[齋藤さんの栃木市ラブ]2013年2月4日
落語家・春風亭柳橋さんをご紹介♪![]() 扇子は名前入り、
手ぬぐいは、名前の柳橋から取って「柳」が描かれています。 この落語家さんにとって重要なものを使って いざ、挑戦!! 扇子で一番使われるのは、そばをすする動作 思い切りそばをすすり最後には、鼻をすする。 柳橋さんは、とっても簡単そうに あたかもそばを食べているかのように おいしそうにすすっていらっしゃいましたが・・・ ![]() もちろん、経験のない私、
すかっとした音しか出ませんでした。 ![]() この扇子をよじるように動かせば、
舟のきしむ音なども表現することができます。 手ぬぐいを紙に見立てて、 扇子を筆に見立てて字を書いている動作。 これは、扇子の下の方を持つとペンに 扇子の上の方を持つと筆を持っているように見えるのです。 小説家なら前者、 武士なら後者の方法で扇子と手ぬぐいを使います。 このように場面や登場人物に応じて話を進めるには、 「人間観察」が大切だそうです。 人の様子をよく見て芸に反映するそうです。 面白い話で、お酒が飲めない人の方が 酔っぱらった人を演じるのがうまいと言われています。 それは、お酒が好きな人は、自分が酔っ払い、 酔っ払いを見る機会がないから。 でも、飲めない人は、お酒の席で嫌でも 酔っ払いを目にするからだそうです。 なるほど・・・!!その通りだなと思いました。 ![]() 落語には、人間観察力ももちろん、
その方が普段どのように周りに対して振舞っているか、 人の心や動きをくみ取ろうとする力が そのまま芸に反映されるのだなと感じました。 落語は、 その方の人となりそのものなのかなと思いました。 さて、先週に引き続き、告知です!! 「新春小江戸寄席」開催!! 江戸落語の春風亭柳橋さんはもちろん、 上方落語の笑福亭鶴光さんもご出演されます。 江戸落語・上方落語の違いも堪能できる寄席です!! 日時:2月9日(土) 午後2時開演 場所:栃木市栃木文化会館 チケット:お1人様3千円(500円の食事券付き) お問い合わせ:栃木市栃木文化会館 0282-23-5678 みなさんもこの機会に是非、 小江戸栃木で、落語を楽しんでみてくださいね。 春風亭柳橋さん ご出身:茨城県の古河市 ご経歴:栃木高校卒業 大学卒業後、サラリーマン生活を経て、 七代目の春風亭柳橋さんへ入門 平成20年には、春風亭柳橋を襲名。 現在は、8代目春風亭柳橋として、 東京での寄席を中心に、全国各地でご活躍。 栃木市でも毎年、落語の講演。 ![]() |
落語家のみなさんがお使いになる「扇子」と「手ぬぐい」です。