[放送内容]2020年6月4日
馬頭広重美術館『浮世絵にみる 物語展』展示室1にて並んで展示されている
「双筆五十三次 桑名」 「月耕随筆 水江浦島」は どちらも 浦島太郎 のワンシーンを描いたもの。 「双筆五十三次 桑名」は 風景を歌川広重、 人物を三代豊国が担当した合作。 「月耕随筆 水江浦島」は 明治時代の浮世絵師・尾方月耕の作品で 水彩画のような色合いに惹かれます。 同じ物語をモチーフにしても 絵師や時代でいろいろな描き方があるんですね。 --- 展示室2の後半は 本に描かれた絵をメインとしたコーナー。 もちろん手に取ることはできませんが・・・ 迫力を感じてもらえるように!と 何点かはパネルで拡大展示されています。 声や音が聞こえてきそうなくらいリアル! もしや、日本のマンガの原点って これなのでは?なんて思っちゃいました。 ちなみに展示室や、ロビーにある エメラルドグリーンの看板。近づくと… あっ、キャラがしゃべってる!
見た人が思わずクスリとする演出もありますよ。 見つけてみてください♪ 今回の展示は絵師が総勢20名と さまざまな個性が楽しめるほか、 今もよく知られる物語がテーマの絵も たくさんありますので いつにもまして、見るのが楽しいですよ☆ 現在は入場制限を実施しているので 「行きたいのに行けない!」という方は 美術館の公式TwitterやYoutubeで 展示作品の一部作品を紹介しています。 ぜひ、こちらでチェックを。 また、以前の展示になりますが Google Arts & Cultureで 馬頭広重美術館 館内の様子が見られます。 来れない方は おうちで、 来られるようになったら ぜひ、現地で! 浮世絵をお楽しみください。 ---------------------------- 『浮世絵にみる 物語展』~6/21(日) 入館料:大人 500円 高校・大学生 300円 中学生以下 無料 障がい者手帳等をお持ちの方と付添い1名は半額 ------------------------ 【那珂川町 馬頭広重美術館】 住所:那珂川町馬頭116番地9 時間:9時30分~17時 ※最終入場は閉館30分前 休館日:毎週月曜日(祝日は開館)・祝日の翌日 お問い合わせ:0287-92-1199 ★6/4現在、入場制限をしています。 詳しくは公式HPでご確認ください。 |
一時休館していた 馬頭広重美術館。
5/19に再開しました!
(一部入場制限をしています)
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今回の企画展は
『浮世絵にみる 物語展』
有名な物語、武勇伝、歴史もの、
恋愛ものや マイナーなものetc...
"物語"を描いた浮世絵を84点展示。
学芸員の山内さんに案内してもらいました。