[Let's農!~たんたんマスターへの道~]2012年11月7日
~農具展で昔へタイムスリップ~![]() なんだここは・・・?!伝統的な古民家!
まさか、ほんとに昔にタイムスリップしてきちゃったの?? 古民家の中でお茶を飲んでる人がいたので、 何時代なのか聞いてみたところ… 「2012年の11月7日ですよ。あれ?いつみんじゃないの」 あれ・・・? 全然タイムスリップしてないじゃんー てか、前に城跡探検でお世話になった鈴木さんじゃないかー てことは、ここは歴史民俗資料館ですかー てな具合で、歴史民俗資料館で、 どうやら『農具展』が開かれているらしく、 そこで昔の農業について学ぶということですね! ![]() 鈴木さんに農具と昔の農業について教えていただきました!
農具展の会場には、数々の歴史ある農具がたくさん。 全部で59点もの農具があるそうです。 ![]() この鍬は備中鍬といって、
昔の人が手作業で田んぼに深く突き刺し、 田をおこすために使用していたもの。結構な重さがありました。 これを立て続けに一日中振り下ろしながら、 お米作りに励んでいたのですね。 ![]() こちらの唐箕(とうみ)という機械は、
収獲した籾(もみ)から、ゴミや未成熟の籾を取り除く道具です。 昔は、籾殻を脱穀するのも千歯コキなどで手作業で行ったので、 今のように正確にできるわけではなく、 藁やほこり、未成熟の籾が混じってしまいます。 この道具についているレバーを回すと、 羽根が回転し風が発生します。 その風によって、重さのない未成熟の籾やほこりなどを 吹き飛ばすという原理になっているそうです。 この唐箕も、一度ならず、何度も何度も不要物を取り除き 次第に、精米作業へと移っていくのだそうです。 昔の人たちは、相当な手間暇をかけて作業していたのですね…。 米俵一つにしても、不要な藁で、自家製で作ったんだそうです。 農具展に合わせて、昔の方の農作業の風景写真が飾ってありました。 その人たちは、とてもいい笑顔でした。 苦しいとか辛いなどの表情は見受けられません。 農業は、農具や機械が発展して、今では作業が非常に楽で 効率的になってきています。これも昔の方々の苦労あってのことです。 農業に対する「精神」も、それに甘えず、 日々進化できるように頑張っていきたいと思います! ****************************** 『農具展~なつかしの農具と発動機~』 期間:10月27日(土)~11月25日(日) 場所:歴史民俗資料館(高根沢町石末1825) 休館:月曜日 時間:9:00~17:00 料金:無料 ****************************** |
おひさまと、水と、土に感謝しながら
様々な農産物を作ってきた高根沢。
そんな高根沢の
農業の魅力を広く伝えるべく、
パーソナリティ五十嵐愛が
高根沢の農業とその精神を熟知する
「たんたんマスター」を目指し、
学び、挑戦するコーナー。
『Let's 農!~たんたんマスターへの道~』
突然ですが、昔の人たちが行っていた農作業といえば
今のようにコンバインで一気に稲刈りができるわけでもなく、
全て手作業で行う必要があった。それが当たり前だったのです。
収獲したお米も、まず米俵を作るところから始めなければならない。
農業というのは非常に苛酷だったのだ。
生きていくために、「農業」は不可欠であり、
とらえ方によっては「楽」であり「苦」でもある。
そんな農業がここまで進化してきた理由の一つには、
必ず、「先代の農家の方々の努力があった」に違いありません。
それが積み重なって、今、ここまできたのです。
ということで、
更なるレベルアップのため、
昔の農業について学んできなさいと言われ、
たかねざワープした先は、