[たかね・ざ・わンダフル]2012年8月29日
宇津救命丸 一万燈祭り![]() 会場に入ると、小さなお子さんからお年寄りまで多くの方が訪れていました。
宇津救命丸の歴史ある建物や日本庭園の雰囲気と相まって、 昔にタイムスリップしたような素敵な雰囲気です。 ![]() 宇津救命丸の代表取締役社長の宇津善博さんに、このお祭りの復活した経緯をお聞きしたところ、
昨年の東日本大震災で高根沢町も大きな被害を受け、地元に何か貢献できることはないかと考え、 復興を祈願してこの「一万燈祭り」を開催するに至ったということです。 祭りでは、にじいろ保育園とのびのび保育園の園児たちが、 元気にお神輿を担いでいました。 お神輿は全部で3台で、そのうちのひとつは手作りのアンパンマン神輿でした。 子どもたちにお神輿が重くないか聞いたところ、「重くない!!」と元気な返事が返ってきました。 ![]() お神輿を担いだ子どものお母さんは、 「子どもの楽しそうな姿が見られてよかった。 高根沢が誇る大きな企業さんなので、これからもお祭りを続けて、皆に知ってもらいたいと思う」 とおっしゃっていました。 またご夫婦でいらっしゃっていた男性は 「初めて資料館を見せてもらって、昔の薬の作り方を見て感動した。」 と薬の歴史に思いをはせていらっしゃいました。 ![]() |
子どものお薬で有名な宇津救命丸は、高根沢発祥で、400年以上の歴史を誇ります。
その伝統ある宇津救命丸で開かれていたお祭りが、この度55年ぶりに復活し、地元の方々を招いての開催となりました。
この日、宇津救命丸の敷地を囲むようにして、燈が並んでいました。