[宇都宮調査ファイル]2013年8月23日
『宇都宮に潜む…謎の石像群を探れ!』≪調査隊長Oの調査結果まとめ≫ ◇お地蔵さまの正体とは!? 『羅漢の会』の人たちがつくった、“羅漢像”!! その羅漢像には、先祖供養や大震災供養など、理由はそれぞれだが、 祈りや強い思いが込められている。 ◇羅漢像を置き始めたキッカケは… 1997年に、当時の宇都宮市立中央公民館・昭和分館 (現在の昭和地域コミュニティセンター)の公民館長であり、 檀家の福田栄さん、同じく檀家の仲間を集めて、『昭和石彫の会』を発足。 福田さんが、祥雲寺の住職:安藤ミンシさんに、会員さんが彫った石像の安置を 依頼したところ、半年間限定という約束で承諾してもらい、活動スタート。 期間が終了しても、会員さんから続行の希望がたくさんあったため、 1997年11月、改めて祥雲寺の境内に祀る羅漢像をつくる 『羅漢の会』として、発足。 ◇『羅漢の会』について。 ・主に、祥雲寺境内にある作業所で、羅漢像を彫っている。 ・現在、会員は16名。 ・会員は60~80代の方が多く、最高齢は86歳の男性。 ・檀家の方はもちろん、檀家でなくても、家族や知り合いに誘われて、 始めた方もいる。 ・羅漢像の種類は、立像(約1m、250kg)と座像(約60cm)の2種類がある。 石は、素人さんでも彫りやすいように、栃木県で採れる“芦野石”という石を つかって掘っている。 ・会費(石代)が必要だが、何体でもつくっていい。 ・会員の中には、1年で2体つくる人や、会員になってから今まで、 26体(最高数)つくったというツワモノも。 たくさんつくっている人は、もはや職人の域。 ・目標は、500羅漢をつくること! ・作業所には囲炉裏があり、みんなで囲炉裏を囲んで、 和気あいあいと雑談するのも楽しみの一つ♪ 写真は、『羅漢の会』の会員の皆様!! *『羅漢の会』からのお知らせ* 『羅漢の会』では、現在会員を募集しています。 檀家である・ないに関わらず、興味のある方はぜひ一度、 見学に行ってみてくださいね! 活動場所:栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16(祥雲寺境内) 定例会:毎週土曜日、午後1時~(8月はお休み) 会費:月額1,000円(3ヶ月毎集金) 立像と座像で値段が違う。先生に払うお金と、石代。 石代、開眼法要費、安置費含め 講師:「こんの石材店」2代目の金野敏明先生。 補足情報:定例日には講師の指導を受けられるが、 平日など好きな時間を選んで作業ができるのも魅力。 詳細は、『羅漢の会』会長の齋藤 国仁さんまで。 TEL:090-2548-1369 *祥雲寺インフォメーション* 祥雲寺では、しだれ桜や西国三十三所観音霊場の観音巡りなどの見どころがあり、 石像を彫る、『羅漢の会』のほかにも、週1回の陶芸会や、 お茶、お花の会など、さまざまな同好会があります!! お問い合わせは、祥雲寺まで。 住所:栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16 電話:028-622-5719 HP:祥雲寺報 写真は、今回調査にご協力いただいた、 (右から)、『羅漢の会』会長の齋藤 国仁さん、祥雲寺住職の安藤ミンシさん、 『羅漢の会』の会員の皆様に石彫りを教えている、金野敏明さん。 *** 『宇都宮調査ファイル』では、 みなさんから 宇都宮にまつわる 素朴な疑問、 大小さまざまなナゾを 随時大募集しています! いただいた 疑問をもとに、スタッフが全力で 取材・調査いたしますよ! 調査対象に選ばれたかたには、宇都宮餃子会から 加盟店の餃子・10人前相当をプレゼント! みなさんからの調査依頼、お待ちしています! ★おまけ★ 『羅漢の会』の作業所風景♪ |
宇都宮のナゾを紐解く『宇都宮調査ファイル』★
このコーナーでは、リスナーの皆さんから 宇都宮にまつわる 大小様々なナゾを募集し、
番組独自に取材・調査、報告していきます!
今回の調査テーマは…!?
「宇都宮に潜む…謎の石像群を探れ!」
ラジオネーム:茶の葉さんからいただいた調査依頼です。
≪調査依頼内容≫
『今年の春に、祥雲寺にある、しだれ桜を見に行った時、
まるで 珍百景のような光景を目にしました。
というのも、なんと…無数の、お地蔵さまのような石像が、
お雛様のように、段々に重なって、並んでいたんです!!
このお地蔵さまの団体は、一体なんなんでしょうか!?』