[キラリ!日光]2013年10月31日
「日光まいたけ」の謎を解明してきました!!![]() 詳しいお話を伺いに、明治の館グループ「日光きのこ園」の沼尾金一さん(写真↓右)に会いに行って来ました。
沼尾さんは大学卒業後、趣味のきのこ研究に10年ほど費やしたそう。きのこ界では永遠の謎だったまいたけ栽培に、日本で初めて成功したのは30半ばの頃。それから勤めていた会社を辞して「日光きのこ園」を起ち上げたそうです。 それから33年の時が流れて・・・沼尾さんがきのこに対する揺るぎない愛情を今でも持ち続けていられるのは、幼い頃にお父様と一緒に登った日光の山でのきのことの出逢いが原風景にあるからだそうです。 日光まいたけの歴史は、山の恵みの本物の味を知る沼尾さんだからこそ辿り着けた「究極のきのこ道」と言えそうです。 ![]() 県内で購入できるのは、東武宇都宮駅のデパ地下(写真↓の状態で陳列されているそう)。スーパーでは「やおはん」、鹿沼店や今市店で毎日買えるそうです。県外では東京や横浜の有名デパート店に出荷されています。
沼尾さんおすすめのご家での食べ方は、天ぷらとフライ。パン粉をつけたフライとは・・・驚きですっ!! ![]() こだわりは、大量生産では成し得ない小規模生産だからこそ手をかけられること。一つ一つ丁寧に目を配ります。
まいたけ作りの名人になる為の必須条件は、五感の研ぎ澄まし、だそうです。天気によるまいたけ君の変化に応じて、温度や湿度、日当たりなど色々を調整しなければなりません。声を出せないまいたけ君の声なき声に耳を澄ます・・・繊細な作業が毎日休みなく続きます。 何より第一に大切なのは、きのこを好きなこと♡♡♡だそうです。 ![]() そんなきのこマスターの沼尾さんはじめ、お弟子さんやお手伝いの方々の手をへて我々の胃袋を満たしてくれる秋の恵み。
プロの料理を味わいたいという方には、直営レストランをおすすめします。 ・「明治の館」では、日光まいたけの鉄板焼と、オリーブオイル焼。 ・霧降の滝近くにある「山のレストラン」では、日光まいたけのポタージュとバターソテー、ルッコラのサラダ。 ・神橋近くのレストラン「みはし」では、日光まいたけのクリームスープと鉄板焼き、そして天ぷらとフライが食べられます。 いやあ~ 文字列を見ているだけで、お腹がなってしまいそう・・・ 是非この機会にご堪能ください! 日光まいたけ大満足。イエイ!! ![]() |
ちなみにこちら(写真↓)が噂の、出荷前の日光まいたけ君。ろう袋に大事に入っています。ふりふり部は「葉」、支える部分は「茎」と言います。