[たかね・ざ・わンダフル]2013年9月18日
食用油をリサイクル!バイオディーゼル燃料化![]() 高根沢町では、家庭や給食センターで出た食用油を回収し、 バイオディーゼル燃料にリサイクルしています。 バイオディーゼル燃料は軽油の代わりに使用することができるため、 これで給食の配送車2台を走らせています。 このバイオディーゼル燃料は環境に優しく、 CO2がゼロという計算ができます。 どういうことかというと…… バイオディーゼルは植物性の燃料で、 使うことでCO2は排出しますが、 植物が育った過程でCO2を吸収した分を排出しているだけなので、 プラスマイナスゼロというわけなんです! これを「ゼロエミッション」というそうです。 こちらがバイオディーゼルを精製する機械です。 ![]() メタノールと苛性カリを反応溶剤として入れ、 反応タンクで反応が進み、次第にBDFが精製されます。 だいぶ綺麗な色になるんですね~! ![]() さて、バイオディーゼル燃料を使って走っている 給食の配送車がこちら! ![]() 走り出すと排気ガスは白く、てんぷらのようなにおいが漂ってきました!
なんだか美味しそうだと思いましたが、 毎日嗅いでいると「もういいよ」という気分になるそうです笑 今のところ、精製された燃料は給食の配送車にしか使われていませんが、 今後はさらに利用範囲を拡大していきたいと話してくださいました。 みなさん高根沢町全体が天ぷら臭くなってきたら、 バイオディーゼル燃料が広まってきた証拠だとお考えください☆ |
使用済みの油を燃料にするバイオディーゼル燃料化の取り組みについてお聞きしました。
この取り組みは2006年に始まり、県内では高根沢町が初めて導入したそうです。
お話を伺ったのは、導入時から携わっている
高根沢町役場 環境課の 金澤 公二さんです。