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[さくら生リポート]

2015年2月25日

鐵竹堂!!

「てっちく♪てっちく♪てっちく♪てっちく♪鐵竹堂で雛めぐり!
ノースノースノスタルジーで明治の香り!
てっち~く♪てっちーく♪てっちーく♪鐵竹堂!(byようかい体操第一)」

こんにちは~!!さくらFMのリポーターLaughです!!

2月25日の生レポート、僕は栃木県さくら市氏家の栃木県指定文化財にもなっている「鐵竹堂 瀧澤記念館」に行ってきたんです~!!
こちら、普段は入場することができない場所なんですが、2/21~3/3の期間中、雛めぐりの会場として特別公開されていまして、それと合わせてこちらではつるし飾り大正時代の着物の展示を行っているんです。

今回、お話をお伺いしたのは雛めぐり実行委員の「粕谷明美(カスヤアケミ)」さん。

粕谷さんは実は2月11日の雛めぐりの生レポートでも出演いただいて、今回も忙しい中、ご出演してくださったんです♪ありがたい!!

今回、粕谷さんにこの鐵竹堂とこちらで展示されている数々の雛人形などを紹介していただきました。

まず、鐵竹堂に入る前に長屋門をくぐるんですが、そのとたん、空気感が変わるんですよ。

道路沿いにある鐵竹堂。なのに敷地に入ったとたん、凛とした空気が漂って・・・。

建物に向かうまでの間、大きな木々が生い茂り、何やらどこかの古寺に足を踏み入れたかのような気分に・・・。

この場所がただものではない感じがしました。

この鐵竹堂ですが、明治時代に実業家の瀧澤喜平治によって建てられたそう。
当時、宇都宮で行われた陸軍大演習の際に明治天皇の休憩所に充てられ、こちらで休まれたそうです。
鐵竹堂には明治時代、その当時の重厚さを感じることができる家の作りとなっていて、漆塗りのトイレ、格天井、金箔の貼られた襖、電気のカサなど。

この堂内にあるものは約120年間、一度も取り替えられることはなく、大切に保管され、今でも綺麗な状態を保っているんです。

たしかに足を踏み入れたとたん、目に付くのはそういったアンティークな家具の数々。

ガラス製のランプシェードもよくよく見ると形が少し歪で当時の職人の方の手作業で作られたものなんだと感じられました。

ん~、とってもノスタルジー。

そして今回、こちらで展示されていたものですが、まずは入口入ってすぐ、小さな着物が。
オレンジ色と青色の着物に花柄のベスト?チョッキ?が。
こちらは子供用の着物で、当時、瀧澤家の子供が着ていたものだそう。

子供用とは言え、華やかさもありますし、何よりも本当に120年間も経っているのかと思うほど色鮮やか。

さらに進んでいくと、花嫁衣裳まで飾られていたんです。
右側に赤をベースに白などのカラフルな花柄の花嫁衣裳。一方は黒地に鶴の絵が描かれたものが飾られていたんです。

ん?花嫁衣裳なのに黒色なんだ?と思っていると粕屋さんが

「当時は黒色が流行だったのよ。むしろこういった鮮やかなものは少し後に流行ったんです。明治時代の頃はこういった黒い花嫁衣裳を着ることが多かったんですよ。」
へぇ~。時代によってそんな違いがあるとは・・・。

それから案内された先は床の間。床の間にはなんとも大きな御殿飾りが!!
漆塗りの屋根には菊の紋が施され、小さいながらも細部まで作りこまれた御殿飾り。
なんとこの御殿飾り、この床の間の大きさに合わせて京都の宮大工に作らせた特注のものだそう。

もちろん、明治時代に作られたものでこれだけ立派なものはそうそう無いそうです。
是非、人形の表情にも注目して見ていただきたい!!驚きですよ~!!

そして最後に見せていただいたのが明治天皇がお休みになられたというお部屋。
こちらは天井が格天井といって格子状になった天井はほかの部屋よりも天井が高いんです。
それはやはり、明治天皇への経緯を表しており、この部屋で心からくつろいで頂きたいという瀧澤家の想いを感じることができました・・・。

この鐵竹堂は3月3日までの限定公開となっています。
雛めぐりの展示と合わせて是非、ご覧になってください♪
きっと、ノスタルジーな世界観に浸ることができますよ!

というわけで栃木県さくら市にございます「鐵竹堂 瀧澤記念館」からLaughがお送りしました!


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