそ10メートル! 直径は20センチくらいの大きな白い蛇が、とぐろを巻いて中宮祠の境内にどーんっ と、おります。 ![]() 金色の目をした白蛇さまの名前は「奥日光の大蛇」。口には勝利と書かれた玉を加えておいでです。
もちろんこばちも手を合わせて・・・皆さんにとっても、こばちにとっても、いい年になりますように!! ![]() |