[さくらカフェブレイク]2013年3月6日
*2013フェスティバル~はたらく車を体験しよう!~*![]() 「2013フェスティバル~はたらく車を体験しよう!~」は大きく4つのゾーンに分かれています。
○はたらく車ミュージアム 日頃見ることはあってもなかなか近くで触れる機会がないようなはたらく車の展示ゾーン。 バス・トラック・消防車・パトカー・特殊車両を展示。 はたらく車を身近に感じてもらえるスペースです* ○ステージゾーン ジャズ・オールディーズ・ロック・ポップスなど 地元バンドの方々の演奏をお楽しみいただけます♪ ○おいしいゾーン さくら市のおいしい食べ物をたくさんご用意しています。 色々ご覧いただいてちょっとお腹が空いたらこのゾーンへ! この日のためにさくら市と三菱ふそう共同で開発した(?!)はたらく車カレーも登場!! ○体験ゾーン 大型のトラックやバスなどのはたらく車を体験しよう!! どういう場所でトラックやバスが開発されているのかを一度見ていただきたい。 という想いで体験ゾーンを用意しました。 バスやトラック(助手席)に乗って3.5㎞の高速周回路のコースを走ろう* 三菱ふそうのトラックやバスがフルラインナップで登場!! トラックに乗れちゃうの?! 見かけることはあれど乗る機会なんてめったにないトラック。 私も乗ってみたい・・・!! そんな願いを諸隈所長は快く「いいですよ!」と受け入れてくれ いざ トラックの試乗へ!! 用意してくださったのは イベント当日も登場する25tトラック・スーパーグレート。 全長12mもある大きなトラック。 このトラックが街中を走っていたら迫力ありますねえ!とはしゃぐ私に 「そうですね。街中を走っているトラックの中でも一番大きなトラックです。」 と ご案内してくださったのは三菱ふそうトラック・バスの広報部・市原雅人さん。 お子さん達もきっとこのトラックに乗れるなんて大はしゃぎ間違いなし。 だっていい大人の私でもはしゃいじゃうくらいですもん。 笑顔の素敵なドライバーさんに迎えられ いざ 搭乗!!! うんしょ おいしょ。 っと 高い階段を2段上って ようやく自分の背丈(157㎝)と同じくらいの高さにある座席につく。 トラックの中は想像以上に広い!! ドライバーさんとの距離も遠い!! 窓も広くて がたがたうるさくなくて なんだかトラックって乗ってるだけで気持ちいい!! なんて まだ走ってもいないのに驚きの連続。 では ヘルメットをかぶって 出発!! ![]() コースは6車線もあるとても広い道路。
両脇は自然に囲まれ 遠くに山々が見えてちょっとドライブ気分♪ ただ 普通の道路と違うのは・・・ 曲がり角のカーブの所の道路が傾斜になってるんです。 つまり 角を曲がる時 トラックの車体自体も斜めに傾きながら曲がる。 というわけ。 これを「バンク」というそうですが 走行速度によって傾斜の角度は早ければ早い分 急になります。 始めは時速60㎞で走っていた我々のトラックも 速度を上げていき時速95㎞に。 その速度で傾斜ゾーン(バンク)に入ると・・・ かなり体が斜めの状態に!!! 横についてるバーを握る手にも思わず汗が。 ちょっとしたアトラクションに乗っているみたいで大興奮!! 他にも轍ゾーンやノイズゾーンなど色々なゾーンが。 あえてのぼこぼこ道に突き上げ道。 そうして乗り心地を体験。 「これで自分がどんなことを感じるか。お客さんがどう思うかとか。 そういうことをテストしています。」 と ドライバーさん。 このような傾斜やでこぼこ道を 何度も何度も走ってテストをして車が作られていくのかと思うと 今度バスに乗る時の気持ちもちょっと変わりそう。 そんな私の感想を嬉しそうに聞いてくれているドライバーさんは やっぱり車が大好きで三菱ふそうトラック・バスに入社されたそう。 「開発に携われて 良かったと思っています。 町で自分が開発に携わった車を見かけると やっぱ嬉しいですねえ。」 と 本当に嬉しそうな顔でお話ししてくださったドライバーさん。 「あとはお客さんがどんな感じで乗られているのか っていうのが知りたいところ。というか興味がありますね。」 と。 普段研究所にいるとなかなかお客さんと接する機会が少ないのかもしれませんが このようなイベントで直接お客さんに触れ合えて お客さんにとってはもちろんですが 研究所の方々にとっても とても楽しみなイベントなのかな*って思いました。 ドキドキと感動のトラック試乗体験。 このトラックの試乗は10時15分と12時45分に整理券が配布されますので 整理券をゲットしてトラック試乗にレッツトライ! さて 楽しいトラック試乗を終え再び諸隈所長の元へ。 まもなく震災から2年。 このイベントは東日本大震災から2年たったこのタイミングで開催する。 というのにもある理由があるんです。 2年前の震災直後に三菱ふそうの親会社「ダイムラー」が ヨーロッパ中からトラックをかき集めて20台もの悪路を走るトラックを準備し 復興の地域へと寄贈されました。 その20台のトラックは一度喜連川研究所に全車が集まり ここ喜連川からスタートして東北へと向かったのです。 トラックのボンネットには三菱ふそうのみなさんの熱い応援メッセージが書かれ みなさんの想いと一緒に東北へと走って行ったのです。 「我々の気持ちがみなさんに伝わってればいいな。と思います。」 と諸隈所長。 2年たった今月。 ゼトロスという一番大きなトラックが喜連川に帰ってきます。 諸隈所長曰くゼトロスは 「4輪駆動と6輪駆動というトラックでも本当に変わった車。 道のない所でも走れちゃうんです。 津波の被害の一番ひどかった所に送り込まれまして まずは道を作るために瓦礫を撤去しましょう。という活動に使われました。」 ![]() このイベントでは被災地で活躍したそのゼトロスも展示されます。
震災から2年経った今でも まだまだ復興への力が必要なのが現状。 「復興のために日本全国から色んなトラックが集まってきている状況ですので 車両の整備をしっかりとやる拠点を作ろう。ということで 今年また新たに東北に拠点がオープンしました。 今後はそのような側面からサポートしていきたいと思っています。」 と諸隈所長。 このイベントはさくら市と三菱ふそうがタッグを組んで開催される初めてのイベント。 開催の運びになった理由としても震災の影響があったようです。 三菱ふそうトラック・バス株式会社の喜連川研究所は1980年にできました。 喜連川の工業団地の先頭を切ってできたにもかかわらず 仕事内容がトラック・バスの開発の最先端をいっているため 地域の皆さんに中をご覧いただくという機会がこれまでになかなか設けられませんでした。 そんな中 2年前の震災で喜連川研究所も被害に合い 以降 さくら市とのコミュニケーションがかなり増えたのがきっかけで 「地域の皆さんとの交流を深める機会を設けたい。」 互いにそんな想いを話すようになったそう。 そうしてこの度念願叶い開催されることになった 「2013フェスティバル~はたらく車を体験しよう!~」。 「どんな所でトラックやバスを開発しているのか。 その辺を皆さんに見ていただいて ああ こういう形で車ってできていくんだ。というのを 知っていただけることが 一番私たちは嬉しいです。 日頃なかなか触れることのできない はたらく車に直に触れていただく。 ということも非常に楽しみにしていただけるんじゃないかなと思います。 おいしいものも沢山準備していますんで ぜひお越しいただきたいと思います。」 と 諸隈所長。 普段町を走っているはたらく車。 このような機会がなければ 触れることも乗ることも もしかしたら一生なかったかも。 身近なようで どこか遠い存在に思えていた救急車やパトカーなども身近に感じられる。 研究と努力と想いを込めて作られているはたらく車に あなたも会いにきてください* ![]() ≪2013フェスティバル~はたらく車を体験しよう!~≫
日時:平成25年3月17日(日) 10時~15時 場所:三菱ふそうトラック・バス株式会社 喜連川研究所 栃木県さくら市鷲宿4300番地 入場無料 *トラックの試乗は10時15分と12時45分に整理券が配布されます* お問い合わせ:028-686-6621(さくら市生涯学習課) ![]() |
3月17日(日)に三菱ふそうトラック・バス株式会社 喜連川研究所で開催される
「2013フェスティバル~はたらく車を体験しよう!~」。
詳しいお話を伺うべく 会場にもなるさくら市鷲宿にある三菱ふそうの喜連川研究所にお邪魔しました。
研究所の敷地内にはたくさんのトラックやバスがずらり。
移動は車で。ってなくらい とにかく広い!!
その敷地面積117万㎡!!
・・・と言ってもなかなか想像つかないかと思いますが
敷地内には世界最大級の規模を誇るトラックやバスの試験コースが備わっていて
トラックやバスなどの開発やエンジンの研究が行われています。
さて こちらで一体どんなイベントが行われるのか
三菱ふそうトラック・バス株式会社 喜連川研究所の所長・諸隈 弥さんにお話を伺いました。