[番組で紹介した作品]2020年7月31日
【おすすめの本】 いつもひとりだった、京都での日々 |
2020年7月24日
【おすすめの本】 読む薬~読書こそが万能薬アチーブメント出版/単行本/176ページ
五十嵐良雄 (著)、 日本読書療法学会 (監修) 内容 一般社団法人東京リワーク研究所所長で、精神科医・医学博士でもある五十嵐良雄氏の著書で、”読書”を通して、 「快眠効果」に「幸福度アップ」、「寿命まで延びる」というBOOKセラピーを紹介している。 読書には驚くべき健康効果がある! <おすすめポイント> ・どんどん本を読もう! ・苦手な人は20ページ読んで、面白みがなければ、別の本に変更しちゃえ! |
2020年7月17日
【おすすめの本】 濹東綺譚(ぼくとうきたん)新潮社/文庫/144ページ
永井 荷風 (著) 内容 小説「失踪」の構想をねりつつ私娼街玉の井へ調査を兼ねて通っていた大江匡は、娼婦お雪となじむ。彼女の姿に江戸の名残りを感じながら。―二人の交情と別離を随筆風に展開し、その中に滅びゆく東京の風俗への愛着と四季の推移とを、詩人としての資質を十分に発揮して描いた作品。日華事変勃発直前の重苦しい世相への批判や辛辣な諷刺も卓抜で、荷風の復活を決定づけた名作。 <おすすめポイント> ●大正~昭和期初期、当時の街の描写がリアルですごい! |
2020年7月10日
【おすすめの本】 正直、旅は僕らのコントより面白い単行本/産業編集センター/224ページ
春道 (著), (櫻間 心星, 林 高士) 内容 M‐1一回戦敗退芸人が、放浪の旅に出た。74ヵ国。弱冠20歳の受難巡礼記。 著者、春道(はるみち)について 1997年東京生まれの櫻間心星と1996年生まれの林高士によるお笑いコンビ。 中学生の頃から旅に取り憑かれていた心星(じんせい)がお笑い養成所を卒業後、 番組企画でもないのに単身アメリカ横断を決行。帰国後すぐに、どこからの依頼もないのに相方を巻き込み 世界一周へ。心星の旅の目的は「人生の絶景に出会うこと」海外初の高士の旅の目的は「芸人らしい童貞喪失」。 <おすすめポイント> ●世界一周の旅をした気になれる! ●事実は小説より奇なり。 |
2020年7月3日
【おすすめの本】 散歩のとき何か食べたくなって池波正太郎 (著)
新潮社 649円 映画の試写を観終えた後や、時代小説の取材で散策中訪問した実在するお店が登場。 洋食、鮨、蕎麦、どぜう鍋、馬刺から菓子にいたるまで、折々に見つけた店の味を書き留めた食味エッセイ。 <おすすめポイント> 池波さんの足跡をたどれる1冊。 本を片手に昭和の雰囲気を追体験してみて。 ※すでに無いお店もありますのでご注意。 |
宋 欣穎 (著)、 光吉 さくら (翻訳)
(内容)
各国の映画祭を席巻したアニメ『幸福路のチー』の女性監督、宋 欣穎(ソン・シンイン)がふりかえる、京都で暮らしたかけがえのない日々のエッセイ。
映画を学ぶためにやってきた京都には、それぞれに寂しさを抱えて、でもとっても魅力的な人びとが暮らしていた。
下宿のちょっと不気味な大家さん。まっくらな部屋に住むクールな美人の雨女。清水のお告げにすがる、後輩の留学生。舞妓さんを追いかけるお寺の跡継ぎ……。
京大生として過ごしたひとときを、率直でやさしく、ときに繊細な眼差しで描きだすエッセイ。
<おすすめポイント>
・あなたの知らない京都が、本の中にある
・淡々とつづられる街の様子が、とても伝わりやすい。