[番組で紹介した情報]2019年11月27日
今週は、宇都宮動物園☆では、その他の施設からのインフォメーションです。
まずは、「栃木県なかがわ水遊園」さんから。 12月といえば、クリスマス! 毎年恒例の「サンタの水中散歩」が、12/1㈰から始まります。 アマゾン大水槽で魚たちと泳ぐサンタクロースに、ぜひ会いに来てください。事前募集で、メッセージも受付中です。サプライズに、いかがでしょうか? また、冬の企画展「ライトアクアリオ2019-2020 スノーファンタジア~舞い降りる白い生き物たち~」も、好評 開催中です! 白い生き物達と光の演出が作りだす幻想的な雪の世界を、お楽しみください。 皆様のご来園を、心よりお待ちしております。 次に、「那須どうぶつ王国」さんから。 驚きと感動を提供する「那須どうぶつ王国」の通常 営業期間も、 今週で、最後です! 冬の営業を前に、冬のイベントがスタートしています。 わんにゃんリビングには、こたつを設置! こたつに入りながら、猫たちと触れ合えます。 年賀状の準備も、那須どうぶつ王国におまかせ! カピバラと一緒に写真を撮影して、年賀状に使いましょう。 スタッフが撮影することもできますので、お気軽にお声を掛けてください。 カピバラたちも温泉に入って、皆様のお越しをお待ちしています。 なお、今日、ご紹介した施設の詳しい情報については、 直接、それぞれの施設までお問い合わせください。 |
「宇都宮動物園の猛禽舎」
宇都宮動物園には、遊園地の入り口手前に猛禽舎があります。現在、この猛禽舎にはオオワシ・ホンドフクロウ・メンフクロウ・シロフクロウ・ハリスホークの5種の猛禽がいます。
猛禽とは、鋭い爪を持ち鋭い嘴をもったお肉を食べる鳥のことを猛禽といいます。フクロウの仲間やタカの仲間になります。ワシもタカの仲間になりますが、ワシとタカは何が違うのかわかりますか?
実は大きさが違うだけなのです。タカの仲間で比較的大きいものをワシと呼ばれます。
本日は、オオワシとメンフクロウを紹介したいと思います。
「オオワシについて」
名前の通り、とても体の大きなタカの仲間です。全長がオス約90cmメス約100センチほどで、翼を広げると2m以上にもなります。全身黒っぽい茶色で、翼の前と尾羽、脚の羽毛は白いです。嘴が大きく濃い黄色なのも特徴的です。
繁殖地はロシア極東のカムチャッカ半島などで、越冬のため、日本に南下してきます。冬になると、北海道や本州北部でみられる、日本では最大の猛禽です。
日本では天然記念物に指定されています。
宇都宮動物園では、♀のオオワシを1羽飼育しています。オオワシ自体攻撃的ともいわれますが、よくみてみるととても可愛らしい顔をしています。当園のオオワシは、獣舎のお客様側えいきのぞきこんでいたり、真ん中の止まり木で休んでいることも多いのでより大きさの迫力を感じられると思います。
「メンフクロウについて」
メンフクロウは、体長40cmほどの中型のフクロウの仲間で、オーストラリアやヨーロッパ、ユーラシア大陸、アフリカ大陸など世界中の広い範囲に生息しています。
名前の通り、お顔がお面のようにハート型で縁取られているのが特徴的です。このハート形の部分は微かな物音でもキャッチできるパラボラアンテナのような役目を果たしているそうです。
フクロウなので、とぶときに羽の音をたてずに獲物を捕まえます。
当園では、11羽のメンフクロウがいますが夜行性で日中は姿がなかなかみえません。獣舎上にある小屋からのぞいていることもあるので、上の方に注目してみてください。夕方くらいにとんでいることもあるので、閉園間際がチェックポイントです!
私も代番者として、エサを与えるときがあるのですが、物音をたてず獲物に近づき狩りを行うので、気配を感じさせずいつの間にか近くにいてこっちをじーっと見ていることもあります(笑)あの顔で(笑)
ぜひ、みなさん、猛禽類の鳥に会いにお越し下さい☆