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2020年6月17日

6月 バリアフリーはビジネスの卵

今月の「バリアフリーはビジネスの卵」は、製品開発についてです。

僕が経営する、NPO法人アクセシブル・ラボでは、様々な企業からご依頼を頂き、商品やサービスの開発に関するコンサルティングをしています。その時、もちろん車いす目線は入れるんですけど、より多くの方が使えるようにする為に、視覚障害や聴覚障害の人からもヒアリングしています。普段の生活で感じる不便なことはあるか、それを自分なりにどう解決しているか、そして、今はできないけど、できたら嬉しいこと等を、雑談形式で聞きこみます。そうすると、僕のような下肢障害、車いすユーザーでは感じることのない、新たな気づきが沢山得られるんです。先日もある視覚障害の方から言われて、『なるほど!』と思うことがありました。そして、それができるようになることって、視覚障害者だけでなく、だれにとっても便利だよね!っていうものだったんです。


僕は、この類のコンサルティングをする時に、障害当事者を『リードユーザー』と位置付けて、どんどんチームに巻き込んでいきます。ここでいうリードユーザーとは何か?僕たちは、残念ながら不老不死ではないので、必ず年を取っていきます。高齢になってくると、耳が聞こえにくくなったり、目が見えにくくなったり、自分の足で歩くことができなくなったり・・・。障害当事者は、こうしたことを皆さんより『先に経験』していて、独自の解決方法を持っているんです。将来の水先案内人みたいな感じですかね。だからリードユーザーの意見を反映した、商品やサービスの開発は、これから益々進んでいく超高齢化の社会の中で、必ず役に立つと思います。

あと、『障害者でも使える』みたいな発想は絶対にしません。この考え方をすると、全部が全部そうではないんですけど、だいたいデザイン性がなくて、ダサいものになることが多いんです。例えば、機能は良いけどダサいアイテムって、使いたくなりますか?僕だったら嫌ですね。だれもが使いたくなるような、そして、持っていることを誰かに伝えたくなるような、アイテムの方がイイです。

今まさに、開発中に製品とサービスがあるので、公式に情報をリリースできる日が来たら、この番組でもご紹介させていただきますので、楽しみに待っていてください!

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