[たかね・ざ・わンダフル]2013年2月20日
宝積寺アクアセンター![]() アクアセンターは一般家庭から流れてきた残排水などをきれいにして、 鬼怒川に戻し、河川の水質保全を行っているそうです。 オキシデーションディッチという処理法を採用していて、 一般の処理法とは違い、汚水が水槽をぐるぐると循環して浄化されます。 この処理方法だと維持管理が簡単で、省エネにもつながるということです。 このアクアセンターでどんな風に下水処理が行われているのか、 実験でおしえていただきました。 このビーカーには微生物がたくさんいて、汚水に含まれる有機物を分解しています。 ![]() 微生物が活発に働くよう、空気を送り込んでいます。
分解が終わると、汚泥と水を分ける工程に移ります。 ここで高分子凝集剤を入れることで、写真のように汚泥同士が集まって、 水と汚泥にきれいに分かれます。 ![]() この作業をやっている機械を見せていただきました。 ![]() 汚泥同士が集まり出しています!
ここから汚泥を取り除き、きれいになった水を消毒して鬼怒川に流します。 上下水道課の鈴木さんは 「高根沢町は農業の町でありますので、 安心安全な農作物を皆さんに届けたいという気持ちがあります。 そのためにも、水は少しでもきれいにして鬼怒川に放流して、 そして皆様に美味しいお米や野菜を食べてもらいたいです。」 と語ってくれました。 農業には水が欠かせませんから、農作物が自慢の高根沢として水にも真剣に向き合っていらっしゃるのだなと思いました。 私も自分自身の水の使い方を見つめなおしてみようと思います。 |
米どころ高根沢はどんなふうに水と関わっているのでしょうか。
早速、アクアセンターにお邪魔すると、
芝生とコンクリートで整備された広大な土地が広がっていました。
嫌な臭いは一切せず、下水処理施設といった感じはしませんでした。
高根沢町上下水道課の鈴木さんと、
ここの管理をしている水ing株式会社の田口さんに詳しくお話を伺いました。